2025.11.13

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二人暮らし注文住宅|平屋の間取りと費用相場を徹底解説

「子供が独立して、夫婦二人の新しい生活が始まる」「これからの人生を、もっと快適で自分たちらしい家で過ごしたい」

そんな風に考えて、二人暮らしのための注文住宅を検討し始めている方も多いのではないでしょうか。特に、生活動線がシンプルで管理がしやすい平屋は、これからのライフステージを考えるご夫婦から絶大な人気を集めています。

しかし、いざ家づくりを始めようとすると、「二人暮らしにちょうどいい広さって?」「おしゃれで快適な間取りはどうやって作るの?」「実際、費用はいくらくらいかかるの?」といった疑問や不安が次々と出てきますよね。

この記事では、そんなお悩みを抱えるあなたのために、二人暮らしの注文住宅に関する情報を網羅的に解説します。坪数別の平屋の間取りプランから、リアルな費用相場、おしゃれな建築実例、後悔しないための家づくりの進め方まで、この記事を読めば、理想のマイホームに向けた具体的な一歩を踏み出せるはずです。

この記事の目次

【間取り図付】二人暮らしの平屋間取りプラン集

二人暮らしの家で最も重要なのが「間取り」です。ここでは、特に人気の高い平屋に焦点を当て、坪数別・目的別の間取りプランをご紹介します。ご自身のライフスタイルを想像しながら、理想の間取りを見つけてみてください。

20坪台|コンパクトで効率的な平屋の間取り

20坪台の平屋は、管理がしやすく、建築費用や固定資産税も抑えられるため、ミニマルな暮らしを求めるご夫婦に最適です。コンパクトながらも、工夫次第で驚くほど快適な空間を実現できます。

  • 間取りのポイント
    • 1LDK+αが基本: 広めのLDKに寝室を1つ設け、残りのスペースを書斎や趣味のコーナーとして活用する間取りが人気です。
    • 廊下をなくす: 居住スペースを最大限に確保するため、廊下を極力なくし、LDKが各部屋をつなぐハブのような役割を果たす設計がおすすめです。
    • 収納の工夫: 壁面収納や小屋裏収納などを活用し、デッドスペースをなくすことで、コンパクトでも十分な収納量を確保できます。

例えば、「1LDK+ワークスペース」の間取りでは、リビングの一角にカウンターを設けることで、圧迫感なく夫婦それぞれの作業スペースを作ることができます。

30坪台|趣味室も実現できるゆとりの平屋間取り

30坪台の平屋は、二人暮らしには十分なゆとりがあり、趣味の部屋や来客用の和室なども実現可能な広さです。ライフスタイルに合わせて、自由度の高い間取り設計を楽しめます。

  • 間取りのポイント
    • 2LDKでゆとりを確保: それぞれの個室を確保したり、一部屋をゲストルームやシアタールームとして使ったりと、暮らしの幅が広がります。
    • 家事動線を重視: キッチンからパントリー、洗面脱衣室、ファミリークローゼットへとつながる「回遊動線」を取り入れると、家事が格段に楽になります。
    • 屋外とのつながり: リビングから続くウッドデッキやテラスを設ければ、内と外が一体となった開放的な空間を演出できます。

30坪あれば、夫婦それぞれの時間を尊重しつつ、家族や友人が集まっても快適に過ごせる、理想の住まいが実現しやすくなります。

夫婦それぞれの個室・書斎がある間取り

在宅ワークの普及や趣味の多様化により、夫婦それぞれが集中できるプライベートな空間を求める声が増えています。

  • 完全に独立した個室
    寝室とは別に、2〜3畳程度のコンパクトな書斎を2つ設ける間取りです。お互いの気配を感じずに仕事や趣味に没頭したい方におすすめです。
  • リビング併設のワークスペース
    リビングの一角やスキップフロア(中二階)にカウンターを設けるプランです。空間を緩やかに仕切ることで、家族の気配を感じながらも、自分の作業に集中できます。
  • 寝室を書斎と兼用
    寝室の一角に書斎コーナーを設ける方法です。スペースを有効活用でき、就寝前の読書などにも便利です。

