2023.09.21

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間取りの基本知識を徹底解説!DKとLDKの違いや専有面積の意味についても紹介

間取りとは、「2DK」や「3LDK」のように、数字とアルファベットを組み合わせて部屋の構成や配置、広さを表したものです。

間取りからはさまざまな情報を得られますが、正しい知識を持っていないと物件選びで失敗してしまいます。 今回は、間取りを見るときに必要な知識や、居住人数に合った部屋の選び方について解説します。快適な住まい選びの参考にしてみてください。

間取りとは何か?

間取りとは、部屋の構成や配置です。

間取り図では、「2DK」「3LDK」のように、数字とアルファベットを組み合わせて表します。

基本的には、ハウスメーカーや設計事務所、不動産会社が作成します。

新築で家を建てるときや物件を選ぶときは、注意深く間取り図を見て建物の構成や部屋の広さなどを把握することが大切です。

間取りと見取り図の違いは?

「間取り」は、建物内部の部屋の配置や広さを表したものです。

一方、建設における「見取り図」は、「付近見取図」を指し、その建物を中心とした地図を指します。

地名や地番、周辺道路、近隣の建物のほか、最寄り駅やバス停を記し、建物の位置を地図上に表したものです。

間取りが建物内部の情報であるのに対し、付近見取図は建物の所在地や近隣の地理的な情報を表示しています。

間取りの表記の特徴

間取り図では、部屋の配置や構成を、数字やアルファベットで表記します。

アルファベットの略字を使用する理由は、図面が文字で見にくくならないよう、簡潔にわかりやすく部屋の名称などを表示するためです。

「2DK」「1LDK」のような表記を見れば、部屋のおおまかな構成がわかります。

間取りのアルファベットの意味

間取りに使われているアルファベットの読み方や意味について解説します。

R(ルーム)

「R」は「ルーム」と読み、居室を意味します。

1R(ワンルーム)とは、ひとつの部屋の中にキッチン、玄関がある間取りです。

1部屋にすべての設備がコンパクトに収まっているので、何をするにも動線が短く済み、掃除にも手間がかかりません。

キッチンは、コンロがひとつだけだったり作業スペースが狭かったりと、簡易的なタイプであるケースがほとんどです。

D(ダイニング)

「D」は、「ダイニングルーム」の略で、基本的には食事用のテーブルセットを置いて食事するための空間です。

昔の日本の住宅には、ダイニングのような食事用の特別なスペースはなく、居間で食べるのが習慣でした。

現在でも、リビングでテレビを見ながら食事をする方が多く、ダイニングは料理の作業用に使うだけというケースも少なくありません。

K(キッチン)

「K」は、「キッチン」の略で、台所を指します。

料理をする空間として独立している場合と、部屋の一部分に簡易的なタイプが置かれている場合があります。

L(リビング)

「L」は、「リビングルーム」の略で、居間や茶の間を指します。

家族が集まって過ごしたり、客をもてなしたりする空間です。

一般的には、テレビやソファー、テーブルなどを置いて、くつろぐために使われます。

ファミリー向けの物件ではリビングが設けられた間取りが一般的ですが、単身者向けの物件では、リビングとしての空間を特別に分けていない間取りもあります。

その他

間取り図で使用される文字には、次のようなものもあります。

略字読み意味
Sサービスルームフリースペース
BR・MBRベッドルーム・マスターベッドルーム寝室・主寝室
DENデン趣味用の小部屋
UBユニットバス浴室
WCウォータークローゼットトイレ
W・洗洗濯機洗濯機置き場
R・冷冷蔵庫冷蔵庫置き場
CLクローゼット収納
WICウォークインクローゼット人が中に入って歩ける収納
SBシューズボックス靴箱
SC・SICシューズクローク・シューズインクローゼット玄関の大型収納

