2025.11.28

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和室をお洒落にしよう!インテリア実例とモダンな部屋作り術

「自宅の和室が物置になっている…」「なんだか古臭くて活用できていない…」
そんなお悩みはありませんか?

かつては日本の住宅に欠かせなかった和室も、現代のライフスタイルでは持て余してしまうことがあります。しかし、和室は本来、畳の香りや障子越しの柔らかな光が心地よい、魅力的な空間です。

この記事では、そんな和室のポテンシャルを最大限に引き出し、お洒落でモダンな空間へと生まれ変わらせるためのインテリア術や部屋作りのアイデアを、豊富な実例とともに徹底解説します。

古い和室や賃貸の和室でも諦める必要はありません。この記事を読めば、あなたのお家の和室が、家族みんなのお気に入りの場所になるヒントがきっと見つかります。

テイスト別・おしゃれな和室インテリア実例

まずは、どんな和室にしたいかイメージを膨らませてみましょう。ここでは、人気のインテリアテイスト別に、お洒落な和室の実例をご紹介します。

王道の和モダンスタイル

伝統的な和の要素と、現代的でシンプルな洋の要素を美しく融合させたスタイルが「和モダン」です。直線的なデザインの家具や、落ち着いた色合いでまとめることで、洗練された上質な空間が生まれます。

  • 色使い
    畳の緑や壁の白をベースに、ブラウン、グレー、ブラックといった落ち着いた色を組み合わせます。
  • 家具
    背の低いローソファやローテーブル、格子デザインのシェルフなどが好相性です。
  • 照明
    和紙を使ったペンダントライトや、壁を照らす間接照明で陰影を作ると、より雰囲気が出ます。

温かみのある北欧・ナチュラルスタイル

日本の和室と、実は相性抜群なのが北欧インテリアです。 どちらも自然素材を大切にし、シンプルで機能的なデザインを好む共通点があります。

  • 色使い
    白やベージュ、ライトグレーを基調に、アースカラーや優しい色合いのファブリックをプラスします。
  • 家具
    明るい色の木材(アッシュやオークなど)を使った家具を選ぶと、部屋全体が明るく温かみのある印象になります。
  • 小物
    観葉植物や、幾何学模様のクッション、柔らかな質感のラグなどを取り入れるのがおすすめです。

ホテルライクなかっこいいスタイル

ダークトーンでまとめ、高級感のある素材を取り入れたホテルライクな和室も人気です。非日常的で、心からリラックスできる「かっこいい」空間を目指せます。

  • 色使い
    チャコールグレーや濃いブラウン、ブラックを基調とし、アクセントにゴールドやシルバーを加えると高級感がアップします。
  • 素材
    レザー調の座椅子や、光沢のあるクッション、重厚感のあるテーブルなどを選びます。
  • 照明
    明るすぎない間接照明を複数使い、光と影のコントラストを効かせるのがポイントです。

部屋の広さ別レイアウト実例(4.5畳・6畳・8畳)

部屋の広さに合わせて家具の配置を工夫することも、お洒落な和室作りの重要なポイントです。

  • 4.5畳
    コンパクトな空間なので、家具は最小限に。座椅子や小さなローテーブルを置き、書斎や趣味の部屋として活用するのがおすすめです。壁際に背の低い棚を置くと、圧迫感を抑えつつ収納を確保できます。
  • 6畳
    最も一般的な広さ。2人掛け程度のローソファとテーブルを置けば、くつろぎのリビングスペースになります。家具を部屋の角や壁際に寄せて配置すると、中央に空間が生まれ、部屋が広く見えます。
  • 8畳以上
    広さに余裕があるため、ソファとダイニングセットを両方置いたり、パーテーションで空間を区切ってワークスペースを作ったりと、多様なレイアウトが可能です。大きめのラグを敷くと、空間にまとまりが生まれます。

和室をお洒落にする部屋作りの基本

ここからは、理想の和室を実現するための具体的なテクニックを見ていきましょう。3つの基本を押さえるだけで、誰でも簡単にお洒落な部屋作りができます。

ベース・メイン・アクセントの配色術

インテリアの配色は、「ベースカラー(70%):メインカラー(25%):アクセントカラー(5%)」の比率で考えると、バランスよくまとまります。

  • ベースカラー(壁・天井・床)
    和室の場合は、壁の白やベージュ、畳の緑が基本になります。
  • メインカラー(家具・ラグ・カーテン)
    ソファや棚、ラグなど、部屋の印象を左右する大きなアイテムの色です。ブラウン、グレー、ネイビーなどがおすすめです。
  • アクセントカラー(クッション・小物・アート)
    クッションや花瓶、壁に飾るアートなど、小さな面積で使う差し色です。季節に合わせて色を変えるなど、手軽に部屋の印象を変えられます。

