2023.11.28

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ユニットバスとは?種類やサイズ、メリット・デメリットもくまなく紹介!

注文住宅の打ち合わせでよく使う「ユニットバス」。
「ユニットバスってワンルームのトイレと洗面ついているお風呂じゃないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、ユニットバスには3つの種類があり、トイレや洗面ボウルが一体ではない浴室も「ユニットバス」なのです。
今回は、ユニットバスの種類や規格サイズについて詳しく解説します。

ユニットバスとはどんなお風呂?定義は?

ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽などの規格パーツを、施工現場で組み立てるタイプの浴室のことです。「システムバス」と呼ばれることもあります。

ユニットバスは、最初の東京オリンピックを開催するにあたり、ホテルの建設工期を短縮するために開発されました。

ユニットは“単位”という意味。規格の大きさでつくられたパーツ(=ユニット)を組み合わせた「ユニット工法」で製作します。機能やカラー、サイズのバリエーションが豊富です。

一方、壁にタイルが1枚1枚張られているような従来型の浴室のつくり方を「在来工法」と呼びます。手作業が多く、時間がかかりますが、こだわりの浴室にしたい方に適しています。

ユニットバスの種類

ユニットバスには「1点ユニットバス」「2点ユニットバス」「3点ユニットバス」の3つの種類があります。それぞれどのような浴室かご説明します。

1点ユニットバス

1点ユニットバスとは、浴室のみが独立しているユニットバスです。トイレや洗面ボウルは室内になく、浴槽と洗い場のみで構成されます。
現在、最も多く新築住宅に採用されているユニットバスがこの種類です。

2点ユニットバス

2点ユニットバスとは、バス・洗面ボウルが同じ空間に設置されているユニットバスです。
ワンルームなど比較的小さな賃貸のお部屋に採用されています。

3点ユニットバス

3点ユニットバスとは、バス・洗面ボウル・トイレが一緒の空間に設置されているユニットバスです。2点ユニットバスと同様、賃貸のお部屋やホテルなどに採用されています。

ユニットバスのサイズ

ユニットバスには、さまざまな規格サイズがあります。
ユニットバスのサイズは、「1216(イチニ・イチロク)」、「1620(イチロク・ニゼロ)」など、4桁の数字で表します。
この数字は、浴室の内側の寸法を表す2桁を掛け合わせたものです。つまり、1216であれば、浴室の幅が120cm、奥行きが160cmという意味です。

以下は、一般的な設備メーカーが流通しているユニットバスの規格サイズです。

サイズ名 大きさ(浴室内寸法) 広さ
1216 120cm×160cm およそ0.75坪
1317 130cm×170cm およそ0.75坪
1416 140cm×160cm およそ0.75坪
1418 140cm×180cm およそ0.75坪
1616 120cm×160cm およそ1坪
1717 170cm×170cm およそ1坪
1618 160cm×180cm およそ1.25坪
1620 160cm×200cm およそ1.25坪
1624 160cm×240cm およそ1.5坪

図をご覧いただいて分かる通り、豊富なサイズが展開されています。

1616サイズと1620サイズは、バスタブの奥行きは同じですが、洗い場の幅が異なるユニットバスです。
「子どもと一緒に入れるように広い洗い場が欲しい」というご家族なら、1620サイズ。
「ひとりずつ入ることが多い」というご家族なら、1616サイズ。
このように、家族構成や用途に合わせて、最適なサイズを選べます。
数字だけではどのくらいの広さか分からない場合は、ショールームで実物をご覧いただくのもおすすめです。

ユニットバスのメリット・デメリット

続いて、ユニットバスのメリットとデメリットをご紹介します。

ユニットバスのメリット

ユニットバスの主なメリットには、以下の4点が挙げられます

[1]掃除がしやすい
各メーカーから、汚れにくく掃除がラクにできるパーツが豊富に展開されています。
従来のタイル壁の在来工法の浴室は、タイルの目地にカビが生えやすい欠点がありました。ユニットバスでは目地にあたるパッキンの面積が小さく、カビが生えるのを最小限に抑えられます。換気システムも充実しているため、お手入れもラクです。

[2]断熱性が高い
ユニットバスの壁パーツは、外に熱が逃げにくい構造になっています。
さらに、現在主流になっている床パーツは、裸足で踏んでも冷たさを感じないよう開発された材質です。
浴槽パーツも、お湯が冷めにくい構造になっているため、何度も追い炊きする必要がなく、省エネにつながります。

[3]水漏れのリスクが少ない
ユニットバスは、在来工法の浴室に比べ防水性が高いことが特徴です。
2階に浴室を設計しても、階下へ水漏れする心配がありません。

[4]工期が短い
各パーツが工場で製造され、現場では組み立てを行うだけなので、手作業の多い在来工法よりも短工期で完成します。

ユニットバスのデメリット

ユニットバスの主なデメリットには、以下の2点が挙げられます。

[1]広さが限定されている
豊富なサイズ展開とはいえ、規格の範囲内でしか選べません。
一般的な戸建住宅用のユニットバスは1.5坪サイズが最も広いです。それ以上の広さを希望するのであればハイグレードなシリーズから選ぶか、在来工法でオーダーするしかありません。

[2]規格外の変更が対応できない
ユニットバスは規格品なので、規格外の設備を望む場合、対応できないことがあります。

たとえば、
「後付けで手すりだけを設置したい」
「海外製のバスタブにリフォームしたい」
などの希望は叶いません。

規格内のパーツ展開の中から選択しなければならないため、個性的なデザインの浴室は難しいでしょう。

家づくりのご相談は”ロゴスホーム”へ

ロゴスホームが拠点を置く北海道・東北地域の寒い冬では、温かいお風呂の時間は大切ですよね。
各メーカーの豊富な規格パーツから、ご家族に最適なユニットバスをご案内しています。
打ち合わせでは、当社のモデルハウスのユニットバスで、サイズや使い方を確認できます。
家づくりをご検討の際は、ぜひ一度、当社のモデルハウスに足を運んでみてくださいね。

まとめ

ユニットバスについて、種類やサイズ、従来の在来工法と比較したメリットやデメリットをご紹介しました。
ユニットバスは、スピーディーに機能的な浴室を施工できるため、多くの新築住宅で採用されています。
バリエーション豊富な各パーツを組み合わせて、理想のバスルームを考えるのも楽しいですよ。
ご家族に最適なお風呂を考えるヒントにしてみてくださいね。

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ロゴスホームのスタッフです

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