2025.11.11

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注文住宅4LDKの間取りと費用相場!平屋・二階建てアイデア集

「子供が大きくなってきたから、そろそろマイホームが欲しいな…」
「家族4人がゆったり暮らせる、おしゃれな注文住宅を建てたい!」

小学生前後のお子様がいる4人家族にとって、「4LDKの注文住宅」は理想的な選択肢の一つです。子供たちにそれぞれの部屋を用意しつつ、家族が集まるリビングは広く確保したい、という願いを叶えられます。

しかし、いざ家づくりを考え始めると、「どんな間取りが良いんだろう?」「費用は一体いくらかかるの?」といった疑問や不安が次々と出てくるのではないでしょうか。

この記事では、注文住宅の知識がまだ少ない方に向けて、4LDKの家を建てる際の費用相場から、平屋・二階建て別の人気間取り例後悔しないための設計のコツまで、専門家の視点で分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたのご家族にぴったりの4LDKのイメージが具体的になり、理想のマイホーム実現への第一歩を踏み出せるはずです。

この記事の目次

注文住宅4LDKの費用相場と内訳

家づくりで最も気になるのが「お金」のこと。まずは、4LDKの注文住宅を建てるのに、どれくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。

建築費用の総額相場は3,000万円台から

注文住宅で4LDKの家を建てる場合、建築費用の総額相場は一般的に3,000万円〜4,500万円程度です。これは、建物の大きさや仕様、建築する地域によって変動します。

住宅金融支援機構の2022年度「フラット35利用者調査」によると、注文住宅の全国平均建築費用は3,717万円でした。4LDKは平均的な広さの住宅なので、この金額が一つの目安となるでしょう。

(参考:住宅金融支援機構 2022年度 フラット35利用者調査)

もちろん、ローコスト住宅を選べば2,000万円台で建てることも可能ですし、ハイグレードな設備やこだわりのデザインを採用すれば5,000万円以上になることもあります。

費用の内訳 本体工事費・付帯工事費・諸費用

注文住宅の総費用は、大きく分けて3つの費用で構成されています。それぞれの割合の目安も知っておくと、資金計画が立てやすくなります。

  • 本体工事費(総費用の約75%)
    建物の基礎や構造、屋根、内外装、設備など、建物そのものを作るための費用です。見積書で最も大きな割合を占めます。
  • 付帯工事費(総費用の約15%)
    建物本体以外にかかる工事費用です。具体的には、地盤改良工事、給排水・ガス工事、外構(駐車場、庭、フェンスなど)工事、空調工事などが含まれます。土地の条件によって大きく変動するため注意が必要です。
  • 諸費用(総費用の約10%)
    工事以外で必要になる費用です。住宅ローンの手数料、火災保険料、不動産取得税や登記費用などの税金、地鎮祭の費用、引っ越し代などがこれにあたります。現金で支払うことが多いため、あらかじめ準備しておきましょう。

【坪数別】30坪・35坪・40坪の建築費用

4LDKの広さは、一般的に30坪〜40坪程度です。坪数ごとの建築費用(本体工事費)の目安を見てみましょう。
※坪単価を80万円〜100万円と仮定した場合

延床面積本体工事費の目安
30坪2,400万円~3,000万円
35坪2,800万円~3,500万円
40坪3,200万円~4,000万円

坪単価とは、建物の床面積1坪(約3.3㎡)あたりの建築費のことです。ハウスメーカーや工務店によって算出方法が異なるため、あくまで目安として考えましょう。

【予算別】2,000万円台・3,000万円台で建つ家

予算によって、建てられる家の自由度は変わってきます。

2,000万円台で建てる場合

シンプルな形状と標準的な設備を選ぶことで、2,000万円台でも4LDKの注文住宅は実現可能です。

  • 建物の形は凹凸の少ない総二階にする
  • 屋根はシンプルな片流れ屋根切妻屋根を選ぶ
  • キッチンやお風呂などの住宅設備のグレードを標準仕様にする
  • 内装はシンプルなクロスやフローリングを選ぶ

