2023.10.16

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家事動線がいい注文住宅の間取りとは?

注文住宅の家事動線で注目すべき3つのポイント

家事動線とは、毎日の料理や掃除・洗濯などの家事をやりやすいように通る経路を指します。
毎日の家事をストレスなく過ごすために、家事動線を決める際にポイントとなる3点について解説します。

回遊性

回遊性とは、家の中をぐるぐる回ることが可能な間取りのこと。壁を少なくして出入口を多く確保することで、部屋同士の移動がスムーズになります。

例えば、玄関とキッチンに回遊性を取り入れれば、買ってきた食材をすぐにしまえて便利。

キッチンや洗面脱衣所などの水回りに回遊性を取り入れると、料理をしながら洗濯機を回せるなど家事効率がアップします。

回遊性を重視した間取りは家事の時短はもちろん、家の中が広く見渡しやすくなるため、家族とのコミュニケーションが取りやすくなることも大きな魅力です。

移動距離

家での移動距離が長いと毎日の生活がストレスの多い空間になってしまい、せっかくの注文住宅も台無し。家事動線がいい家は、移動距離が短い家とも言えます。

移動距離が長いと不便と感じることの一例には、以下のようなものが挙げられます。

・洗濯機から物干しスペース、洗濯物の収納場所
・冷蔵庫とコンロ、シンクの間取り
・洗面脱衣所とキッチンの距離
・キッチンとリビング
・ゴミ出しの動線

移動距離を考慮すれば家事の効率が上がるうえ、体への負担も少なくなります。

収納

家事動線を有意義なものにするため、収納も重点的に考慮しましょう。

収納は多いほうがいいと思われがちですが、設置する場所が重要です。

食品や調理器具、洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品や本、雑誌などをどこに収納したら便利か考えることがポイントです。

玄関からリビングの間にコートや鞄などの収納スペースを確保することで、花粉やウイルスをリビングに持ち込まずに家族の健康を守れます。

生活の動線上に合わせた収納を配置することが、家事動線の便利さに繋がります。

【家事別】注文住宅の家事動線を良くするコツ

続いて、注文住宅の家事動線を良くするためのヒントを家事ごとにご紹介します。

料理

毎日の料理を効率よく進めるために、キッチン周りの動線をイメージしてから配置を決めましょう。

動線を意識したキッチンはとても使い勝手が良く、時間短縮にも繋がります。

キッチンの種類には「対面キッチン(オープンキッチン)」や「壁付けキッチン(クローズキッチン)」などがありますが、使い勝手や家族構成、生活スタイルに合わせて選びましょう。

