2025.11.14

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【完全ガイド】リビングダイニングとは?違いからおしゃれなレイアウト術まで徹底解説

「リビングとダイニング、どうやって分けたらいいの?」
「限られたスペースだけど、おしゃれで快適な部屋にしたい…」

新築や引っ越しで間取りを考えるとき、多くの人がリビングとダイニングの最適な配置に悩みます。

この記事では、そんなお悩みを持つあなたのために、「リビングダイニング」の基本から、おしゃれで機能的な空間を作るための具体的なレイアウト術まで、専門家の視点で分かりやすく解説します。

この記事を読めば、リビングダイニングという空間の可能性が広がり、あなたの理想の暮らしにぴったりの部屋作りができるようになります。

そもそも「リビングダイニング」とは?リビングやダイニングとの違いを解説

間取り図でよく目にする「LDK」や「LD」。それぞれの言葉の正確な意味や違いをご存知ですか?まずは、リビング、ダイニング、そしてリビングダイニングの基本的な定義から確認していきましょう。

リビングとは?くつろぎの空間

リビングとは、家族が集まってくつろいだり、テレビを見たり、ゲストをもてなしたりするための「居間」のことです。一般的にはソファやローテーブル、テレビボードなどが置かれ、家の中で最もリラックスできる空間として位置づけられています。

ダイニングとは?食事のための空間

ダイニングとは、食事をするための「食堂」を指します。ダイニングテーブルとチェアを置き、家族や友人と食卓を囲むためのスペースです。キッチンに隣接して配置されることが多く、食事の準備や片付けがしやすいように設計されています。

リビングダイニング(LD)とは?2つの機能を兼ね備えた空間

リビングダイニング(LD)とは、その名の通り、リビング(居間)とダイニング(食堂)の機能を一つの空間にまとめた間取りのことです。壁などの仕切りがなく、リビングスペースとダイニングスペースが一体化しているのが特徴です。

特に日本の住宅、特にマンションでは一般的な間取りで、限られた面積を有効に活用するための工夫から生まれました。

LDKとの違いは?キッチンを含むかどうか

LDKとは、L(リビング)、D(ダイニング)、K(キッチン)が一体となった空間を指します。リビングダイニング(LD)に、さらにキッチン(台所)の機能が加わった間取りです。

  • LD(リビングダイニング): リビングとダイニングが一体の空間
  • LDK(リビングダイニングキッチン): リビング、ダイニング、キッチンが一体の空間

つまり、キッチン(K)が含まれているかどうかが、LDとLDKの大きな違いです。

リビングダイニングの間取りを選ぶメリット・デメリット

リビングとダイニングを一体化させることには、良い点もあれば、少し注意が必要な点もあります。両方を理解して、あなたのライフスタイルに合うか考えてみましょう。

3つのメリット|空間を有効活用できる

リビングダイニングには、空間を有効活用し、暮らしを豊かにするメリットがあります。

  • 空間が広く開放的に見える
    リビングとダイニングを隔てる壁がないため、視線が抜け、実際の面積よりも広く開放的な空間に感じられます。限られたスペースを最大限に広く見せたい場合に非常に効果的です。
  • 家族とのコミュニケーションが取りやすい
    空間が一体化していることで、家族がそれぞれ違うことをしていても、自然と同じ空間にいることができます。例えば、キッチンで料理をしながらリビングで遊ぶ子どもの様子を見守ったり、ダイニングで食事の準備をしながらソファでくつろぐ家族と会話したりと、コミュニケーションが生まれやすくなります。
  • レイアウトの自由度が高い
    壁による制約がないため、家具の配置を柔軟に変えることができます。子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて、リビングとダイニングの広さのバランスを調整したり、模様替えを楽しんだりしやすいのも大きな魅力です。