「S」は「サービスルーム」の略で、採光や換気が居室としての条件を満たしていないスペースです。

「DEN」は、「デン」と読み、「ほら穴」「隠れ家」などの意味があります。

趣味用など多目的に使える小部屋で、居室としては扱われません。

どちらも建築基準法上、居室と表記できない空間である点は同じですが、空間のイメージなどによって使い分けられています。

間取りの数字の意味

「3LDK」など、アルファベットの前についている数字は、DKやLDKを除いた居室の数を表しています。

3LDKの場合、ひとつのLDKと、居室が3つある間取りになります。

たとえば、「LDK・2つの子ども部屋・寝室」のような間取りです。

複数のアルファベットが使われている場合

「DK」や「LDK」のように、単独でひとつの空間を意味するアルファベットを、複数組み合わせて表記すると、部屋の構成がわかりやすくなります。

「LDK」は、料理をするキッチン、食事をするダイニング、くつろぐためのリビングが、一間続きになっている空間だとわかります。

DKとLDKの違い

「~DK」と「~LDK」の間取りでは、「キッチンがある部屋の広さ」が異なります。

「DK」とは、キッチンと食事をするスペースのある部屋です。

一方「LDK」は、キッチンと食事をするスペースに、くつろげるスペースも加えられています。

つまり、くつろぐための広さがあるかないかによって、「DK」「LDK」の表記が変わります。

実際には、一定の広さがなければ「LDK」とは表示できません。

首都圏不動産公正取引協議会では、「DK」「LDK」で最低限必要な広さの目安について、次のように定めています。

居室(寝室)数DKLDK
1部屋4.5畳8畳
2部屋以上6畳10畳

「キッチンが設置されている部屋」の面積の広さによって、どの空間が「DK」か「LDK」か、区別されます。

◆家の構成が「キッチンが設置されている部屋が1部屋」と「寝室などの居室が1部屋」の場合

  • ・「キッチンが設置されている部屋」の面積が、4.5畳以上8畳未満なら「1DK」
  • ・「キッチンが設置されている部屋」の面積が、8畳以上なら「1LDK」

◆家の構成が「キッチンが設置されている部屋が1部屋」と「寝室などの居室が2部屋以上」の場合

  • ・「キッチンが設置されている部屋」の面積が、6畳以上10畳未満なら「居室数+DK」
  • ・「キッチンが設置されている部屋」の面積が、10畳以上なら「居室数+LDK」