畳に合う家具選びの3つのポイント

畳のある和室では、家具選びに少しコツが必要です。以下の3つのポイントを意識してみましょう。

  • ポイント1:床座に近い「ロースタイル」
    畳の上では座ったり寝転んだりすることが多いため、ソファやテーブル、棚などは背の低い「ロースタイル」の家具で統一するのが基本です。 視線が低くなることで、天井が高く感じられ、部屋全体に開放感が生まれます。
  • ポイント2:空間に馴染む「直線的なデザイン」
    障子や襖、柱など、和室は直線で構成される要素が多い空間です。そのため、家具も丸みを帯びたものより、シンプルで直線的なデザインを選ぶと、空間全体に統一感が生まれます。
  • ポイント3:畳を傷つけない「脚のデザイン」
    重い家具を直接畳の上に置くと、跡がついたり傷んだりする原因になります。脚の接地面が広い「面」で支えるタイプや、脚のないフロアタイプのソファを選ぶのがおすすめです。 細い脚の家具を置く場合は、必ず敷板やラグを使いましょう。

空間を広く見せる照明テクニック

部屋の真ん中にシーリングライトが一つだけ、というのは時代遅れの印象を与えがちです。 「一室多灯」を意識して、複数の照明を組み合わせるのがお洒落に見せるコツです。

  • ペンダントライトで空間のアクセントに
    食卓やテーブルの上に、デザイン性の高いペンダントライトを吊るすと、空間のフォーカルポイントになります。和紙や木、竹など自然素材を使ったものが和室によく合います。
  • 間接照明で奥行きと癒しを演出
    フロアランプやテーブルランプを部屋の隅に置いたり、テレビの裏や棚の下にLEDテープライトを仕込んだりして、壁や天井を照らす「間接照明」を取り入れましょう。 柔らかな光が陰影を生み出し、部屋に奥行きと落ち着きを与えてくれます。

「和」と「洋」の最適なバランス

和室をお洒落にするには、「和」と「洋」の要素を7:3または6:4くらいのバランスでミックスするのがおすすめです。 どちらかに偏りすぎると、ちぐはぐな印象になってしまいます。

例えば、畳や障子といった「和」の要素を活かしつつ、ソファやラグ、アートといった「洋」のアイテムをプラスするイメージです。逆に、フローリングの部屋に置き畳や和紙の照明を取り入れて「和モダン」を作ることもできます。

【アイテム別】モダンな和室の作り方

ここでは、お洒落な和室を作るためのキーアイテムを具体的にご紹介します。選び方一つで、部屋の印象は大きく変わります。

家具(低めのソファ・ローテーブル)

  • 低めのソファ
  • 和室には、座面が低く、脚のないフロアソファやローソファが最適です。圧迫感がなく、畳の上でくつろぐ感覚に近いリラックス感が得られます。素材は、ファブリックなら温かみのある印象に、レザーならモダンでかっこいい印象になります。
  • ローテーブル
    ソファとセットで、高さ40cm以下のローテーブルを選びましょう。木製のシンプルなデザインや、ガラス天板のものを選ぶと、モダンな雰囲気を演出しやすくなります。

照明(ペンダントライト・間接照明)

  • ペンダントライト
    イサム・ノグチの「AKARI」に代表されるような、和紙を使った照明は和室との相性抜群です。 柔らかな光が空間全体を優しく包み込みます。シェードが木や竹でできたデザインもおすすめです。
  • 間接照明
    床に置くフロアスタンドや、棚の上に置けるテーブルランプを複数配置しましょう。コンセントに挿すだけで使える手軽なものも多く、賃貸でも簡単に取り入れられます。調光機能付きの照明を選ぶと、シーンに合わせて明るさを調整できて便利です。

ファブリック(ラグ・カーテン・座布団)

  • ラグ
    畳の上にラグを敷くことで、インテリアのアクセントになるだけでなく、畳を傷や汚れから守る役割も果たします。毛足の短いシンプルなデザインや、幾何学模様、ウールやコットンなどの自然素材のものがおすすめです。
  • カーテン
    障子の代わりに、カーテンやシェードを取り付けるのも一つの手です。特に、上下に開閉する「プリーツスクリーン」は、和紙のような風合いのものも多く、障子の雰囲気とカーテンの機能性を両立できます。
  • 座布団
    伝統的な座布団も、カバーをモダンなデザインに変えるだけで印象がガラリと変わります。無地で落ち着いた色のものや、北欧柄、幾何学模様などを選んでみましょう。

壁(アクセントクロス・壁紙)

部屋の印象を大きく変えたいなら、壁紙の変更が効果的です。壁の一面だけ色や柄を変える「アクセントクロス」を取り入れると、手軽に空間の雰囲気を変えられます。

  • おすすめの壁紙
    グレーやネイビーなどの落ち着いた色や、コンクリート調、和紙調、織物調の壁紙がモダンな和室にマッチします。
  • 砂壁・土壁の場合
    古い和室によくある砂壁や土壁は、下地処理をすれば上から壁紙を貼ることが可能です。DIYが難しい場合は、プロに相談してみましょう。

