家庭用サウナは後から置ける?種類やメリット・デメリットを紹介

サウナ好きの方なら、自宅でサウナを楽しみたいもの。
家を建てる時やリフォームするタイミングにサウナを埋め込むこともできますが、後からでも設置できるのをご存知でしょうか?
本記事では自宅に置くタイプのサウナについて、種類やメリット・デメリットを紹介します。

後からつけるなら据え置きタイプのサウナ

据え置きタイプとは?

据え置きタイプは、既存製品のサウナを家の中や外に置いて使用します。
家を建てる時やリフォーム時に埋め込むケースよりも設置工事が簡単で、そのぶん費用も安価です。
そのため、まずは手軽にサウナを楽しみたいという方におすすめ。
サイズやデザインのバリエーションも豊富で、一人用のコンパクトなものから家族で使える大きめのモデルまで選べます。
サウナの種類や施工する会社にもよりますが、費用相場は以下のとおりです。

・ドライサウナ(乾式):40万円~
・スチームサウナ(湿式):30万円~

据え置きタイプの種類

据え置きタイプのサウナは、屋内設置型と屋外設置型に大きく分けられます。

屋内設置型

・遠赤外線タイプ
電気ヒーターで温めるタイプ。温度が比較的低めでも発汗しやすいのが特徴です。
温度調整がしやすく、コンパクトで省スペース設計のものが多いです。電気式なので使いやすく、初心者にもおすすめ。
高湿度にはならないため、蒸気を重視する「ロウリュ」を楽しみたい場合は他のタイプが良いかもしれません。

・フィンランド式サウナ
電気や薪でストーブを加熱し、石に水をかけて蒸気を発生させるスタイル。いわゆる「ロウリュ」を楽しむことができます。
高温と湿度が調整でき、本格的なサウナ体験を自宅で味わえます。
注意点としては設置スペースが必要で、断熱処理が求められることがあります。

屋外設置型

・バレルサウナ
樽型のユニークな形状をした屋外設置型のサウナです。
断熱性が高く、屋外に設置するため湿気の心配が少ないです。
置く場所にはある程度の広さが必要で、天候や地形といった環境の影響も考慮して設置する必要があります。

・テント型サウナ
持ち運びができる簡易的なサウナで、薪ストーブなどで加熱します。アウトドア向けとして人気が高いです。
軽量で設置が簡単。キャンプや庭先でも手軽にサウナを楽しめます。
簡易的な設計のため、耐久性や保温性能は他のタイプよりも低いことがあります。

家庭用サウナのメリット

いつでも好きなだけサウナを楽しめる

家庭用サウナの最大の魅力は、時間に縛られず、好きなタイミングでサウナを楽しめることです。
忙しい日々の中、ジムやスパに出かける時間が取れないこともあるはず。
その点、自宅にサウナがあれば、仕事終わりや家事の合間など、自分のペースで利用できます。
「ちょっと疲れたな」と思った瞬間にリフレッシュできる贅沢さは、日常をより豊かにしてくれるでしょう。

自分好みの温度や湿度に調整できる

サウナの温度や湿度は、人によって快適と感じる範囲が異なります。
家庭用サウナなら、好みに合わせて細かく設定が可能です。
「高温で一気に汗をかきたい」という方も、「低温でじっくりリラックスしたい」という方も、自由自在。
自分の体調や気分に合わせて調整できるので、毎回ベストな状態でサウナを楽しめます。
これは公共施設ではなかなか味わえない、自宅サウナならではのメリットです。

音楽やアロマとともにリラックスできる

家庭用サウナでは、好きな音楽や香りを楽しむことで、リラックス効果をより深めることができます。
静かな音楽を聴きながら好みのアロマを取り入れてみると、気持ちがほどけるような心地よさを感じられるでしょう。
こうした贅沢なひとときは、日々の疲れを忘れさせ、心に余裕を取り戻してくれるはずです。
他人に気を遣う必要もないので、自分だけのリラックス空間を満喫できます。

家族とのコミュニケーションの場にできる

自宅にサウナがあると、家族が自然と集まり、穏やかな時間を過ごすきっかけもつくれます。
一緒にサウナに入りながら、普段はなかなか話せないことを共有するのも良いでしょう。
リラックスした状態なので会話も弾み、家族同士の距離感がぐっと近づくはずです。

家庭用サウナのデメリット

サウナを置くスペースが必要

家庭用サウナを設置するには、それなりのスペースが必要になります。
例えば、据え置き型でも2畳ほどの広さを確保する必要がある場合があります。
特に日本の住宅は限られたスペースで効率的に生活する設計になっていることが多いので、サウナを置くことで部屋が狭く感じる可能性も。
さらに、設置場所によっては家具や家電の配置を見直す必要が出てくることもあります。
コンパクトなサイズのサウナや、屋外に設置できるタイプを選ぶことで、スペース問題を解決できる場合があります。

初期費用や維持費が発生する

家庭用サウナの導入には、最初にまとまった費用が必要です。
据え置き型のサウナだと、安いものでも数十万円、場合によっては100万円以上かかることもあります。
さらに、電気代やメンテナンスの費用も継続的に発生します。
とはいえ、家庭用サウナを活用すれば、外出して銭湯やサウナ施設を利用する費用が減るという点も事実。
一度の利用ごとの出費を考えると、サウナ好きであればあるほど長期的に見ると良い投資と思えるでしょう。

湿気や熱が周囲に影響を与える可能性

サウナを使用すると、室内に湿気や熱がこもる可能性があります。
特に換気が不十分な場合、壁や家具に湿気が溜まり、カビの発生や劣化につながることも。
また、熱気が室温を上げてしまい、快適性が損なわれるケースもあるでしょう。
この点については、設置場所や周辺環境を整備することで対策が可能です。
換気扇を取り付けたり、使用後は窓を開けてしっかりと空気を入れ替える習慣をつけるだけでも違います。
また、断熱や防湿性能が高いサウナ本体を選ぶと、周囲への影響をある程度抑えられます。

テントサウナができる庭(岩見沢モデルハウス)

ロゴスホームの岩見沢モデルハウスでは、テントサウナが置ける庭をご覧いただけます。
お庭からテラス、お風呂までの動線にこだわって配置することで、水風呂も可能に。
テラスには屋根があり、デッキにサウナチェアを置いてリラックスしたひと時を楽しめます。
サウナ好きのこだわりに応えた一軒となっていますので、ぜひご訪問ください。

【モデルハウス情報】
・住所:岩見沢市7条西5- 5-10
・公開時間:10:00~17:00(水・木を除く)
・電話番号:011-775-4126

参照元:テントサウナができる庭を見る

サウナ付きの家ならロゴスホーム

自宅にサウナがあれば、いつでもサ活できるのが何よりの魅力です。
特に北海道の冬は寒いので、家の中で体を温められるサウナがあると、日々の暮らしが豊かになるはず。
ロゴスホームでは、こだわりのサウナ空間を家全体とのバランスを見て形にします。遠慮なくご相談ください。

公開中のモデルハウス情報はこちら

ロゴスホームへ資料請求

まとめ

家庭用サウナは、自宅でいつでもサウナを楽しめるのが何よりの魅力。
据え置きタイプは後からでも設置しやすく、屋内・屋外どちらでも設置できます。
設置にはスペースや初期費用が必要で、湿気や熱への対策も求められる点もよく検討しましょう。