2025.10.09

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注文住宅のメリット・デメリット!建売との違いも比較解説

「そろそろマイホームが欲しいな」と考え始めたとき、多くの人が憧れるのが「注文住宅」ではないでしょうか。
間取りやデザインを自由に決められる注文住宅は魅力的ですが、「建売住宅と何が違うの?」「費用はどれくらいかかるの?」といった疑問も多いはずです。

この記事では、これから家づくりを始めるあなたのために、注文住宅のメリット・デメリットを徹底解説します。建売住宅や規格住宅との違いも分かりやすく比較し、あなたにぴったりの家を見つけるお手伝いをします。

注文住宅とは?建売・規格住宅との違いをわかりやすく解説

マイホームの選択肢には、主に「注文住宅」「建売住宅」「規格住宅」の3つがあります。それぞれの特徴を理解することが、理想の家づくりの第一歩です。

注文住宅とはゼロから自由に設計する家

注文住宅とは、土地探しから設計、建築まで、すべてをゼロから作り上げていく家のことです。
間取りやデザイン、内装・外装、キッチンやお風呂などの設備に至るまで、建築家やハウスメーカーと相談しながら、自分のこだわりを隅々まで反映させることができます。まさに「世界に一つだけの家」を実現できるのが、注文住宅の最大の魅力です。

建売住宅とは完成済みの土地付き住宅

建売住宅とは、土地と建物がセットで販売されている、すでに完成済みの住宅のことです。
分譲住宅とも呼ばれます。すでに建物が完成しているか、建築中であることが多いため、実際の部屋の広さや日当たり、設備などを自分の目で確認してから購入を決められるのが大きな特徴です。価格が明確で、契約から入居までの期間が短いというメリットもあります。

規格住宅とは決められた選択肢から選ぶ家

規格住宅とは、ハウスメーカーがあらかじめ用意したプランやデザイン、仕様の中から、好みのものを組み合わせて建てる家のことです。
注文住宅と建売住宅の中間的な存在で、「セミオーダー住宅」とも呼ばれます。間取りやデザインに一定のルールはありますが、その範囲内で自分たちの好みを反映させることができます。ゼロから考える注文住宅よりも手間やコストを抑えつつ、建売住宅よりもオリジナリティを出せるのが特徴です。

費用・期間・自由度の比較表

3つの住宅タイプの特徴を、費用・期間・自由度の観点から比較してみましょう。

項目注文住宅規格住宅建売住宅
設計の自由度◎ 非常に高い◯ ある程度高い△ 低い
費用の目安△ 高くなる傾向◯ 中程度◎ 抑えやすい
入居までの期間△ 長い(約8ヶ月~)◯ 中程度(約6ヶ月~)◎ 短い(最短1ヶ月~)
手間△ かかる◯ 中程度◎ 少ない
土地自分で探す必要あり自分で探す必要ありセットで販売

注文住宅の5つのメリット

多くの人が憧れる注文住宅には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な5つの利点をご紹介します。

1. 間取りやデザインの自由度が最も高い

注文住宅最大のメリットは、間取りやデザインをゼロから自由に決められることです。
家族構成やライフスタイルに合わせて、「広いリビングが欲しい」「趣味の書斎を作りたい」「収納を充実させたい」といった希望を形にできます。吹き抜けのある開放的な空間や、家事動線を考え抜いた間取り、こだわりの外観デザインなど、理想の暮らしをとことん追求できるのが魅力です。

2. こだわりの設備や仕様を実現できる

キッチンやお風呂、壁紙、床材といった設備や仕様を、自分の好きなメーカーや素材から選べるのも注文住宅の大きなメリットです。
例えば、以下のようなこだわりも実現可能です。

  • 料理が楽しくなる最新のアイランドキッチン
  • 断熱性や気密性を高める高性能な窓や断熱材
  • 耐震性や耐久性に優れた工法
  • 自然素材を使ったアレルギーに配慮した内装

性能面にもこだわることで、快適で安全、かつ省エネな暮らしを実現できます。

3. 建築過程を確認できる安心感

基礎工事から骨組みの組み立て、内装工事まで、家が建つまでの過程を自分の目で見守れる点も、注文住宅ならではの安心材料です。
完成後には見えなくなってしまう構造部分が、図面通りにきちんと施工されているかを確認できます。建築現場に足を運び、職人さんたちとコミュニケーションを取ることで、自分の家への愛着も一層深まるでしょう。