「お互いのプライベートな時間を尊重できるか?」は、これからの長い夫婦生活を快適に送るための重要なポイントです。

二人暮らしの注文住宅|費用相場と価格帯別の例

理想の間取りが見えてきたら、次に気になるのはやはり「お金」のこと。ここでは、二人暮らしの注文住宅にかかる費用相話や内訳、価格帯別の例を詳しく見ていきましょう。

総額相場は2,500万円~4,000万円が目安

土地をすでに所有している場合、二人暮らし向けの注文住宅(20坪〜30坪程度)を建てる際の建築費用の総額は、およそ2,500万円~4,000万円がボリュームゾーンとなります。

ただし、この金額は建物の仕様や設備のグレード、依頼する建築会社、建築エリアによって大きく変動します。あくまで一つの目安として考え、土地代は別途必要になることを覚えておきましょう。

費用の内訳|本体工事費・付帯工事費・諸費用

注文住宅にかかる費用は、大きく分けて以下の3つで構成されます。総予算を考える際は、建物本体の価格だけでなく、これらの費用も必ず含めて計算しましょう。

  • 本体工事費(総額の約70%)
    建物そのものを建てるための費用です。基礎工事、構造工事、内外装工事などが含まれます。
  • 付帯工事費(総額の約20%)
    建物本体以外にかかる工事費用です。地盤改良工事、給排水工事、外構工事(駐車場、フェンスなど)、空調工事などが該当します。
  • 諸費用(総額の約10%)
    工事以外で必要になる費用です。登記費用、住宅ローン手数料、火災保険料、印紙税、不動産取得税などが含まれます。

【1,000万円台】で建てられる家の特徴

予算1,000万円台で家を建てることは、工夫次第で十分に可能です。

この価格帯で実現するには、建物の形をシンプルな長方形や正方形にする、屋根の形をシンプルにする、水回りを一箇所にまとめる、といったコストダウンの工夫が重要になります。間取りはコンパクトな1LDKや2LDKが中心となり、設備のグレードは標準的なものを選ぶことが多くなります。ローコスト住宅を専門に扱うハウスメーカーに相談するのも良いでしょう。

【2,000万円台】で建てられる家の特徴

2,000万円台は、二人暮らしの注文住宅で最も一般的な価格帯です。

25坪〜30坪程度の広さを確保でき、間取りの自由度も高まります。ある程度のこだわりを反映させることが可能で、例えば「キッチンは少しグレードの高いものにしたい」「無垢材のフローリングを使いたい」といった希望も叶えやすくなります。デザイン性と機能性のバランスが取れた家づくりができるでしょう。

おしゃれな二人暮らしの家の建築実例集

性能や間取りだけでなく、デザインにもこだわりたいですよね。ここでは、おしゃれな二人暮らしの家の実例を「平屋」「二階建て」「内装・外観」のポイント別にご紹介します。

【平屋】開放感のあるワンフロアの暮らし

ワンフロアで生活が完結する平屋は、その構造を活かすことで、実際の面積以上の開放感を生み出すことができます。

  • 勾配天井と大きな窓
    屋根の形状を活かした勾配天井は、縦への広がりを演出し、空間を広く見せてくれます。大きな窓を組み合わせることで、光がたっぷりと入る明るいリビングが実現します。
  • リビングとつながるウッドデッキ
    リビングの床と高さを揃えたウッドデッキを設けることで、室内と屋外が一体化。天気の良い日にはセカンドリビングとして、食事やティータイムを楽しめます。

【二階建て】プライベートを重視した暮らし

限られた土地でも居住スペースを確保しやすい二階建ては、フロアを分けることでプライベート空間を作りやすいのが魅力です。

  • 1階にLDK、2階に個室
    パブリックな空間とプライベートな空間を明確に分けることができる、最も一般的な間取りです。来客時に生活感のある寝室などを見られる心配がありません。
  • スキップフロアで空間を繋ぐ
    短い階段でフロアをずらしながら繋ぐスキップフロアは、空間に変化と楽しさを生み出します。壁で仕切らずにゾーニングできるため、家族の気配を感じつつも、それぞれの時間を過ごせます。

こだわりの内装・外観デザインギャラリー

家の印象を大きく左右する内装・外観デザイン。人気のテイストをいくつかご紹介します。

  • ナチュラルテイスト
    無垢材や漆喰など、自然素材をふんだんに使った温かみのあるデザイン。飽きがこず、心安らぐ空間を演出します。
  • シンプルモダン
    白・黒・グレーを基調とした、直線的で無駄のないデザイン。スタイリッシュで都会的な印象を与えます。
  • 和モダン
    日本の伝統的なデザイン(格子、畳、障子など)に、現代的な要素を組み合わせたスタイル。落ち着きと洗練さを両立できます。

