2025.11.07

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二階建て注文住宅の間取り完全ガイド!おしゃれなアイデアや人気の間取りを徹底解説

「そろそろ夢のマイホームを…」と考えたとき、多くの人が憧れるのが二階建ての注文住宅ではないでしょうか。しかし、いざ間取りを考え始めると、「どんな間取りがいいの?」「おしゃれで暮らしやすい家にするにはどうすれば?」と、悩みや疑問が次々と出てくるものです。

間取りは、一度決めたら簡単に変更できない、家づくりの心臓部。だからこそ、後悔しないためには、たくさんの実例を見て、自分たちの理想の暮らしを具体的にイメージすることが何より大切です。

この記事では、二階建て注文住宅を検討しているあなたのために、以下の内容を網羅的に解説します。

  • 【坪数別】すぐに参考にしたい、おしゃれな間取り実例
  • 暮らしやすさを格段にアップさせる、理想の間取りアイデア7選
  • 多くの人に選ばれている人気の間取りランキング
  • 間取り決めで失敗しないための重要な注意点

この記事を読めば、あなたとご家族にぴったりの「理想の間取り」が見つかるはずです。ぜひ、楽しみながら家づくりのヒントを探してみてください。

この記事の目次

【坪数別】おしゃれな二階建て間取り実例

まずは、広さごとにどのような間取りが実現できるのか、具体的な実例を見ていきましょう。ここでは、坪数別に二階建て注文住宅のおしゃれな間取りアイデアをご紹介します。

20坪台のコンパクトな間取り実例

20坪台の二階建ては、限られたスペースをいかに有効活用するかがポイントです。工夫次第で、コンパクトながらも機能的で開放感のある住まいを実現できます。

  • 【実例1】廊下をなくして居住スペースを最大化した2LDK(約28坪)
    1階はLDKと水回りを集約。リビング階段を採用し、廊下を極力なくすことで、帖数以上の広がりを感じさせます。2階は主寝室と子供部屋を配置し、各部屋にクローゼットを設けて収納力も確保した、無駄のない間取りです。
  • 【実例2】吹き抜けで明るさと開放感を演出した3LDK(約29坪)
    リビングの一部を吹き抜けにすることで、縦への広がりが生まれ、明るい光が差し込む開放的な空間に。2階のホールを広めにとり、室内干しスペースやスタディコーナーとして活用するアイデアも人気です。

30坪台の暮らしやすい間取り実例

30坪台は、3〜4人家族に最も人気のある広さです。家事動線や収納計画にこだわることで、日々の暮らしがぐっと快適になります。

  • 【実例1】家事ラクを叶える回遊動線のある4LDK(約32坪)
    キッチンからパントリー、洗面脱衣室、そしてリビングへと回遊できる動線が魅力。行き止まりがないため、料理や洗濯などの家事を同時進行しやすく、時間短縮につながります。1階にファミリークローゼットを設けるのもおすすめです。
  • 【実例2】LDKと和室をつなげた多機能空間のある3LDK(約34坪)
    リビングの隣に小上がりの和室や畳コーナーを配置。引き戸で仕切れるようにすれば、普段は子供の遊び場や昼寝スペースとして、来客時には客間として使える便利な空間になります。

35坪台の家族が快適な間取り実例

35坪台になると、各部屋の広さにゆとりが生まれ、プラスアルファの空間も検討しやすくなります。家族それぞれの時間も大切にできる間取りが実現可能です。

  • 【実例1】収納力抜群!適材適所の収納を設けた4LDK(約35坪)
    玄関にはシューズクローク、キッチンにはパントリー、主寝室には大容量のウォークインクローゼットを配置。さらに、階段下や2階ホールなど、デッドスペースになりがちな場所も余すことなく収納として活用し、家全体をすっきりと保ちます。
  • 【実例2】家族の気配を感じつつ個室も確保した4LDK(約36坪)
    1階は開放的なLDKを中心に、2階に主寝室と子供部屋2部屋、さらに書斎スペースを確保。リビング階段や吹き抜けを通して家族の気配を感じながらも、それぞれのプライベートな時間を尊重できる、バランスの取れた間取りです。