4. 土地の形状や条件を活かした設計が可能

狭い土地や変形地、傾斜地といった一見不利に見える土地でも、その特性を最大限に活かした設計ができるのも注文住宅の強みです。
例えば、旗竿地(はたざおち)であれば通路部分を駐車スペースやアプローチとして活用したり、傾斜地であれば眺望の良いリビングを設計したりと、土地の個性を魅力に変えることができます。

5. こだわる部分とコストを調整できる

注文住宅は費用が高くなりがちですが、どこにお金をかけ、どこでコストを抑えるか、自分でコントロールできるというメリットもあります。
「リビングやキッチンにはこだわりたいけど、子ども部屋はシンプルでいい」といったように、予算内で優先順位をつけてメリハリのある家づくりが可能です。これを「コストコントロール」と呼び、賢く家を建てるための重要なポイントになります。

知っておくべき注文住宅の4つのデメリット

魅力的な注文住宅ですが、契約前に知っておくべきデメリットもあります。後悔しないためにも、しっかりと把握しておきましょう。

1. 建売住宅より費用が高くなる傾向

ゼロから設計し、こだわりの仕様を盛り込むため、建売住宅に比べて費用は高くなる傾向にあります。
建築費に加えて、設計料や地盤調査費なども別途必要になります。予算オーバーにならないよう、事前にしっかりと資金計画を立てることが重要です。

2. 入居までの期間が長い

土地探しから始まり、設計の打ち合わせ、建築工事と多くのステップを踏むため、入居までに時間がかかります
一般的に、相談を開始してから入居するまでには8ヶ月~1年半程度かかることも珍しくありません。お子様の入学時期など、入居したい時期が決まっている場合は、早めに計画をスタートさせる必要があります。

3. 打ち合わせや意思決定に手間がかかる

自由度が高いということは、それだけ決めることが多いということです。
間取りやデザインはもちろん、壁紙の色、床材の種類、コンセントの位置や数など、細部にわたって自分で意思決定をする必要があります。このプロセスを楽しめる人には向いていますが、忙しい人や決断が苦手な人にとっては、大きな負担に感じられるかもしれません。

4. 完成形を具体的にイメージしにくい

注文住宅は、完成するまで実物を見ることができません
図面や模型、3Dパースなどで確認はできますが、「実際に住んでみたら思ったより狭かった」「日当たりがイメージと違った」といったギャップが生じる可能性もあります。完成イメージを掴むためには、モデルハウスや完成見学会に積極的に参加し、空間の感覚を養うことが大切です。

建売住宅・規格住宅のメリットとデメリット

注文住宅と比較するために、建売住宅と規格住宅のメリット・デメリットも見ていきましょう。

建売住宅のメリットとデメリット

メリット

  • 価格が明確で割安
    土地と建物をセットで購入するため、資金計画が立てやすいです。また、同じような仕様の建物を複数建てることで、コストが抑えられています。
  • 実物を見て購入できる
    完成済みの物件なら、日当たりや風通し、周辺環境などを実際に確認できるため、購入後のギャップが少ないです。
  • すぐに入居できる
    すでに完成しているため、契約手続きが済めばすぐに入居できます。

デメリット

  • 間取りやデザインの自由度がない
    すでに完成しているため、間取りや内装、設備などを変更することは基本的にできません。
  • 建築過程が見られない
    完成済みの物件の場合、基礎や構造など、見えない部分の施工品質を確認することが困難です。
  • 個性を出しにくい
    分譲地では、似たようなデザインの家が並ぶことが多く、オリジナリティを出しにくい場合があります。

規格住宅のメリットとデメリット

メリット

  • コストと手間のバランスが良い
    注文住宅より費用を抑えつつ、建売住宅よりは自由に設計できる、バランスの取れた選択肢です。
  • 品質が安定している
    プランや仕様がある程度決まっているため、品質が安定しやすく、工期も比較的短めです。
  • 完成イメージが湧きやすい
    ベースとなるプランがあるため、完成形をイメージしやすいという利点があります。

デメリット

  • 完全な自由設計はできない
    あくまで決められた選択肢の中から選ぶため、注文住宅のような完全な自由度はありません。
  • 土地の形状に制限がある
    プランが規格化されているため、変形地など特殊な形状の土地には対応できない場合があります。

注文住宅と建売住宅、結局どっちがいい?

