これから長く住んでいく場所を決める土地探しは「一生に一度の決断」「絶対失敗したくない」と考えて当然ですよね。不動産情報サイトが便利になり、ほとんどの方がインターネットを活用した土地探しをされています。しかしながら、結局どのような土地を選べば良いものかと迷ってしまうご家族が多いようです。
こちらの記事は、後悔のない土地選びのために、ハウスメーカー視点の「土地選びのコツ」をご紹介しています。年間何百件もご相談を承るロゴスホームの土地選びで重視するポイントを、ぜひご活用ください!
土地探しの成功の秘訣は「地元の土地情報に強い地場のハウスメーカー」への相談!
相談するべき理由1:不動産情報からだけで最適な土地かを判断するのは難しい
不動産情報を元にした土地探しで苦戦し、何ヶ月も計画が進められないご家族がたくさんいらっしゃいます。「不動産サイトを見て良い土地と思ったが、家が建てられない土地だった」というケースも、珍しくありません。
家づくりのための土地探しでは、不動産サイトや不動産業者だけでなく、地場のハウスメーカーに直接相談をしましょう。
相談するべき理由2:土地探しのノウハウがある
ロゴスホームは、年間何百件も土地探しからのご相談を承っています。ハウスメーカーの仕事は家の建設ですが、土地がなくてはお手伝いができません。そのため、不動産業者さんに負けない土地探しのノウハウを備え、ご家族の土地選びをサポートすることも、私たちの使命のひとつと考えています。
内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
ハウスメーカーが考える「運命の土地を選ぶ4つのコツ」
土地選びのコツ1:優先順位をつける
土地探しを進めているご家族には、一度、求める条件を、すべて書き出してみることをおすすめしています。残念ながら、希望の条件をすべて叶えられる土地は「ない」と考えましょう。そのため、条件の優先順位をつけ、どうしても譲れないことは何かを明確にすることが重要です。
・駅までの距離
・お子様の通学区
・ご実家との利便性
・スーパーや病院までのアクセス
・ご予算
・日当たり
・眺望
など、希望がたくさん出てきてしまうでしょう。
条件が多すぎてしまったときは、一通り意見を書き出し、譲れない条件を3つに絞り込んでみてください。話し合ってみると、ご家族の大切にしたい項目がはっきりします。やみくもに探していくよりも、必ず近道になります。
土地選びのコツ2:正しい土地情報を把握する
ハウスメーカーがお客様におすすめできる土地を選ぶ際、不動産情報の他に確認しているポイントがあります。不動産情報からだけでは、ご家族の希望の家を建てられるかどうかを判断することが難しいためです。私たちハウスメーカーがチェックしているポイントを2つご紹介します。
チェックポイント1:役所調査
役所調査とは、建ぺい率や高さ制限などの法規制を、役所で調べることです。申請が必要な規制がある場合、建設スケジュールに影響することもあります。不動産情報に記載があったとしても、スムーズに計画を進められるよう、設計プランの前には必ず役所調査を行います。
チェックポイント2:ハザードマップ
住み慣れないエリアで土地探しをする場合は特に、過去の豪雨の記録を調べ、浸水の履歴を確認することをおすすめします。ハザードマップは、市役所サイトに掲載している自治体が多いため、万が一の際の避難経路をチェックしましょう。
土地選びのコツ3:現地を確認する
どんな家が建てられるかを考える際は、必ず現地を確認します。お客さまにも、気になる土地が見つかった際は、現地に足を運びましょう。不動産サイトに写真が掲載されていても、良い条件しか分からないようになっていることも少なくありません。
私たちが、現場で確認している内容の一部をご紹介します。
現地確認ポイント1:道路との高低差
道路と高低差が大きい場合は、造成費用が大きくなり、予算通りに家を建てられなくなってしまうことがあります。特に、道路より土地の地盤が下がっている場合は、少しの高低差でも大きな造成費用がかかります。さらに、雨水の排水経路の確認も必須です。
現地確認ポイント2:上下水道の引き込み
現場では、前面道路に下水のマンホールがあるか、敷地内に水道メーターがあるかを確認します。