理想の間取りを作る7つのアイデア

おしゃれで暮らしやすい二階建ての家を実現するためには、人気の間取りアイデアを取り入れるのが近道です。ここでは、ぜひ検討したい7つのアイデアをご紹介します。

家事動線を楽にする回遊動線・間取り

回遊動線とは、家の中を行き止まりなくぐるりと回れる動線のこと。特にキッチン周りに取り入れることで、料理・洗濯・掃除などの家事を効率的にこなせます。忙しい共働き夫婦や子育て世代から絶大な支持を得ている間取りアイデアです。

  • メリット: 家事の同時進行がしやすく、時間短縮につながる。家族がすれ違う際もスムーズ。
  • デメリット: 通路分のスペースが必要になるため、居住スペースが少し狭くなる可能性がある。

開放的な空間を演出する吹き抜け

リビングやダイニング、階段部分の天井を高くして、1階と2階をつなげる吹き抜け。空間に縦の広がりが生まれ、圧倒的な開放感と明るさを得られるのが最大の魅力です。おしゃれな二階建て住宅の象徴ともいえるでしょう。

  • メリット: 部屋が明るく、広く見える。家族の気配を感じやすい。
  • デメリット: 冷暖房の効率が下がりやすい。音が2階に響きやすい。

家族の顔が見えるリビング階段

リビング内に階段を設けるリビング階段は、家族のコミュニケーションを自然に増やしてくれる人気の間取りです。子供が帰宅したときや外出するときに必ずリビングを通るため、「おかえり」「いってらっしゃい」の会話が生まれます。

  • メリット: 家族のコミュニケーションが活発になる。LDKが広く見える効果がある。
  • デメリット: 来客時に2階のプライベート空間が見えやすい。音や匂いが2階に伝わりやすい。

洗濯が完結するランドリールーム

「洗う→干す→たたむ→しまう」という洗濯の一連の作業を1箇所で完結できるのがランドリールームです。洗面脱衣室と兼用したり、ファミリークローゼットを隣接させたりすることで、家事負担を大幅に軽減できます。

  • メリット: 天候を気にせず洗濯できる。家事動線が劇的に短くなる。
  • デメリット: ある程度のスペースが必要になる。湿気対策(換気扇や除湿器)が必須。

適材適所の収納計画のポイント

「収納は多ければ多いほど良い」と思いがちですが、大切なのは「どこに」「何を」収納するかを考えた適材適所の計画です。

  • 玄関: シューズクロークを設ければ、靴だけでなくベビーカーやアウトドア用品も収納できる。
  • キッチン: パントリーがあれば、食料品のストックや普段使わない調理家電をすっきりしまえる。
  • リビング: 壁面収納や造作棚で、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける。
  • 寝室: ウォークインクローゼットで、衣類や季節家電をまとめて管理。

テレワークに集中できる書斎スペース

在宅勤務が普及した今、仕事に集中できる書斎スペースの需要が高まっています。完全に独立した個室タイプから、リビングの一角や寝室に設けるカウンタータイプまで、働き方に合わせて様々な形が考えられます。

  • 個室タイプ: Web会議などがあっても家族に気兼ねなく仕事に集中できる。
  • オープンタイプ: 家族の気配を感じながら作業できる。省スペースで設置可能。

セカンドリビングで豊かな暮らし

2階のホールや踊り場を広く活用して設けるセカンドリビングは、家族の暮らしに彩りを加えてくれる空間です。子供のプレイスペース、読書コーナー、ホームシアターなど、ライフスタイルに合わせて自由に活用できます。