それぞれの特徴を理解した上で、「自分たちにはどのタイプが合っているんだろう?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、あなたの希望やライフスタイルに合わせたおすすめの住宅タイプをご紹介します。

注文住宅がおすすめな人の特徴

  • 家づくりへのこだわりが強い人
    間取りやデザイン、性能など、細部まで自分の理想をとことん追求したい人。
  • 家づくりのプロセスを楽しみたい人
    建築家やデザイナーとの打ち合わせを重ね、ゼロから作り上げる過程を楽しめる人。
  • 土地の形状を活かしたい人
    親から譲り受けた土地や、少し特殊な形の土地に家を建てたい人。
  • 時間をかけても理想の家を建てたい人
    入居時期を急がず、じっくりと時間をかけて満足のいく家づくりをしたい人。

建売住宅がおすすめな人の特徴

  • 予算を抑えたい人
    できるだけコストを抑えてマイホームを手に入れたい人。
  • すぐに入居したい人
    転勤や子どもの入学など、特定の時期までに入居する必要がある人。
  • 家づくりの手間を省きたい人
    仕事や育児で忙しく、打ち合わせなどに時間をかけられない人。
  • 実物を見てから決めたい人
    図面だけではイメージが湧きにくく、実際の空間や日当たりを確認して納得したい人。

規格住宅がおすすめな人の特徴

  • コストとこだわりの両方を重視したい人
    予算は抑えたいけれど、ある程度のオリジナリティは出したいと考えている人。
  • 効率的に家づくりを進めたい人
    ゼロから考えるのは大変だけど、選択肢の中から自分好みのものを選びたい人。
  • 品質の安定性を求める人
    実績のあるプランで、安定した品質の家を建てたい人。

注文住宅の費用相場と内訳

注文住宅を建てる際、最も気になるのが費用です。ここでは、全国的な費用相場と、その内訳について解説します。

建築費用の全国平均相場

住宅金融支援機構の「2022年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の建築にかかる費用の全国平均は以下のようになっています。

  • 注文住宅(土地取得なし)
    3,717万円
  • 土地付注文住宅(土地取得あり)
    4,694万円(うち土地取得費 1,499万円、建設費 3,194万円

もちろん、これはあくまで平均であり、建てる地域や家の規模、仕様によって費用は大きく変動します。

(参考:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」)

費用の内訳(本体工事費・別途工事費・諸費用)

注文住宅の総費用は、大きく分けて3つの費用で構成されています。

  • 本体工事費(総費用の約75%)
    建物そのものを建てるための費用です。基礎工事、構造工事、内外装工事、基本的な設備(キッチン、トイレ、バスなど)の費用が含まれます。
  • 別途工事費(総費用の約15%)
    建物本体以外にかかる工事費用です。地盤改良工事、外構(駐車場、フェンス、庭など)工事、給排水・ガス・電気の引き込み工事、空調設備工事などがこれにあたります。
  • 諸費用(総費用の約10%)
    工事以外で必要になる費用です。不動産取得税や登記費用などの税金、住宅ローンの手数料、火災保険料、設計料、地鎮祭の費用などが含まれます。

見積もりを見る際は、どこまでが本体工事費に含まれているのかをしっかり確認することが大切です。

まとめ

今回は、注文住宅のメリット・デメリットを中心に、建売住宅や規格住宅との違いを解説しました。

注文住宅は、間取りやデザインの自由度が高い反面、費用や手間がかかるという特徴があります。一方で、建売住宅はコストを抑えてすぐに入居できる手軽さが魅力ですが、自由度は低くなります。

理想のマイホームを実現するためには、まず「自分たちが家づくりにおいて何を一番大切にしたいか」という優先順位を明確にすることが何よりも重要です。

  • デザインや間取りへのこだわり?
  • 予算やコストパフォーマンス?
  • 入居までのスピード?

この記事を参考に、ご家族でじっくりと話し合い、自分たちに最適な家の形を見つけてください。まずは住宅展示場に足を運んでみたり、気になるハウスメーカーの資料請求をしてみるのもおすすめです。

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