元々家があった売り地では、上下水道が引き込みされていることがほとんどですが、口径や劣化状況の確認が大切です。再度引き込みが必要な場合、資金計画に影響します。
現地確認ポイント3:前面道路、周辺道路
車通りの多い道路かどうかは、道路幅の数字だけで判断できません。また、前面道路が狭いエリアは、周辺の道路も狭い可能性があります。新築工事では、資材を積んだ大きな車両も出入りするため、スムーズに工事が進められるかも確認します。また、前面が歩道の敷地は、どの位置に縁石の切り下がりがあるかによって、駐車スペースと建物配置を考える必要があります。
現地確認ポイント4:敷地内の撤去物
古家がある場合は、木造か鉄骨造か、コンクリートの有無によって、解体費用に差が出てきます。
更地でも、樹木が生えていると撤去費用が必要です。竹林など、根が深く繁殖力が強い植物は、土の入れ替えが必要なケースもあります。
現地確認ポイント5:隣家との距離
同じ面積、同じ方角でも、隣家が近接している敷地は、光の入る量は小さくなります。また、建物配置や間取りを設計する前には、隣家の窓の位置まで確認しています。
土地選びのコツ4:建築的視点で考える
建築的視点とは、「どんな建物が設計できるか」という視点で、敷地を考えることをいいます。不動産情報からは条件が整っていないように思える土地でも、建築的視点で考えると解決できる場合もあります。さらに、一般的な好条件があてはまらない土地は、同じエリアでも坪単価が低く設定される傾向があるため、予算コントロールにも活用できます。
参考までに、下記の例をご覧ください。
【土地例①】
北道路の敷地:南側は隣地が近接していて、日当たりが悪い
〈設計の解決策〉
吹き抜けを作ったり、リビングを2階に設計したりすることで、明るい室内を実現できます。
【土地例②】
旗竿地:道路に接しているのは車が停められる程の幅で、建物は奥にしか建てられない
〈設計の解決策〉
道路から視界が遮られる特徴を活かして、プライバシー性の高い庭を設計できます。
はじめのステップで決めた優先順位で「お子様の学区は譲れないが、日当たりはある程度で妥協できる」と感じたご家族なら、上記のようなご提案をさせて頂くことが可能です。
失敗したくない方へ
知りたかったたった
1つのこと
手に入れる方法
内観・外観イメージは具体的にお持ちでしょうか?
土地選びは「ご縁」が大切
不動産の世界でも、よくいわれる通り、土地探しは「ご縁」です。上記の4つのポイントを抑えたうえで「今情報がでている土地から考えてみる」ことも、家づくりの近道と考えています。一度、「良いかも!」と思えた土地に対して、どんな形で家を建てようかと考えてみるのはいかがでしょうか。
良い土地情報は、待っていてもなかなか出てきません。条件の揃った売り地情報は、発表された途端、数時間で売れてしまうこともしばしばです。
無数に情報がある中から「良いかも!」と思えたのなら、少なくともご縁がある敷地だと考えます。さらに、建築のプロにも相談することで、理想の家を実現する解決策が見つかるかもしれません。
ロゴスホームでは、土地探しから、家づくりのお手伝いをしています。
「人気のエリア、都市型エリアでの土地を探している」
「学校、スーパー、病院や公園が徒歩圏内にある土地を探している」
「建てたい家の理想に合った土地を探している」
「この土地が気になっているけど、不安なポイントがあって決められない」
という方は、ぜひ、ロゴスホームにご相談ください。
ハウスメーカーの土地選び経験を活かし、必ずお力になることができます。ロゴスホームは、北海道・東北エリアを中心に、多くの土地探しの実績があります。
北海道、東北の土地の特性を知り、自分たちで厳選した土地も保有しています。
ご希望のライフスタイルに合わせた土地探しを行いますので、どんなご条件からもご相談ください。ご検討のお土地がある場合は、土地の形状やエリア、区画や周囲の建物状況等を調査します。
最適な家の建て方や間取りを、ご一緒に考えながら進めましょう。
もっと詳しくロゴスホームについて知りたい方は、ぜひお気軽にカタログ請求ください!
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