2025.12.05

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おしゃれな家の内装デザイン集|注文住宅の内装デザインガイド

「一生に一度のマイホーム、せっかくなら誰もが憧れるおしゃれな家にしたい」
注文住宅や新築一戸建てを考え始めると、多くの方がそう願うのではないでしょうか。

しかし、Instagramや住宅情報サイトで素敵な写真を見ても、「どうすれば自分の家にこのおしゃれさを取り入れられるんだろう?」と、具体的なイメージが湧かずに悩んでしまうことも少なくありません。

この記事では、そんなお悩みを抱えるあなたのために、おしゃれな家の内装デザインを場所別・テイスト別に豊富な実例とともにご紹介します。さらに、注文住宅だからこそ実現できるデザインのコツや、後悔しないための注意点まで、家づくり初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事を読めば、漠然としていた「理想の家」が明確になり、建築家や工務店との打ち合わせで自信を持って希望を伝えられるようになります。ぜひ最後までご覧いただき、あなただけの素敵なマイホームづくりの参考にしてください。

【場所別】おしゃれな家の内装デザイン実例

まずは、家の中心となる場所ごとにおしゃれな内装デザインの実例を見ていきましょう。それぞれの空間でどのような工夫ができるのか、具体的なアイデアをご紹介します。

開放感のあるリビング・ダイニング

家族が集まるリビング・ダイニングは、家の中心となる最も重要な空間です。一番のポイントは、開放感をどのように演出するかです。

  • 吹き抜け・勾配天井
    縦への広がりが生まれ、実際の面積以上の開放感をもたらします。高い位置に窓を設ければ、自然光がたっぷりと差し込む明るい空間になります。
  • 大きな窓・掃き出し窓
    庭やウッドデッキとリビングを繋ぐことで、視線が外へと抜け、空間が広く感じられます。カーテンではなく、ロールスクリーンやバーチカルブラインドを選ぶと、よりスッキリとした印象になります。
  • リビング階段
    空間を仕切る壁がなくなるため、LDK全体が一体感のある広々とした空間になります。デザイン性の高い手すりを選べば、それ自体がインテリアの主役にもなります。

機能的でおしゃれなキッチン

毎日使うキッチンは、デザイン性だけでなく機能性も重要です。家事動線と収納を工夫することが、おしゃれで使いやすいキッチンへの近道です。

  • アイランドキッチン・ペニンシュラキッチン
    リビング・ダイニングとの一体感が生まれ、家族とコミュニケーションを取りながら料理ができます。キッチン自体がインテリアの一部となり、カフェのようなおしゃれな空間を演出できます。
  • 見せる収納と隠す収納のバランス
    よく使う調理器具やおしゃれな食器は「見せる収納」で飾り、生活感の出やすいものはパントリーやカップボードに「隠す収納」を。メリハリをつけることで、スッキリと洗練された印象になります。
  • こだわりの素材選び
    キッチンの壁にタイルを貼ったり、カウンターにデザイン性の高い素材を選んだりするだけで、一気にオリジナリティあふれる空間になります。

一日の疲れを癒す寝室

寝室は、心と体を休めるプライベートな空間です。落ち着いた雰囲気を演出し、リラックスできる環境を整えることが大切です。

  • 間接照明の活用
    天井やベッドヘッドに間接照明を仕込むと、柔らかく落ち着いた光が広がり、ホテルライクな上質な空間を演出できます。眠る前のリラックスタイムに最適です。
  • アクセントクロス
    ベッドヘッド側の壁一面だけ、色や柄の違うアクセントクロスを取り入れるのが人気です。ダークカラーやアースカラーなど、落ち着いた色味を選ぶと心地よい眠りへと誘います。
  • ウォークインクローゼット(WIC)
    寝室に隣接してWICを設けることで、衣類や小物をまとめて収納でき、寝室自体はスッキリと保てます。