注文住宅を建てるなら、食料品や食器を収納に特化したパントリーの設置もおすすめ。料理の時に必要なものをすぐに取りに行ける位置に配置すると良いでしょう。

まとまった収納スペースが確保できるので、非常用の食料をストックしておくことも可能です。

パントリーはとても便利な反面、多くのものを収納しすぎて取り出しにくくなったり、ストックをしすぎてしまうこともあるので注意が必要です。

洗濯

洗濯は「洗う・干す・畳んで片付ける」までが一連の作業。苦手な家事のひとつという方も少なくありません。

洗濯をラクにするポイントは、それぞれの行程における「移動距離」。

・洗濯物を干す場所は室内か屋外か
・取り込んだ洗濯物をどこで畳むのか
・畳んだ衣類をどこに片付けるのか

こうした距離を意識して間取りを工夫すれば、効率的に洗濯を進めることができます。

例えば、洗濯が終わった後の洗濯かごは重く、物干し場が遠いと移動が大変。

体への負担も大きくなるため、洗濯機と物干し場はできるだけ近い位置に配置するとよいでしょう。

洗濯のストレスを軽減するためには、「家事室」を間取りに入れるのもおすすめ。

浴室・洗面室とバルコニーや庭などの物干し場との間に配置し、乾いた洗濯物を畳んだりアイロンがけができたりするカウンターを設けると作業効率が一気によくなります。

家事室が広く取れるなら、室内干しを設置して天候に左右されない物干し場を確保するのもおすすめです。

洗濯機で洗う→干す→取り込んで畳む、という工程が非常にスムーズになるでしょう。

掃除

掃除は日常的に行う家事ですから、掃除機やモップ、雑巾などのお掃除グッズは使いたい時に取り出せる場所に収納すると便利。

お掃除グッズの収納が遠い場所にあったりバラバラに置かれていたりすると家中を探して歩いてしまうため効率が悪くなり、心身ともに大きな負担となってしまいます。

掃除機をかけやすい動線を確保し、片づけをしやすい位置に収納を取り入れることで、毎日の掃除がラクになります。

ストレスが少ない掃除動線の確保には、コンセントの位置も重要。

掃除機を出してすぐコンセントがあるか、コンセントを刺した状態で掃除機の届く範囲はどのくらいかなどを把握しておくようにしましょう。

買い物・ゴミ出し

買い物から帰ってきた時、キッチンまで荷物を運ぶのに苦労したことはありませんか?

まとめ買いした飲料や米などは重くて運ぶのが大変なので、冷蔵庫に入れる必要のないものは玄関にしばらく放置してしまった…なんてことも。

荷物を運ぶ負担を軽減するには、玄関からキッチンやパントリーへの距離を近くすると便利です。

車で買い物をすることが多い場合、キッチンやパントリーと駐車スペースをつなぐ勝手口を設置することもおすすめ。

また、忘れがちなのがゴミ出しの動線。各部屋から集めたごみを、地域で決められた集積場まで持っていく動線を確保しておきましょう。

ゴミ集積場の位置によっては、勝手口が重宝する場合もあります。

来客動線

来客動線とは、お客様がいらした時に通られる動線のこと。家族の暮らしに特化した家事動線とは異なります。

ゲストをお迎えする場合に、洗面所や浴室などプライベート空間はあまり見られたくないもの。

ゲストルームやリビングにスムーズにお通しできるよう、来客時はすぐに片付けられる位置に収納スペースを確保しておきましょう。

トイレは脱衣所や洗面所を通らずに直接行ける位置に配置を。ゲストに余計な気を遣わせることなく楽しい時間を過ごせます。

移動全般(生活動線)

家事動線のイメージが固まったら、家全体の「生活動線」も考慮しておきましょう。

生活動線とは、家族皆の朝~就寝までの動きのこと。家族で何を優先にするかを考えると、動線のイメージがつきやすくなります。

検討材料には以下のようなものがあります。

・育児のしやすさ
・ペットとの生活
・誰の生活リズムに合わせるか
・趣味はどこで楽しむか

また、「部屋の移動中に外の人と目が合う」などという不快な想いをしないために、窓の位置にも気を配る必要があります。

快適な家事動線の注文住宅を建てるために

2003年1月に北海道の帯広市に誕生したロゴスホーム。

帯広市のある十勝地方は日本で一番自然環境が厳しい地域とも言われ、夏は35℃を超える暑さ、冬は-30℃を下回ることもある極寒の地となり、地震の多い地域でもあります。

そんなロゴスホームが、新琴似に新たな「宿泊体験型ショールーム」をオープン。

・一生に一度の大きな買い物だから失敗したくない
・広いキッチンや食洗器もカタログじゃよくわからない
・実際に泊まって快適さを実感したい

「宿泊型体験ミュージアム北海道クラシアム」は、このようなお客様の声にお応えしてロゴスホームと関連会社の豊栄建設が創り出した、北海道最大級のショールームです。

クラシアムでは、水回りや素材などを実際に見て・触れて体感することができる他、家電などの設備も体験できます。

宿泊体験できるモデルハウスは6棟あり、実際に宿泊して断熱性や快適さを味わうことが可能。

実際のモデルハウスで家事動線を確認したい方も、家づくりについて相談したい方も、ぜひお気軽にご来場ください。

▼北海道の方はこちら

▼東北の方はこちら

この記事を書いた人

LOGOS HOME

ロゴスホームのスタッフです

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