2つのデメリットと対策|メリハリがつけにくい

一方で、空間が繋がっているからこそのデメリットも存在します。しかし、これらは工夫次第で対策が可能です。

  • 生活感が出やすく、空間のメリハリがつけにくい
    食事のスペースとくつろぎのスペースが同じ場所にあるため、片付いていないと全体が雑然とした印象になりがちです。
    • 対策: ラグやパーテーション、家具の配置を工夫して、緩やかに空間を区切る「ゾーニング」を意識しましょう。また、収納付きの家具を活用して、すっきりとした見た目を保つことも大切です。
  • 来客時にプライベートな部分が見えやすい
    ダイニングスペースが丸見えになるため、急な来客時に食事の準備中だったり、片付いていなかったりすると気まずいかもしれません。
    • 対策: キッチンカウンターや背の高い収納家具を配置して、リビング側からの視線を緩やかに遮ると良いでしょう。また、調理の匂いが気になる場合は、高性能な換気扇を設置したり、調理後に窓を開けて換気したりする習慣をつけるのがおすすめです。

【実践】おしゃれで快適なリビングダイニングのレイアウト術

ここからは、実際にリビングダイニングをレイアウトする際の具体的な方法を解説します。基本ステップと、部屋の広さ・形別のコツを押さえて、あなたの家にぴったりの配置を見つけましょう。

レイアウトを考える3つの基本ステップ

やみくもに家具を置くのではなく、以下の3つのステップで考えると、失敗なく快適な空間を作ることができます。

  • 1. 生活動線を確保する
    人がスムーズに移動できる通路(生活動線)を確保することが最も重要です。特に、キッチンからダイニングテーブル、リビングからベランダなど、頻繁に行き来する場所は、最低でも60cm以上の幅を確保しましょう。
  • 2. ゾーニングを意識する
    「食事する場所」と「くつろぐ場所」を意識的に分ける「ゾーニング」を行いましょう。家具の配置で分けるだけでなく、ラグを敷いてリビングエリアを明確にしたり、観葉植物を置いたりするだけでも、空間にメリハリが生まれます。
  • 3. 部屋の広さと形を把握する
    部屋全体の広さと、縦長か横長かといった形状を正確に把握しましょう。それによって、置ける家具のサイズや最適な配置が決まります。

【広さ別】レイアウト事例

8畳〜10畳のコンパクトなリビングダイニング

限られたスペースでは、家具の選び方と配置が特に重要になります。

  • ソファダイニングを取り入れる
    リビングのソファとダイニングのチェアを兼用する「ソファダイニング」は、省スペースに最適な選択肢です。テーブルの高さを少し低めにすることで、食事もくつろぎの時間も快適に過ごせます。
  • 壁付けレイアウトを基本にする
    ソファやダイニングテーブルを壁に寄せて配置することで、部屋の中央に広い動線を確保できます。空間をすっきりと見せる効果もあります。

12畳〜14畳の標準的なリビングダイニング

少し余裕のある広さなら、レイアウトの自由度も高まります。

  • ソファを部屋の中央に置く
    ソファの背面をダイニング側に向けるように配置すると、ソファ自体がリビングとダイニングを分ける自然な仕切りになります。これにより、それぞれの空間の独立性が高まり、メリハリが生まれます。
  • ダイニングとリビングを並列に配置する
    窓に沿ってダイニングセットとソファセットを横並びに配置するレイアウトです。どちらの空間からも外の景色を楽しめ、開放感が得られます。

【部屋の形別】レイアウトのコツ

縦長リビングダイニングのレイアウト

奥に長い形状の部屋は、奥行きを活かした配置がポイントです。

  • キッチン→ダイニング→リビングの順に配置
    キッチンから一番近い場所にダイニングテーブルを、一番奥の窓際にリビング(ソファ)を配置するのが最も効率的で一般的なレイアウトです。食事の配膳や片付けがスムーズになり、リビングでは落ち着いて過ごせます