家の第一印象を決める玄関・廊下

玄関は「家の顔」とも言える場所。限られたスペースでも、工夫次第で印象を大きく変えることができます

  • 土間収納(シューズインクローク)
    靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品なども収納できる土間収納は非常に便利です。玄関を常にスッキリと保つことができ、急な来客時も安心です。
  • デザイン性の高い照明
    人感センサー付きのダウンライトや、おしゃれなペンダントライト、壁を照らすブラケットライトなどを取り入れると、奥行きと高級感が生まれます。
  • ニッチ(飾り棚)
    玄関の壁にニッチを設ければ、鍵を置くスペースとして実用的に使えるだけでなく、季節の花や小物を飾るディスプレイスペースとしても活躍します。

ホテルライクな洗面所・トイレ

洗面所やトイレは、毎日使う場所だからこそ、デザインにこだわると暮らしの満足度が格段に上がります。目指すは、清潔感あふれるホテルライクな空間です。

  • 造作洗面台
    カウンター、洗面ボウル、水栓、鏡を自由に組み合わせられる造作洗面台は、オリジナリティを出しやすいポイントです。カウンターを広く取れば、朝の身支度もスムーズになります。
  • タイルやアクセントクロス
    洗面台の壁やトイレの壁一面に、お気に入りのタイルやクロスを使うだけで、空間の印象がガラリと変わります。耐水性や清掃性も考慮して選びましょう。
  • タンクレストイレと間接照明
    タンクのないトイレは見た目がスッキリし、空間を広く見せる効果があります。背面に間接照明を組み合わせれば、落ち着いた上質な雰囲気を演出できます。

趣味や仕事に集中できる書斎

リモートワークの普及により、書斎やワークスペースの需要が高まっています。集中できる環境づくりが最も重要です。

  • 半個室のワークスペース
    リビングの一角や階段下などを活用した半個室のスペースは、家族の気配を感じつつも仕事に集中できると人気です。
  • 造作のデスクと本棚
    壁面にデスクや本棚を造り付けることで、スペースを有効活用できます。部屋の雰囲気に合わせたデザインにすれば、統一感のあるおしゃれな空間になります。
  • 集中力を高める壁紙
    書斎の壁紙は、ブルーやグリーン系など、集中力を高める効果があると言われる色を選ぶのもおすすめです。

【テイスト別】理想が見つかる内装スタイル集

「おしゃれな家」と一言で言っても、そのスタイルは様々です。ここでは代表的な内装のテイストをご紹介します。自分たちの好みがどのスタイルに近いか、探してみましょう。

シンプルモダン

シンプルモダンとは、直線的で無駄のない、洗練されたデザインが特徴のスタイルです。モノトーンやグレーを基調とし、ガラスや金属、コンクリートといった無機質な素材を組み合わせることで、都会的でスタイリッシュな空間を演出します。

ナチュラル

ナチュラルスタイルは、無垢材のフローリングや漆喰の壁など、自然素材をふんだんに使った温かみのある空間が魅力です。白やベージュ、アースカラーを基調とし、観葉植物などを取り入れることで、まるで森の中にいるような心地よさを感じられます。

北欧スタイル

北欧スタイルは、白や明るいグレーをベースに、アッシュやビーチなどの明るい色の木材を組み合わせるのが特徴です。シンプルで機能的なデザインの家具や、デザイン性の高い照明、ファブリックでアクセントを加えることで、明るく居心地の良い空間が生まれます。

ジャパンディ(和モダン)

ジャパンディとは、日本の「和」の要素と、北欧の「スカンディナビアン」デザインを融合させた新しいスタイルです。和の持つ静けさやミニマリズムと、北欧の持つ温かみや機能性が調和し、シンプルながらも居心地の良い、洗練された空間を作り出します。

インダストリアル

インダストリアルとは、「工業的」という意味で、工場や倉庫のような無骨でヴィンテージ感のある雰囲気が特徴です。コンクリート打ちっぱなしの壁や天井、アイアンの家具、むき出しの配管などをあえて見せることで、クールで個性的な空間を演出します。

カフェ風

カフェ風スタイルは、お気に入りのカフェで過ごすような、リラックスできる空間を目指すスタイルです。レンガ調や黒板塗装の壁、ペンダントライト、見せる収納などを取り入れ、雑貨やグリーンを飾ることで、遊び心のあるおしゃれな空間が完成します。

おしゃれな内装を実現する5つのコツ

理想のテイストが見つかったら、次はそのイメージを具体的に形にしていくためのコツを見ていきましょう。以下の5つのポイントを押さえることで、内装デザインの完成度が格段にアップします。

