2025.08.12

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後悔しない!犬と暮らす注文住宅のアイデアと間取り実例

「愛犬は大切な家族の一員。だから、これから建てる注文住宅は、愛犬にとっても最高に居心地の良い場所にしたい!」

そうお考えではありませんか?
現在の住まいで、滑りやすい床や傷だらけの壁、お散歩後の足の汚れなど、ペットとの暮らしならではの悩みを抱えている方も多いでしょう。

せっかく注文住宅を建てるなら、愛犬と家族全員が安全で快適に、そして笑顔で暮らせる家を実現したいですよね。

この記事では、犬と暮らす家の建築を考えているあなたのために、後悔しない家づくりを実現するための具体的なアイデアや間取りの実例を、写真付きのイメージで分かりやすく解説します。

最後まで読めば、あなたと愛犬にとって理想の家づくりのヒントがきっと見つかります。

この記事の目次

犬と暮らす注文住宅の間取りアイデア5選

まずは、実際に建てられた「犬と暮らす家」の間取り実例を見て、理想の住まいのイメージを膨らませていきましょう。ここでは、さまざまな工夫が詰まった5つの素敵な実例をご紹介します。

例1:ドッグランと回遊動線のある開放的な家

リビングから直接出られる広々としたウッドデッキと、天然芝のドッグランが特徴的なお住まいです。リビング・ウッドデッキ・庭を愛犬が自由に走り回れることで、運動不足の解消にもつながります。

室内は、リビングを中心にぐるりと一周できる「回遊動線」を採用。行き止まりがないため、愛犬がのびのびと移動できるだけでなく、家族の生活動線もスムーズになります。追いかけっこをするのが好きな犬にはたまらない間取りです。

例2:玄関直結の足洗い場が便利な家

お散歩帰りのワンちゃんをすぐにきれいにできる、玄関土間に設置された足洗い場が主役の家です。玄関ドアを開けてすぐの場所にあるため、汚れた足で室内を歩き回る心配がありません。

温水が出るシャワー水栓や、タオル・ケア用品を収納できる棚を設けることで、雨の日のお手入れも格段に楽になります。土間スペースを広めに確保し、リードフックを設置すれば、愛犬が乾くまで待ってもらうスペースとしても活用できます。

例3:小型犬のための滑らない床と専用スペースがある家

足腰への負担が気になる小型犬のために、家全体の床を滑りにくいペット用のフローリングで統一した実例です。リビングの一角には、ケージやベッドを置けるタイル敷きの「ドッグスペース」を設置。

床暖房を完備することで、冬場も快適に過ごせます。壁には消臭・調湿効果のあるエコカラットを採用し、ペットの匂い対策も万全。犬と人の空間を緩やかに分けることで、お互いが心地よい距離感を保てます。

例4:多頭飼いでも快適な収納とゾーニングの家

複数のワンちゃんと暮らすために、収納力とゾーニングを徹底的に工夫したお住まいです。玄関脇には大容量のシューズクローク兼ペット用品収納を設け、フードやトイレシート、おもちゃなどをまとめて管理。

リビングは、可動式のゲートで空間を仕切れるように設計。来客時や食事中など、必要に応じて犬たちのエリアを分けられるため、ストレスなく過ごせます。それぞれの犬が安心して休めるよう、個別のケージスペースを確保している点もポイントです。

例5:リビングがおしゃれな犬と暮らす家

「ペットと暮らす家でも、インテリアにはこだわりたい」という願いを叶えた、デザイン性の高いリビングが魅力的な実例です。壁には傷や汚れに強いデザイン性の高い腰壁を採用し、アクセントウォールとしても機能させています。

床材は、見た目の美しさと滑りにくさを両立したタイルを選択。家具は、犬が噛んでも安全な素材や、角のない丸みを帯びたデザインのものを選んでいます。ペットがいるからとおしゃれを諦めるのではなく、機能性とデザインを両立させる工夫が随所に光ります。

【場所別】犬と暮らす家づくりのアイデア・工夫

実例を見てイメージが湧いてきたところで、次は具体的なアイデアを場所別に見ていきましょう。注文住宅だからこそ実現できる、愛犬との暮らしを豊かにする工夫をご紹介します。

玄関・土間|足洗い場・大型シンク・収納

玄関や土間は、外と中をつなぐ重要な場所。お散歩帰りの動線をいかにスムーズにするかがポイントです。

  • 足洗い場の設置
    お散歩後の汚れを室内に入る前に洗い流せる、最も人気の設備です。温水対応にすると冬場も快適。
  • 大型シンク(スロップシンク)
    小型犬なら全身を洗える深めのシンクも便利です。泥だらけの靴やアウトドア用品を洗うのにも重宝します。
  • ペット用品専用の収納
    リード、おもちゃ、ケア用品などをまとめて収納できるスペースを確保しましょう。散らかりがちな玄関がすっきりします。
  • リードフック
    両手がふさがりがちな帰宅時に、一時的に愛犬をつないでおけるフックがあると非常に便利です。