外壁の色や素材、窓の配置、照明計画など、細部までこだわることで、世界に一つだけの「わが家」が完成します。

平屋と二階建て、どちらが良い?メリット・デメリット比較

二人暮らしの家を建てる際、多くの人が悩むのが「平屋か、二階建てか」という選択です。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分たちのライフスタイルや土地の条件に合う方を選びましょう。

平屋のメリット|動線が楽で老後も安心

  • シンプルな生活動線
    すべての部屋がワンフロアにあるため、移動がスムーズ。掃除や洗濯などの家事動線も短く済みます。
  • バリアフリーで老後も安心
    階段がないため、年齢を重ねて足腰が弱くなっても安心して暮らせます。将来的なリフォーム費用も抑えられます。
  • 家族とのコミュニケーション
    自然とリビングに集まる機会が増え、夫婦のコミュニケーションが取りやすくなります。
  • メンテナンスがしやすい
    屋根や外壁のメンテナンス時に、二階建てに比べて大掛かりな足場が不要なため、費用を抑えられます。

平屋のデメリット|広い土地が必要・坪単価が高い

  • 広い敷地面積が必要
    同じ延床面積の二階建てと比べ、約2倍の建築面積が必要になるため、広い土地が求められます。
  • 坪単価が高くなる傾向
    同じ延床面積の場合、基礎と屋根の面積が大きくなるため、坪単価は二階建てよりも高くなる傾向があります。
  • プライバシーの確保が難しい
    道路や隣家からの視線が入りやすいため、間取りの工夫や外構(塀や植栽)での目隠しが必要になる場合があります。

二階建てのメリット|プライバシー確保・狭小地に対応

  • 狭い土地でも建てられる
    建築面積を抑えられるため、都市部の狭小地や変形地にも対応しやすいのが最大のメリットです。
  • プライバシーを確保しやすい
    1階と2階で空間を分けられるため、夫婦それぞれのプライベートな時間や空間を確保しやすいです。
  • 眺望や日当たりが良い
    周辺の建物環境にもよりますが、2階は日当たりや風通し、眺望を確保しやすいです。

二階建てのデメリット|階段の上り下り・メンテナンス

  • 階段の上り下りが負担に
    毎日の上り下りは、年齢を重ねると大きな負担になります。重い荷物を持っての移動も大変です。
  • 生活動線が複雑になりがち
    洗濯物を干すために1階と2階を往復するなど、家事動線が長くなる傾向があります。
  • メンテナンス費用が高め
    外壁や屋根のメンテナンス時に足場が必要となり、平屋に比べて費用が高くなる可能性があります。

快適に暮らすための間取りの工夫

限られたスペースでも、工夫次第で暮らしの快適さは大きく向上します。ここでは、二人暮らしの家で特に意識したい間取りのポイントを3つご紹介します。

十分な収納スペースを確保するアイデア

「家はコンパクトでも、収納はたっぷり欲しい」というのは共通の願いです。「適材適所」の収納計画が鍵となります。

  • ウォークインクローゼット(WIC)
    夫婦二人の衣類をまとめて管理できる大型収納。衣替えの手間が省け、身支度がスムーズになります。
  • シューズクローク(SIC)
    靴だけでなく、傘やベビーカー、アウトドア用品なども収納できる玄関横のスペース。玄関を常にすっきりと保てます。
  • パントリー
    食料品や日用品のストックを保管できるキッチン横の収納庫。買い置きに便利で、キッチン周りが片付きます。
  • 小屋裏収納・ロフト
    普段使わない季節物(扇風機、雛人形など)や思い出の品を収納するのに最適です。

老後まで安心なバリアフリー設計のポイント

将来を見据えて、新築時からバリアフリーを意識しておくことが大切です。

  • 床の段差をなくす
    つまずきや転倒のリスクを減らすため、家中の床はフラットにするのが基本です。
  • 引き戸を多用する
    開き戸に比べて開閉に必要なスペースが少なく、車椅子でも通りやすいのがメリットです。
  • 廊下やトイレの幅を広くする
    将来的に車椅子や介助が必要になった場合を想定し、通路幅にはゆとりを持たせましょう。
  • 手すりを設置する
    玄関、廊下、トイレ、浴室など、転倒の危険がある場所にはあらかじめ手すりを設置しておくと安心です。