統一感を出すカラーコーディネート

空間に統一感を出すためには、色の使い方が非常に重要です。「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3つを意識して配色しましょう。

  • ベースカラー(70%)
    床・壁・天井など、空間の最も広い面積を占める色です。白やアイボリー、明るいグレーなど、他の色と合わせやすいベーシックな色を選ぶのが基本です。
  • メインカラー(25%)
    ソファやカーテン、ラグなど、インテリアの主役となる色です。実現したいテイストに合わせて選びましょう。
  • アクセントカラー(5%)
    クッションや小物、アートなど、空間のアクセントとなる色です。メインカラーの反対色など、メリハリのつく色を選ぶと空間が引き締まります。

空間の質感を決める素材選び

色の次に空間の印象を大きく左右するのが「素材」です。床・壁・天井にどのような素材を使うかで、空間の質感や雰囲気が決まります

  • 床材
    無垢材のフローリングは温かみと高級感を、タイルはモダンでクールな印象を与えます。傷や汚れに強い機能性を持つフローリングなど、デザインと実用性の両面から検討しましょう。
  • 壁材
    最も一般的なのは壁紙(クロス)ですが、塗り壁(漆喰や珪藻土)は独特の風合いと調湿効果が魅力です。リビングの一面だけタイルやウッドパネルを貼るのも人気です。
  • 天井材
    壁と同じクロスで仕上げるのが一般的ですが、木目調のクロスや板張りにすると、空間に温かみとアクセントが生まれます。

雰囲気を演出する照明計画

照明は単に部屋を明るくするだけでなく、空間の雰囲気を作り出す重要な要素です。「一室多灯」を基本に、複数の照明を組み合わせることで、奥行きのあるおしゃれな空間を演出できます。

  • 主照明(全体照明)
    シーリングライトやシャンデリアなど、部屋全体を照らす照明です。
  • 補助照明(部分照明)
    ダウンライト、スポットライト、ブラケットライト、間接照明など、特定の場所を照らす照明です。食事の時間はダイニングテーブルの上を、夜のリラックスタイムは壁際の間接照明だけを灯すなど、シーンに合わせて使い分けることで、暮らしの質が向上します。

開放感を生む間取りと動線

おしゃれで快適な家は、間取りと動線計画が優れています。視線の抜けや光の取り入れ方を工夫することで、開放的な空間が生まれます

  • 視線の抜け
    リビングの窓から庭の緑が見える、玄関から廊下の奥まで視線が通るなど、視線が遠くまで抜けるように設計すると、空間が広く感じられます。
  • 吹き抜け・勾配天井
    縦方向の広がりを演出し、開放感と明るさをもたらします。シーリングファンを設置すれば、空気を循環させて冷暖房効率を高める効果も期待できます。
  • 回遊動線
    キッチンから洗面所、パントリーへと行き止まりなく回れる動線など、家の中をスムーズに移動できる計画は、日々の家事ストレスを軽減してくれます。

暮らしやすさを高める収納計画

「収納は多ければ多いほど良い」というわけではありません。「どこに」「何を」「どれくらい」収納するかを考え、適材適所に計画することが重要です。

  • 玄関の土間収納
    靴や傘だけでなく、アウトドア用品やベビーカーもしまえるので玄関が散らかりません。
  • キッチンのパントリー
    食料品のストックや普段使わない調理家電をまとめて収納でき、キッチンをスッキリ保てます。
  • リビング収納
    書類や子供のおもちゃなど、リビングで散らかりがちなものを隠す収納を設けることで、急な来客にも対応できます。

注文住宅で差がつく内装アイデア

せっかくの注文住宅なら、建売住宅にはないオリジナリティあふれる内装を取り入れたいものです。ここでは、ワンランク上のおしゃれな空間を演出するアイデアをご紹介します。

デザイン性の高い造作家具

造作家具とは、その空間に合わせてオーダーメイドで作る家具のことです。空間にぴったり収まり、デザインに統一感を出せるのが最大のメリットです。

  • リビングの壁面収納兼テレビボード
  • キッチン背面のカップボードやカウンター
  • 洗面所の洗面台や収納棚

など、既製品では叶えられないデザインやサイズを実現できます。

空間をつなぐ室内窓・吹き抜け

室内窓や吹き抜けは、空間に繋がりと明るさをもたらします。例えば、リビングと書斎の間に室内窓を設ければ、家族の気配を感じながらも集中できる空間が生まれます。光が届きにくい北側の部屋や廊下も、吹き抜けを通じて明るく開放的にすることができます。