工夫次第でコストを抑えつつ、暮らしやすい家を建てることができます。

3,000万円台で建てる場合

3,000万円台の予算があれば、間取りやデザインの自由度が格段にアップします。

  • 平屋コの字型の家など、こだわりの形状も選択肢に入る
  • キッチンやバスルームの設備グレードを上げる
  • 無垢材のフローリングや塗り壁など、内装材にこだわる
  • 吹き抜けや広いウッドデッキ、書斎などを設ける

家族のライフスタイルに合わせた、より理想に近い家づくりが楽しめるでしょう。

【平屋】人気の4LDK間取り例

ワンフロアで生活が完結する平屋は、子育て世代からシニア世代まで幅広く人気があります。ここでは、坪数別に人気の4LDK平屋の間取りアイデアをご紹介します。

30坪台で実現するコンパクトな平屋の間取り

30坪台の平屋で4LDKを実現するには、廊下を極力減らし、スペースを有効活用するのがポイントです。LDKを中心に各部屋を配置することで、家族のコミュニケーションが取りやすく、動線も短くなります。

例えば、LDKを家の中心に置き、そこから子供部屋、主寝室、水回りへと直接アクセスできる間取りが人気です。これにより、無駄なスペースをなくし、限られた面積でも広々とした印象を与えられます。

35坪台の家事動線が優れた平屋の間取り

35坪程度の広さがあれば、家事動線に優れた間取りを取り入れやすくなります。
特に人気なのが「回遊動線」です。

  • キッチンと洗面脱衣室をつなぐ
    料理をしながら洗濯機の様子を見に行ったり、汚れた服をすぐに洗濯機に入れたりできます。
  • 洗面脱衣室にファミリークローゼットを隣接させる
    洗濯→乾燥→収納が一箇所で完結する「ランドリールーム」のような使い方ができ、家事の時短に繋がります。

行き止まりのない動線は、日々の家事ストレスを大幅に軽減してくれます。

40坪以上のゆとりあるおしゃれな平屋の間取り

40坪以上の広さがあれば、ゆとりとデザイン性を両立したおしゃれな平屋が実現できます。

  • 中庭(パティオ)を設ける
    家の中心に中庭を設けることで、どの部屋にも光と風を取り込むことができます。プライバシーを確保しながら、開放的なアウトドアリビングとして楽しめます。
  • 勾配天井と吹き抜け
    LDKの天井を高くすることで、実際の面積以上の広がりと開放感を演出できます。
  • 書斎や趣味のスペース
    リモートワーク用の書斎や、家族で使えるスタディコーナーなど、プラスアルファの空間を設ける余裕も生まれます。

長方形・コの字型など形状別の間取り図

平屋は土地の形状に合わせて、様々な形に設計できます。

長方形

シンプルでコストを抑えやすいのが特徴です。構造的にも安定しやすく、耐震性を確保しやすいメリットがあります。間取りの自由度はやや制限されますが、効率的な動線設計が可能です。

コの字型・L字型

プライベートな庭や中庭を作りやすいのが最大のメリットです。建物の壁で囲まれるため、道路からの視線を気にせず、カーテンを開けて開放的に暮らせます。建築コストは長方形に比べて高くなる傾向があります。

【二階建て】人気の4LDK間取り例

限られた土地でも十分な居住スペースを確保できる二階建ては、都市部や住宅地で最も一般的な選択肢です。4人家族に人気の間取りパターンを見ていきましょう。

コストを抑えた総二階の間取り

総二階とは、1階と2階がほぼ同じ面積・形状の建物のことです。
凹凸が少ないシンプルな箱型のため、建築コストを抑えられ、耐震性や断熱性にも優れているのがメリットです。外壁の色や窓の配置を工夫するだけで、シンプルながらもおしゃれな外観に仕上げることができます。

1階にLDKと和室を配置した間取り

1階にLDKと隣接する形で和室や畳コーナーを設ける間取りは、根強い人気があります。

  • 子供の遊び場やお昼寝スペースとして
  • 来客時の客間として
  • 洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたりする家事スペースとして