  • メリット: LDKとは違う目的で使える空間が生まれる。家族それぞれの居場所ができる。
  • デメリット: 延床面積が大きくなるため、建築コストが上がる。

人気の二階建て間取りランキングTOP5

数ある間取りの中から、特に人気が高く、多くの人に選ばれている間取りをランキング形式でご紹介します。

1位:LDK+隣接する和室・畳コーナー

リビングの隣に和室や畳コーナーを設ける間取りが不動の人気No.1です。普段は子供の遊び場や昼寝スペースとして、来客時には客間として、また、洗濯物をたたむ家事スペースとして…など、一部屋で何役もこなせる柔軟性の高さが支持されています。

2位:家事ラクを追求した回遊動線

キッチン、パントリー、洗面脱衣室、ファミリークローゼットなどをつなげた回遊動線は、共働きや子育て世代の「家事負担を減らしたい」という切実なニーズに応える間取りとして人気です。朝の忙しい時間帯でも家族の動線がぶつかりにくく、スムーズに準備ができます。

3位:開放感あふれる吹き抜けリビング

デザイン性を重視する方から絶大な人気を誇るのが、吹き抜けのあるリビングです。大きな窓から光が降り注ぐ明るく開放的な空間は、家族が自然と集まる心地よい場所になります。シーリングファンやおしゃれなペンダントライトを設置すれば、LDKの主役になります。

4位:プライバシーを確保する2階リビング

都市部の住宅密集地などで人気が高まっているのが、LDKを2階に配置する間取りです。通行人の視線を気にすることなく、カーテンを開けて開放的に過ごせます。日当たりや風通しが良いリビングを実現しやすいのも大きなメリットです。

5位:大容量のウォークインクローゼット

収納力を重視する方に欠かせないのが、ウォークインクローゼット(WIC)です。主寝室に設けるのが一般的で、夫婦の衣類はもちろん、バッグやアクセサリー、季節家電までまとめて収納できます。衣替えの手間が省けるのも嬉しいポイントです。

間取り決めで後悔しないための注意点

理想の間取りを追求するあまり、住み始めてから「こうすれば良かった…」と後悔するケースは少なくありません。ここでは、間取り決めで失敗しないための重要な注意点を4つご紹介します。

採光と風通しをシミュレーションする

図面だけでは分かりにくいのが、日当たりと風通しです。特に隣家との距離が近い場合は、「日中も照明が必要な暗いリビングになってしまった」「窓を開けても風が通らない」といった失敗が起こりがちです。建築士に相談し、時間帯や季節ごとの光の入り方、風の通り道を3Dパースなどでシミュレーションしてもらいましょう。

生活音やプライバシーへの配慮

二階建て住宅では、上下階の音の問題がしばしば発生します。

  • 寝室の上にトイレや浴室を配置しない
  • 子供部屋の下に寝室を配置しない
  • 排水管を寝室の壁際に通さない
    など、音の発生源と静かに過ごしたい部屋の位置関係には十分な配慮が必要です。また、リビング階段は家族の顔が見える反面、来客時に2階のプライベートな様子が伝わりやすい点も考慮しておきましょう。

コンセントとスイッチの最適な配置

「ここにコンセントがあれば…」「スイッチが遠くて不便…」というのは、住んでみてから気づく後悔の代表例です。

  • 掃除機はどこで使うか?
  • スマホはどこで充電するか?
  • ダイニングテーブルでホットプレートを使うか?
  • クリスマスツリーなど季節の家電はどこに置くか?
    など、具体的な生活シーンを想像しながら、コンセントの位置と数を計画することが非常に重要です。

将来の家族構成やライフスタイルの変化

家は10年、20年、30年と長く住み続ける場所です。今は小さな子供がいても、いずれ成長して独立します。

  • 子供部屋は将来、間仕切り壁で2部屋に分けられるようにしておく
  • 夫婦の寝室を1階に配置し、老後も暮らしやすいようにする
  • 今は書斎として使う部屋を、将来は親の部屋にできるようにしておく
    など、将来の家族構成やライフスタイルの変化を見据えた、柔軟性のある間取りを考えておくことが後悔しないための鍵となります。