古い和室をモダン空間へ変える方法

「うちの和室は古くて暗いから…」と諦めていませんか?少し手を加えるだけで、見違えるようなモダンな空間に変えることができます。

襖・障子のデザインリメイク

  • 襖(ふすま)
    襖紙を張り替えるだけで、部屋の印象は劇的に変わります。 伝統的な和柄だけでなく、無地やモダンなパターンの襖紙もたくさん市販されています。思い切って襖を外して、オープンな空間として使うのも良いでしょう。
  • 障子(しょうじ)
    障子紙を、破れにくく丈夫なプラスチック製のものに張り替えるのもおすすめです。また、障子紙を剥がして格子状の木枠だけを残し、パーテーションのように使うアイデアもお洒落です。

畳から琉球畳・カラー畳への交換

畳を新しくするなら、縁(へり)のない正方形の「琉球畳」がおすすめです。 市松模様に敷くことで、モダンで洗練された印象になります。
また、伝統的な緑色だけでなく、グレー、ベージュ、ブラウンなど、インテリアに合わせやすいカラー畳も増えています。

畳の上に敷くウッドカーペット・フロアタイル

「畳の部屋を手軽に洋室化したい!」という場合は、畳の上に敷くだけでフローリング風になる「ウッドカーペット」や「フロアタイル」が便利です。
ただし、畳の上に敷きっぱなしにすると湿気がこもり、カビやダニの原因になることも。定期的に剥がして換気するなどの対策が必要です。

賃貸でもOK!原状回復できる和室アレンジ術

賃貸物件で釘やネジが使えなくても、お洒落な和室を作る方法はたくさんあります。原状回復できるDIYアイデアを活用しましょう。

貼って剥がせる壁紙・リメイクシート

賃貸インテリアの強い味方が、貼って剥がせるタイプの壁紙やリメイクシートです。 これらを使えば、壁の一面をアクセントウォールにしたり、古くなった襖を手軽にリメイクしたりできます。デザインも豊富なので、好みのテイストに合わせて選べます。

置き畳でモダンな畳スペースを作る

フローリングの部屋に、モダンなデザインの「置き畳」を敷いて、和のスペースを作るという逆転の発想もあります。 縁なしのカラー畳などを組み合わせれば、お洒落な小上がりスペースが簡単に完成します。使わないときは収納できるのもメリットです。

突っ張り棒・パーテーションの活用

壁に穴を開けずに空間を仕切りたい場合は、突っ張り式のパーテーションや、デザイン性の高いスクリーンが活躍します。 また、強力な突っ張り棒を使えば、壁面収納やディスプレイコーナーを作ることも可能です。

【用途別】和室のレイアウトプラン

最後に、和室をどのような目的で使いたいかに合わせた、具体的なレイアウトプランをご紹介します。

リビング横のセカンドリビング・客間

普段は襖を開け放ってリビングと一体の開放的な空間として使い、来客時には襖を閉めて客間として使うプランです。ソファや座椅子を置いて、家族がくつろげるセカンドリビングにするのが人気です。

落ち着きのある寝室

畳にはリラックス効果や調湿効果があるため、実は寝室にぴったりの空間です。ベッドを置く場合は、畳を傷つけないよう脚のないフロアベッドや、脚の下に敷板を敷くなどの工夫をしましょう。 間接照明を使えば、より落ち着いた雰囲気で眠りにつけます。

集中できる書斎・ワークスペース

畳のい草の香りには集中力を高める効果があると言われています。コンパクトなデスクと座り心地の良い椅子を置けば、快適な書斎やワークスペースが完成します。 窓際にデスクを配置すると、自然光で手元が明るくなり作業が捗ります。

安全でお洒落なキッズスペース

畳はクッション性が高く、転んでも怪我をしにくいため、小さなお子様が遊ぶキッズスペースに最適です。カラフルな置き畳を使ったり、壁にウォールステッカーを貼ったりすれば、子供が喜ぶ楽しい空間になります。おもちゃは、蓋つきの収納ボックスなどを使えばスッキリ片付きます。

まとめ

いかがでしたか?和室は、少しの工夫で現代のライフスタイルに合ったお洒落で快適な空間に生まれ変わります。最後に、和室をお洒落にするためのポイントをまとめます。

  • まずは理想のテイストを見つける
    「和モダン」「北欧」「ホテルライク」など、どんな部屋にしたいかイメージを固めましょう。
  • 部屋作りの基本を押さえる
    配色のバランス、ロースタイルの家具選び、複数の照明の活用が成功のカギです。
  • キーアイテムを効果的に使う
    ソファ、照明、ラグ、壁紙など、一つひとつのアイテム選びが部屋の印象を決定づけます。
  • 古い・賃貸でも諦めない
    リメイクや原状回復できるDIYで、どんな和室もお洒落に変身させられます。
  • 用途に合わせてレイアウトを考える
    寝室、書斎、キッズスペースなど、誰がどのように使うかを考えると、最適な部屋作りができます。

「難しそう…」と感じるかもしれませんが、まずはクッションカバーを一つ変えてみる、小さな間接照明を一つ置いてみるなど、簡単なことから始めてみませんか?
この記事を参考に、ぜひあなただけの素敵な和室作りを楽しんでください。

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