リビングとの間の扉を開け放てば、LDKと一体化した大空間として使えるのも魅力です。

2階に子供部屋2つと主寝室を設ける間取り

2階にプライベートな空間をまとめるのは、二階建ての定番プランです。4LDKの場合、2階に「子供部屋2つ」「主寝室」そして「もう1部屋」を配置するのが一般的です。

この「もう1部屋」の使い方がポイントになります。

  • 将来の3人目の子供部屋
  • 夫婦それぞれの寝室
  • 書斎や趣味の部屋
  • 納戸(大きな収納部屋)

家族のライフスタイルに合わせて柔軟に活用できるのが、4LDKの大きなメリットです。

書斎やファミリークローゼットがある間取り

最近のトレンドとして、書斎ファミリークローゼットを取り入れた間取りが人気です。

  • 書斎
    リモートワークの普及により、集中できる個室の需要が高まっています。2〜3畳ほどのコンパクトなスペースでも、快適なワークスペースを作ることが可能です。
  • ファミリークローゼット
    家族全員の衣類を1箇所にまとめて収納するスペースです。各部屋にクローゼットを設ける必要がなくなり、衣替えの手間が省け、洗濯物の管理も楽になります。

後悔しない4LDK間取り設計のコツ

せっかくの注文住宅、間取りで後悔はしたくないですよね。ここでは、失敗しないための4つの重要なコツをご紹介します。

生活動線と家事動線を短くする設計

暮らしやすさは動線の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。

  • 帰宅動線
    玄関 → 手洗い → リビング or ファミリークローゼットの流れがスムーズか。
  • 洗濯動線
    洗濯機 → 物干しスペース → 収納(クローゼット)の距離が短いか。
  • キッチン動線
    冷蔵庫、シンク、コンロの配置が使いやすいか。パントリーへのアクセスは良いか。

これらの動線をできるだけ短く、シンプルに設計することで、日々の暮らしが格段に快適になります。

適材適所の収納計画でスッキリ暮らす

「収納はたくさん作ったはずなのに、なぜか片付かない…」という失敗はよくあります。重要なのは、量だけでなく「どこに」「何を」収納するかです。

  • 玄関
    靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品もしまえるシューズクローク。
  • キッチン
    食品ストックを保管できるパントリー。
  • リビング
    日用品や書類、子供のおもちゃなどをしまえる壁面収納。
  • 洗面所
    タオルや洗剤、着替えなどを置けるリネン庫。

使う場所の近くに適切な収納を設ける「適材適所」の計画が、スッキリとした暮らしの鍵です。

採光と風通しを確保する窓の配置

明るく風通しの良い家は、心身ともに健康的な暮らしの基本です。
土地の方角や、隣の家との位置関係を考慮して窓を配置しましょう。

  • 南側
    大きな窓を設けて、日中の光をたくさん取り込む。
  • 東西
    夏場の強い日差しを避けるため、窓のサイズを小さくしたり、庇(ひさし)をつけたりする工夫を。
  • 北側
    安定した柔らかな光が入るため、書斎やアトリエに向いています。

1つの部屋に2方向以上の窓を設けると、風が通り抜けやすくなります。

将来の家族構成の変化に対応できる間取り

家は10年、20年と長く住む場所です。将来のライフスタイルの変化を見据えた間取りにしておくと、リフォームなどの余計な出費を抑えられます。

  • 子供部屋
    子供が小さいうちは広い1部屋として使い、成長したら2部屋に分けられるよう、ドアや収納を2つずつ設けておく。
  • 夫婦の寝室
    将来的に寝室を分ける可能性も考え、主寝室の近くにもう一つ部屋を確保しておく。
  • バリアフリー
    1階だけで生活が完結するような間取りにしておくと、老後も安心して暮らせます。

4LDKの基本と4人家族への適性

そもそも4LDKとはどんな間取りで、4人家族にとって本当に最適なのでしょうか。基本的な知識を整理しておきましょう。

そもそも4LDKとは?3LDKとの違い

4LDKとは、「4つの居室」+「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」で構成される間取りのことです。
3LDKとの違いは、単純に居室が1つ多いことです。このプラス1の部屋をどう使うかで、暮らしの幅が大きく広がります。

  • 夫婦の主寝室
  • 子供部屋 × 2
  • +1部屋(書斎、趣味の部屋、ゲストルーム、収納部屋など)