知っておきたい二階建ての基本用語

ハウスメーカーとの打ち合わせで出てくる専門用語。意味を知っておくと、話し合いがスムーズに進みます。

総二階建ての特徴とメリット・デメリット

総二階建てとは、1階と2階がほぼ同じ面積・形状になっているシンプルな箱型の建物のことです。

  • メリット: 凹凸が少ないため建築コストを抑えやすい。耐震性や断熱性を確保しやすい。
  • デメリット: デザインが単調になりやすい。1階部分の面積が広くなると、北側の部屋の日当たりが悪くなることがある。

部分二階建ての特徴とメリット・デメリット

部分二階建てとは、1階の上に2階の一部が乗っている形状の建物のことです。1階部分に屋根があるのが特徴です。

  • メリット: デザインの自由度が高く、おしゃれな外観にしやすい。1階の屋根部分をバルコニーとして活用できる。
  • デメリット: 構造が複雑になるため、総二階建てに比べて建築コストが高くなる傾向がある。

建ぺい率と容積率の基礎知識

家を建てる土地には、法律によって建てられる建物の大きさに制限があります。

  • 建ぺい率とは
    敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合のこと。例えば、100㎡の土地で建ぺい率が50%なら、建築面積は50㎡までとなります。
  • 容積率とは
    敷地面積に対する延床面積(各階の床面積の合計)の割合のこと。例えば、100㎡の土地で容積率が100%なら、延床面積は100㎡までとなります。

これらの規制は土地によって異なるため、必ず事前に確認が必要です。

二階建て間取りのよくある質問

最後に、二階建ての間取りに関してよく寄せられる質問にお答えします。

2階にLDKを配置するメリット・デメリットは?

2階リビングは、特に都市部の住宅密集地でおすすめの間取りです。

  • メリット:
    • 日当たりと風通しを確保しやすい。
    • 道路や隣家からの視線が気にならず、プライバシーを守れる。
    • 眺望が良くなる場合がある。
  • デメリット:
    • 買い物した荷物を2階まで運ぶのが大変。
    • 老後、階段の上り下りが負担になる可能性がある。
    • 1階の寝室などが防犯面でやや不安になることがある。

30坪で4LDKの間取りは可能?

結論から言うと、可能です。ただし、LDKや各居室の広さは少しコンパクトになります。例えば、LDKを16帖、主寝室を6帖、子供部屋を4.5帖×2部屋、和室を4.5帖といった構成が考えられます。廊下を減らす、収納を工夫するなど、空間を有効活用する設計力が求められます。

費用を抑える間取りのコツは?

注文住宅の費用を抑えるには、間取りの工夫が効果的です。

  • シンプルな「総二階建て」にする: 建物の形がシンプルなほど、材料費や工事費を抑えられます。
  • 廊下を少なくする: 廊下を減らしてその分を居室や収納に充てることで、床面積を効率的に使えます。
  • 水回りを集中させる: キッチン、浴室、トイレなどの水回りを1箇所にまとめることで、配管工事の費用を削減できます。

まとめ

今回は、二階建て注文住宅の間取りについて、坪数別の実例から人気のアイデア、後悔しないための注意点まで幅広く解説しました。

理想の間取りを実現するための最も大切なポイントは、「自分たちがどんな暮らしをしたいか」を家族でじっくり話し合い、具体的なイメージを共有することです。

  • 家族が一番長く過ごすLDKはどんな空間にしたい?
  • 家事動線で重視するポイントは?
  • 将来、子供が独立した後はどう暮らしたい?

この記事でご紹介したたくさんの間取り実例やアイデアを参考に、ぜひあなただけの「理想の家」を形にしてください。

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この記事を書いた人

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ロゴスホームのスタッフです

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