生活動線を考えた回遊間取りのすすめ

回遊間取りとは、家の中に行き止まりがなく、ぐるりと回れる動線のことです。

例えば、「キッチン→パントリー→洗面所→ファミリークローゼット→キッチン」とつながる間取りなら、料理をしながら洗濯をしたり、乾いた服をすぐにしまったりと、家事を効率的にこなせます。

また、動線が複数あることで、朝の忙しい時間帯に夫婦の動きが重なってもスムーズに移動できます。空間に広がりが生まれ、開放感を感じられるのも大きなメリットです。

後悔しない注文住宅の進め方と会社の選び方

理想の家づくりを成功させるには、計画的な準備と信頼できるパートナー選びが不可欠です。最後に、家づくりの基本的な流れと会社の選び方、コストダウンのコツをご紹介します。

予算決めから入居までの基本ステップ

注文住宅の計画は、一般的に以下のようなステップで進みます。全体の流れを把握しておきましょう。

  1. 情報収集とイメージ固め
    どんな暮らしがしたいか、どんな家が良いか、夫婦で話し合い、雑誌やインターネットで情報を集めます。
  2. 予算計画
    自己資金や住宅ローンで、総額いくらまでかけられるのかを把握します。
  3. 建築会社の選定
    複数のハウスメーカーや工務店から資料請求や相談をし、比較検討します。
  4. 土地探し(土地がない場合)
    希望エリアや予算に合わせて土地を探します。建築会社に相談しながら進めるのがおすすめです。
  5. プランニングと見積もり
    選んだ会社と具体的な間取りや仕様を打ち合わせ、詳細な見積もりを取ります。
  6. 契約
    工事請負契約や住宅ローン契約を結びます。
  7. 着工〜完成・引き渡し
    工事が始まり、完成後に最終チェックをして引き渡しとなります。

ハウスメーカーと工務店の違いと選び方

家づくりの依頼先は、主に「ハウスメーカー」と「工務店」に分かれます。それぞれの特徴を理解し、自分たちに合う会社を選びましょう。

  • ハウスメーカー
    全国展開している大手企業が多く、品質が安定しており、ブランド力や保証制度が充実しています。規格化された商品が多いため、自由度はやや低い場合がありますが、安心して任せたい方におすすめです。
  • 工務店
    地域に密着した会社が多く、設計の自由度が高いのが特徴です。社長や設計士と直接話しながら、こだわりの家づくりを進めたい方に向いています。会社によって技術力やデザイン力に差があるため、施工事例などをよく確認することが重要です。

「何を重視するか?」(価格、デザイン、性能、安心感など)を明確にして、複数の会社を比較検討することが後悔しないためのポイントです。

建築費用を抑えるためのコストダウン術

少しでも費用を抑えたい場合、以下のような方法が有効です。

  • 建物の形状をシンプルにする
    凹凸の多い複雑な形よりも、総二階や正方形に近いシンプルな形の方が工事費は安くなります。
  • 水回りを集中させる
    キッチン、浴室、トイレなどの水回りを一箇所にまとめると、配管工事の費用を削減できます。
  • 設備のグレードを見直す
    すべての設備を最高グレードにするのではなく、こだわりたい部分とそうでない部分にメリハリをつけましょう。
  • 施主支給を活用する
    照明器具やカーテン、タオル掛けなどを自分で購入して取り付けてもらう「施主支給」を利用すると、費用を抑えられる場合があります。(※対応可能か建築会社への確認が必要です)

まとめ

今回は、二人暮らしの注文住宅、特に人気の平屋について、間取りや費用、家づくりのポイントを詳しく解説しました。

最後に、この記事の要点を振り返ってみましょう。

  • 二人暮らしの家は20坪〜30坪台のコンパクトな平屋が人気
  • 間取りは「1LDK+α」や「ゆとりの2LDK」などライフスタイルに合わせて計画する
  • 建築費用の総額目安は2,500万円~4,000万円(土地代別)
  • 老後まで見据えたバリアフリー設計や、家事が楽になる回遊動線を取り入れるのがおすすめ
  • 後悔しないためには、計画的な資金計画と信頼できる建築会社選びが何より重要

これからの人生を共に歩むパートナーと、心から安らげる住まいを建てることは、何にも代えがたい素晴らしい経験です。この記事が、あなたの理想のマイホームづくりの一助となれば幸いです。まずはご夫婦でじっくりと話し合い、夢の我が家への第一歩を踏み出してみてください。

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