このように、家族それぞれのプライベート空間を確保しつつ、多目的に使える予備の部屋を持てるのが4LDKの魅力です。

4人家族に4LDKは最適?メリット・デメリット

4人家族にとって、4LDKはゆとりのある選択肢ですが、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。

  • メリット
    • 子供一人ひとりに個室を用意できる
    • 書斎やゲストルームなど、プラスアルファの部屋を確保できる
    • 将来の家族構成の変化(子供の独立後など)にも対応しやすい
  • デメリット
    • 3LDKに比べて建築費用や土地代が高くなる
    • 部屋数が多い分、固定資産税が高くなる傾向がある
    • 掃除などのメンテナンスの手間が増える
    • ライフスタイルによっては部屋が余ってしまう可能性も

平屋と二階建てのメリット・デメリット比較

4LDKを建てる際、平屋と二階建てで迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を比較してみましょう。

平屋二階建て
メリット・生活動線がシンプルで暮らしやすい
・階段がなくバリアフリー
・家族の気配を感じやすく、コミュニケーションが取りやすい
・構造が安定しており、耐震性が高い
・狭い土地でも広い居住面積を確保できる
・坪単価が平屋より安くなる傾向がある
・1階と2階でパブリック/プライベートを分けやすい
・眺望や日当たりを確保しやすい
デメリット・広い土地が必要になる
・坪単価が二階建てより高くなる傾向がある
・部屋数が増えると中心部の採光・通風が悪くなりやすい
・プライバシーの確保に工夫が必要
・階段の上り下りが負担になる(特に老後)
・家族間のコミュニケーションが希薄になりがち
・1階と2階で温度差が出やすい
・掃除の負担が大きい

注文住宅4LDKに関するよくある質問

最後に、4LDKの注文住宅を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。

4LDKを建てるのに必要な土地の広さは?

平屋なら最低でも60坪以上、二階建てなら40坪以上が一つの目安です。
必要な土地の広さは、建てたい家の延床面積と、その土地に定められた「建ぺい率」「容積率」によって決まります。例えば、建ぺい率50%の土地に40坪の二階建て(建築面積20坪)を建てるなら、最低40坪の土地が必要です。駐車スペースや庭も考慮すると、もう少し余裕が欲しいところです。

4LDKの固定資産税は年間いくら?

年間10万円〜20万円程度が一般的な目安ですが、建物の評価額や土地の価格、地域によって大きく異なります。
固定資産税は「固定資産税評価額 × 1.4%(標準税率)」で計算されます。新築住宅には一定期間、税金が減額される軽減措置があるため、最初の数年間は安くなります。

ローコストで建てる方法はありますか?

はい、工夫次第でコストを抑えることは可能です。

  • 建物の形をシンプルにする
    凹凸の少ない総二階が最もコスト効率が良いです。
  • 水回りを集中させる
    キッチン、お風呂、トイレなどを近くに配置すると、配管工事費を節約できます。
  • 設備のグレードを見直す
    全ての設備をハイグレードにするのではなく、こだわりたい部分とそうでない部分でメリハリをつけましょう。
  • ローコスト住宅が得意な会社を選ぶ
    規格化や大量仕入れによってコストダウンを図っているハウスメーカーや工務店に相談するのも一つの手です。

まとめ

今回は、注文住宅で4LDKを建てる際の費用相場や間取りについて詳しく解説しました。

  • 4LDKの建築費用総額は3,000万円〜4,500万円が相場
  • 平屋は動線の良さ、二階建てはコスト効率の良さが魅力
  • 後悔しないためには「動線」「収納」「採光」「将来性」が重要
  • 4LDKは4人家族にとって、ゆとりと柔軟性のある最適な選択肢

4LDKの注文住宅は、家族の夢を形にできる素晴らしい選択です。しかし、何から手をつけていいか分からないという方も多いでしょう。

まずは、この記事で気になった間取りやアイデアを参考に、ご家族で「どんな暮らしがしたいか」を話し合ってみてください。そして、ぜひ一度、住宅展示場やハウスメーカーの完成見学会に足を運び、実際の空間を体感してみることをお勧めします。

理想のマイホーム実現に向けて、楽しみながら家づくりを進めていきましょう。

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