壁面を彩るニッチ・飾り棚

ニッチとは、壁の一部をへこませて作る飾り棚のことです。壁から出っ張らないため空間を圧迫せず、ディスプレイスペースとして活用できます。玄関に作って鍵置き場にしたり、リビングに作ってお気に入りの雑貨を飾ったり、スイッチ類をまとめてスッキリ見せる「スイッチニッチ」も人気です。

印象を変えるアクセントクロス

壁の一面だけ色や柄の違う壁紙を使うアクセントクロスは、比較的コストを抑えながら、手軽に空間の印象を大きく変えられる人気のテクニックです。

  • リビング
    テレビの背面やソファの後ろに。
  • 寝室
    ベッドヘッド側の壁に落ち着いた色を。
  • トイレ
    狭い空間だからこそ、少し大胆な柄物に挑戦しやすい。

など、場所ごとにテーマを決めて選ぶと、家全体のデザインにメリハリが生まれます。

内装デザインで後悔しないための注意点

理想のデザインを追求するあまり、暮らし始めてから「こうすれば良かった…」と後悔するケースも少なくありません。デザイン性と実用性の両面から、事前にチェックしておきたい注意点をご紹介します。

コンセントとスイッチの位置と数

「コンセントの数が足りない」「この位置のスイッチは不便だった」という後悔は非常によくあります。家具や家電の配置を具体的にシミュレーションし、生活動線に合わせた最適な位置と数を計画することが重要です。ベッドサイドでのスマホ充電用、掃除機用、ダイニングテーブル付近でのホットプレート用など、実際の暮らしをイメージして検討しましょう。

日々の掃除のしやすさとメンテナンス性

おしゃれなデザインでも、掃除がしにくいと日々のストレスになります。素材選びの際は、デザインだけでなくメンテナンス性も必ず確認しましょう。

  • 床材は傷や汚れに強いか
  • キッチンの天板や壁は油汚れが拭き取りやすいか
  • 凹凸の多いデザインはホコリが溜まりやすくないか

など、長期的な視点で選ぶことが大切です。

将来のライフスタイルの変化

家はこれから何十年も住み続ける場所です。建築時のことだけでなく、将来の家族構成やライフスタイルの変化も考慮しておきましょう。

  • 子供の成長に合わせて部屋を間仕切りできるか
  • 将来、車椅子での生活になった場合も通りやすい廊下の幅か
  • 今は使わない部屋の活用法はあるか

など、可変性のある間取りにしておくと、将来のリフォーム費用を抑えることにも繋がります。

予算配分の優先順位

注文住宅の内装は、こだわればこだわるほど費用がかかります。限られた予算の中で満足度の高い家を建てるには、優先順位を決めることが不可欠です。

「リビングの床材は絶対に無垢材にしたい」「キッチンは最新の設備を入れたい」など、自分たちが「どこに一番こだわりたいか」を明確にし、予算を重点的に配分しましょう。一方で、壁紙や照明器具など、後からでも変更しやすい部分でコストを調整する、といったメリハリをつけるのが成功の秘訣です。

まとめ

おしゃれな家の内装デザインを実現するためには、まずたくさんの実例を見て、自分たちが「好き」だと感じるテイストや空間のイメージを具体的にしていくことが第一歩です。

この記事でご紹介した場所別・テイスト別の実例や、おしゃれな空間を作るための5つのコツを参考に、ぜひご家族で「どんな家に住みたいか」を話し合ってみてください。

注文住宅の内装デザインは、決めることが多くて大変な面もありますが、自分たちの理想を一つひとつ形にしていく、とてもクリエイティブで楽しいプロセスです。後悔しないためにも、デザイン性だけでなく、日々の暮らしやすさや将来のことも考えながら、計画を進めていきましょう。

この記事が、あなたの理想の家づくりへのヒントとなれば幸いです。

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この記事を書いた人

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