横長リビングダイニングのレイアウト

窓が大きく、横に広い形状の部屋は、明るさを活かした配置が可能です。

  • ダイニングとリビングを窓際に並べる
    窓に沿ってダイニングとリビングを並列に配置すると、どちらのスペースも明るく開放的になります。ただし、家具のサイズによっては通路が狭くなる可能性があるので、動線計画は慎重に行いましょう。

狭い空間を広く見せる!家具選びとインテリアのコツ

「リビングダイニングが狭い…」と感じている方も、家具選びやインテリアの工夫で、空間を広く見せることが可能です。

家具選びのポイント

  • ダイニングテーブルの選び方
    食事と作業を兼用できる少し大きめのテーブルを選び、ダイニングチェアの代わりにベンチシートを使えば、使わないときはテーブル下に収納できて省スペースになります。天板がガラス素材のテーブルも、圧迫感を軽減してくれます。
  • ソファの選び方
    背もたれや肘掛けがない、または低いデザインのソファを選ぶと、視線が抜けて部屋が広く見えます。脚付きのデザインも、床が見える面積が増えるため、軽やかな印象を与えます。
  • 背の低い家具で統一する
    部屋全体の家具を背の低いもので揃えると、天井が高く見え、空間に広がりが生まれます。視界を遮るものが少なくなるため、開放感もアップします。

広く見せるインテリアテクニック

  • 明るい色を基調にする(膨張色)
    壁や床、カーテン、大きな家具など、部屋の大部分を占める色を白やベージュ、アイボリーなどの明るい色(膨張色)で統一すると、空間が広く明るく見えます。
  • 鏡を活用して奥行きを出す
    壁に大きめの鏡を設置すると、空間が映り込んで奥行きがあるように見せる効果があります。特に、部屋の角や狭い壁面に設置するのがおすすめです。
  • 照明で空間を演出する
    天井のシーリングライトだけでなく、フロアランプやテーブルランプなどの間接照明を複数使うと、空間に立体感と奥行きが生まれます。夜は間接照明だけで過ごすと、リラックスできる落ち着いた雰囲気になります。

リビングダイニングに関するよくある質問(FAQ)

Q. リビングとダイニング、家具の配置で気をつけることは?

A. 最も重要なのは「生活動線」の確保です。
キッチンからダイニングテーブル、ソファからテレビ、部屋の出入り口など、人が頻繁に通るルートを塞がないように注意してください。家具を置く前に、メジャーで通路幅が最低でも60cm確保できるか確認しましょう。

Q. 食事の匂いがリビングに広がるのが気になります。対策は?

A. 換気とゾーニングが効果的です。
まず、調理中から調理後にかけて、必ず換気扇を回し、窓を開けて空気を入れ替えることを徹底しましょう。高性能なレンジフードを導入するのも一つの手です。また、ソファなどの布製品に匂いがつくのを防ぐために、ソファをコンロからなるべく離して配置したり、消臭効果のあるファブリックミストを活用したりするのもおすすめです。

まとめ|あなたに合ったリビングダイニングで理想の暮らしを

今回は、リビングダイニングの基本的な知識から、快適な空間を作るための具体的なレイアウト術までを解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • リビングダイニング(LD)とは
    リビング(居間)とダイニング(食堂)が一体化した空間のこと。
  • メリット
    空間が広く見え、家族のコミュニケーションが活発になり、レイアウトの自由度が高い。
  • デメリットへの対策
    ゾーニングや収納の工夫で、生活感が出やすいといった問題をカバーできる。
  • レイアウトの基本
    「生活動線」「ゾーニング」「部屋の広さと形の把握」の3つが重要。
  • 広く見せるコツ
    背の低い家具や明るい色を選び、鏡や照明を効果的に使う。

リビングダイニングは、工夫次第であなたのライフスタイルに寄り添う、最高に心地よい空間になります。まずは「あなたの家で、どのように過ごしたいか」を想像することから始めてみてください。

この記事を参考に、ぜひあなただけの理想のリビングダイニングを実現してくださいね。

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