リビング|滑りにくい床材とくつろぎスペース

家族と愛犬が最も多くの時間を過ごすリビングは、快適性と安全性の両立が鍵となります。

  • 滑りにくい床材の採用
    犬の足腰への負担を軽減するため、滑りにくい床材は必須です。ペット対応のフローリングやクッションフロア、タイル、カーペットなどが選択肢になります。
  • ドッグスペースの確保
    リビングの一角に、ケージやベッドを置くための専用スペースを設けましょう。家族の気配を感じながら安心して休める場所になります。
  • 汚れに強い壁材
    腰の高さまで傷や汚れに強い「腰壁」にしたり、拭き掃除がしやすいペット対応の壁紙を選んだりするのがおすすめです。
  • 家具の配置
    犬が走り回れるように、家具の配置を工夫して広いスペースを確保しましょう。角の丸い家具を選ぶと、ぶつかった際の怪我を防げます。

庭・外構|安全なドッグランと飛び出し防止フェンス

庭は愛犬にとって最高の遊び場です。安全対策を万全にして、思いっきり走り回れる空間を作りましょう。

  • プライベートドッグラン
    庭をフェンスで囲い、プライベートなドッグランに。地面は、足に優しい天然芝やウッドチップ、人工芝などが人気です。
  • 飛び出し防止フェンス・ゲート
    道路への急な飛び出しは重大な事故につながります。敷地全体を囲うフェンスは、犬が飛び越えられない高さ(小型犬で1.2m、大型犬で1.8m程度が目安)に設定しましょう。
  • ウッドデッキ・タイルデッキ
    リビングから段差なくつながるデッキは、内と外をつなぐ中間領域として活躍します。夏場の照り返しに注意し、日よけ(シェード)なども検討しましょう。
  • 安全な植栽
    犬にとって有毒な植物(チューリップ、スイセン、アジサイなど)は避け、安全な植物を選んでガーデニングを楽しみましょう。

犬専用スペース|犬部屋やケージの最適な配置

犬にも一匹で落ち着けるパーソナルスペースが必要です。

  • 犬部屋(ドッグルーム)
    独立した犬専用の部屋を作るのも一つの方法です。留守番時や来客時に活用できます。換気扇やエアコンを設置すると、より快適な環境になります。
  • ケージ・サークルの配置場所
    家族の様子がわかるリビングの隅や、階段下などのデッドスペースを活用するのが一般的です。直射日光が当たらず、静かで落ち着ける場所を選びましょう。

水回り・その他|ペット用シャワー・換気設備

シャンプーや匂い対策など、水回りや空調設備にも工夫を取り入れましょう。

  • ペット用シャワー
    洗面所やお風呂場に、犬を洗いやすい高さのシャワーを設置すると便利です。立ったまま楽な姿勢でシャンプーができます。
  • 換気・消臭設備
    ペットの匂いがこもらないよう、24時間換気システムや消臭機能付きの壁材・天井材の採用を検討しましょう。
  • ペットドア
    特定の部屋を自由に行き来できるようにペットドアを設置するのも良いアイデアです。ただし、防犯面や断熱性も考慮して設置場所を決めましょう。

後悔しないための内装・建材選びのポイント

「デザインで選んだら、すぐに傷だらけに…」そんな後悔をしないために、内装や建材は犬との暮らしを第一に考えて選びましょう。

床材|滑りにくさ・耐久性・掃除のしやすさで選ぶ

床材は、犬の健康と暮らしの快適さを左右する最も重要な要素の一つです。

  • ペット対応フローリング
    表面に滑り止めのコーティングが施され、傷やアンモニアにも強い製品です。見た目も通常のフローリングと変わらないものが多く人気です。
  • クッションフロア
    クッション性が高く、犬の足腰に優しい素材です。耐水性があり掃除もしやすいですが、爪によるひっかき傷にはやや弱い面もあります。
  • タイル
    耐久性が非常に高く、傷や汚れに強いのが特徴です。夏はひんやりして気持ち良いですが、冬は冷たいため床暖房との併用がおすすめです。目地が汚れないような工夫も必要です。
  • コルク
    柔らかく滑りにくいため、犬に優しい床材として知られています。ただし、水や傷には比較的弱いので、こまめな手入れが必要です。

壁材|傷・汚れ・匂いに強い壁紙や腰壁

壁は、犬のよだれや体当たり、爪のひっかきなどで汚れや傷がつきやすい場所です。

  • ペット対応壁紙(スーパー耐久性壁紙)
    表面が強化されており、一般的な壁紙よりも傷や衝撃に強いのが特徴です。汚れが拭き取りやすく、消臭機能が付いた製品もあります。
  • 腰壁
    人の腰の高さくらいまで、壁の下半分に板などを張る仕上げ方です。最も汚れや傷がつきやすい部分を保護できるため、非常に効果的です。デザインのアクセントにもなります。
  • 塗り壁(珪藻土・漆喰)
    調湿効果や消臭効果が高く、室内の空気を快適に保ちます。ただし、素材によっては傷がつきやすかったり、汚れが染み込みやすかったりするため、採用する際は特性をよく確認しましょう。

扉・窓|飛び出し防止ゲートとペットドアの設置

扉や窓は、犬の安全を守るための重要なポイントです。

  • ペットゲート(飛び出し防止柵)
    玄関やキッチン、階段など、犬に入ってほしくない場所に設置します。壁に埋め込むタイプや、後付けできるタイプなど様々です。
  • ペットドア
    冷暖房効率や防犯性を考慮し、設置場所を慎重に選びましょう。気密性の高い製品や、特定のペットだけを認識して開閉するハイテクな製品もあります。

コンセントの位置|噛みつき・いたずら防止対策

子犬や好奇心旺盛な犬は、電気コードやコンセントにいたずらをしてしまうことがあります。感電事故を防ぐため、設計段階で対策しておきましょう。

  • 高い位置に設置する
    犬が届かないような高い位置にコンセントを設置するのが最も安全です。
  • コンセントカバー付きを選ぶ
    普段使わないコンセントには、カバー付きの製品を選ぶといたずらを防止できます。
  • 家具の裏に隠す
    テレビボードやソファの裏など、家具で隠れる位置にコンセントを計画するのも有効です。

犬と暮らす家の建築費用と坪単価の目安

「犬のための設備を追加すると、費用はどれくらい上がるの?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、費用相場とコストを抑えるコツについて解説します。

犬用設備で追加になる費用相場

犬と暮らすための設備を追加した場合、一般的な注文住宅に比べて50万円~200万円程度の追加費用がかかることが多いようです。

  • 足洗い場・大型シンクの設置
    10万円~30万円程度。給排水工事が必要になります。
  • ペット対応の床材・壁材への変更
    10万円~50万円程度。採用する面積や素材のグレードによって変動します。
  • 庭のドッグラン(フェンス・芝生など)
    30万円~100万円以上。広さや仕様によって大きく変わります。
  • ペットドア・ゲートの設置
    1箇所あたり3万円~10万円程度。

これらの費用はあくまで目安です。どこまでこだわるかによって総額は大きく変わるため、予算と優先順位をしっかり決めて計画することが大切です。

坪単価への影響とコストを抑えるコツ

犬用の設備は、坪単価を直接押し上げるというよりは、オプション工事費として加算されるケースがほとんどです。コストを抑えたい場合は、以下の点を検討してみましょう。

  • 優先順位を決める
    「足洗い場は絶対に欲しいけど、ドッグランはDIYで少しずつ作ろう」など、本当に必要な設備に予算を集中させましょう。
  • 標準仕様を活かす
    ハウスメーカーによっては、標準仕様で傷に強い床材や建具を選べる場合があります。標準仕様をうまく活用できないか確認してみましょう。
  • 後から設置できるものは後回しに
    ペットゲートやフェンスの一部など、後からでも設置可能なものは、入居後に自分たちで取り付けることでコストを削減できます。

犬と暮らす家が得意なハウスメーカー・工務店の選び方

理想の家づくりを成功させるには、信頼できるパートナー選びが不可欠です。「犬と暮らす家」を建てるなら、ペット住宅に関する知識と実績が豊富な会社を選びましょう。

建築実績や実例をホームページで確認する

まずは、気になるハウスメーカーや工務店のホームページで、「犬」や「ペット」をテーマにした建築実例がどれくらいあるかを確認しましょう。多くの実例を掲載している会社は、それだけ経験とノウハウが豊富である可能性が高いです。

担当者の知識と提案力を比較する

相談会の際には、担当者に「犬と暮らす家を建てたい」と伝え、具体的な提案を求めてみましょう。

  • 「犬種や年齢に合わせた提案をしてくれるか?」
  • 「床材や壁材のメリット・デメリットを詳しく説明してくれるか?」
  • 「こちらの要望に対して、プロならではのアイデアをプラスしてくれるか?」

など、担当者の知識レベルや提案力をしっかり見極めることが重要です。

モデルハウスや見学会で標準仕様を体感する

モデルハウスや完成見学会に足を運び、実際に使われている床材や壁材の質感、空間の広さなどを体感しましょう。写真だけでは分からない部分を確認することで、「この会社なら安心して任せられる」という確信につながります。

まとめ

今回は、犬と暮らす注文住宅を建てるためのアイデアや間取り、後悔しないためのポイントを解説しました。

愛犬と家族が幸せに暮らせる家づくりの鍵は、犬の習性や安全性を深く理解し、設計段階から具体的な工夫を取り入れることです。

  • お散歩帰りの動線を考えた玄関
  • 犬の足腰に優しいリビングの床材
  • 安心して走り回れる庭のドッグラン
  • 傷や汚れ、匂いに配慮した内装材

これらのポイントを押さえ、あなたと愛犬のライフスタイルに合った工夫をプラスすることで、後悔のない理想の住まいが実現します。

この記事でご紹介したアイデアや実例を参考に、ぜひ信頼できるパートナーを見つけ、世界に一つだけの「愛犬と暮らす最高の家」を建ててくださいね。

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