たとえば、居室数が2室なら「2DK」「2LDK」、3室なら「3DK」「3LDK」となります。

「居室」として認められないサービスルームがある場合は、「SDK」「SLDK」または「DK+S」「LDK+S」と表示されます。

基本的にはこのように定義されていますが、基準を満たさずに誤った表示をしているケースもあります。現地で物件の広さを確認するのがよいでしょう。

参考:公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会

専有面積の意味

専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅で、住人が独占的に使用できる面積です。

エントランスや廊下などの共用部分と区別して使われます。

専有面積には、居室の面積以外に、玄関やキッチン、バスルーム、トイレ、収納なども含まれます。

専有面積に含まれないもの

住人が日常的に使用していても、専有面積に含まれないスペースもあります。

次のスペースは、専有面積には含まれず、共用部分にあたります。

  • ・バルコニー・ベランダ
  • ・ロフト
  • ・玄関ポーチ
  • ・床下収納
  • ・メーターボックス・配管スペース

◆バルコニー

居室についているバルコニーは、専有面積には含まれません。

専有面積は、屋内の面積に限られ、屋外は算入されないのが一般的です。

バルコニーやベランダは、災害時にほかの住人も避難経路として使用されることから、共用部分に規定されています。

バルコニーやベランダには、避難の妨げになるものを置かないよう注意しましょう。

◆ロフト

多くの場合は、ロフトも専有面積には含まれません。

ロフトとは、天井裏を利用してつくられる小さい部屋です。

建築基準法では、ロフトの設置条件を、天井高が1.4m以下、床面積が直下の階の1/2未満などと定めています。

ロフト面積は専有面積に算入されていないため、ロフトがある住戸では、表示されている専有面積より使える面積が広くなります。

◆玄関ポーチ

玄関ドアから外へ出た部分の玄関ポーチも、部屋の住民以外も共用部分の通路から行き来できるため、専有面積には含まれません。

そのほか、床下収納やメーターボックス・配管スペースも専有面積には算入されないことがほとんどです。

同じ専有面積でも広さが違って見える理由

専有面積を表記する方法には、「壁芯面積」と「内法面積」の2種類があります。

専有面積の数字が同じ物件でも、床面積の測り方が異なるため、広さが違うことになります。

「壁芯面積」とは、壁や柱の中心を基準にして算出した床面積です。

壁や柱の厚みが面積に含まれており、厚さが厚いほど実際に使える面積は小さくなります。

「内法面積」は、壁の内側の寸法を測った床面積です。

同じ部屋でも、「壁芯面積」のほうが「内法面積」より面積は大きく表示されます。

注意したいのは、書類によって専有面積の表記方法が異なる点です。

分譲マンションなどの登記簿では、「内法寸法」が採用されます。

一方、マンションの広告やパンフレットでは、より広い表記ができる「壁芯面積」を使用するケースが一般的です。

「壁芯面積」で表記された物件では、実際は居住空間としては使えないスペースが含まれている可能性もあります。

物件を選ぶときは、専有面積の数字だけを見るのではなく、実際に現地で広さや間取り

を確認しておくことが重要です。

「部屋数が多い」=「広い」ではない

部屋の数が多いと、広い家のように感じがちですが、それは誤りです。

部屋数が多くても各居室の面積が小さい場合もあり、反対に部屋数は少なくてもそれぞれの居室が広い場合もあります。

部屋の数が多くても、すべての居室が狭ければ、常に窮屈に感じてしまいます。

単純に部屋の数だけで家の広さはわかりません。各居室の面積を確認しましょう。

人数に応じた部屋の選び方

何人で暮らすかによって、必要な間取りが変わってきます。

居住人数に合わせた部屋の選び方について紹介します。

1人暮らしの場合

1人で暮らすなら、1R、1K、1DK、1LDK、2Kが選択肢に入るでしょう。

キッチンと就寝場所が同じで問題なければ、1Rがおすすめです。

家賃が安価で、駅から近いなど利便性のよい物件も多いので、単身者向けの物件では最も需要があります。

キッチンを別にしたい場合や、浴室・トイレの音を居室内へ伝わりにくくしたい場合は、1K、1DK、1LDK、2Kの中から予算に合った間取りを選ぶのがよいでしょう。

食事する部屋とは別に寝室を設けたいときは、1LDKや2Kが適しています。

2人暮らしの場合

2人で暮らすときは、家族、友人、カップルなどの関係性やそれぞれのライフスタイルによって適した間取りが変わります。

1人で過ごせる空間もほしい場合は、それぞれに個室が設けられる2K、2DK、2LDKが適しています。

1LDKも居住空間が2つあるので、食事をする部屋と寝室に分けられます。ときには、個々の時間を過ごすことも可能です。

1Rや1K、1DKは常に同じ空間で過ごすことになるため、寝起きする時間が違うなど生活リズムが異なる場合には、ストレスを感じるかもしれません。

また、単身者向けの物件では、2人暮らしが認められないケースもあります。

「2人入居可」などの表記があるか確認し、表記がない場合は管理会社やオーナーに相談してみるのがよいでしょう。

2~4人暮らしの場合

2~4人暮らしでは、どれくらい個室が必要なのか検討しましょう。

たとえば、夫婦と子ども1~2人の場合、2LDKや3LDKなら寝室と子ども部屋が設けられます。

それぞれに個室は設けず、食事する部屋と寝室で分けるなら、2K、2DK、1LDKなど居住空間が2つある間取りがよいでしょう。

子どもが小さいうちは、リビングで遊ぶことが多いので、きょうだいで1部屋でも足ります。

ただ、年齢が上がると、子どもそれぞれの個室が必要になるでしょう。

子どもの年齢に合わせて、居室の数を検討するのがおすすめです。

4~5人暮らしの場合

4~5人暮らしでは、3LDK、4LDK、5LDKが理想的です。

居住人数が多いため、DKよりもLDKのほうが共有空間の広さがあり、ストレスなく過ごせます。

2~4人暮らしの場合と同じく、どれくらい個室が必要かを基準に間取りを選びましょう。

たとえば、夫婦と子ども3人の場合、子どもが小さいうちなら3LDKでも暮らせます。

子どもの遊び場に1部屋、子ども用の寝室に1部屋、夫婦の寝室に1部屋のような割りあてが考えられます。

子どもの年齢が高い場合は、4LDK、5LDKが望ましいところです。

子ども3人に個室を割りあてても、夫婦の寝室が確保できます。

注意点は、賃貸物件では3LDK以上の物件が少ない点です。

予算やライフステージによっては、マイホームの購入を検討してみてもよいでしょう。

各間取り図の特徴

よくある間取り図の特徴について解説します。

1R

1Rは、ひとつの部屋の中にキッチン、玄関がある間取りです。

居住スペースと、キッチンや玄関が仕切られていないのが特徴です。

立地条件のいい物件が多く、家賃も安価なため、費用を抑えられます。

ひとつの空間にすべてがコンパクトに収まっていて便利な面もありますが、欠点もあります。

簡易的なキッチンの物件が多いため、料理しにくいと感じるでしょう。

また、浴室・トイレ・洗面がひとつにまとめられているため、来客時に浴室とトイレを同時に使えません。

玄関ドアを開けると部屋の様子が見えやすく、プライバシーを確保されにくいという欠点もあります。

▼おすすめ

  • ・1人暮らし
  • ・家賃を抑えたい方
  • ・あまり自炊をしない方

理想の間取りづくりを計画する手順や考え方について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

理想の間取りの考え方と注意点

1K

1Kとは、キッチンと居室が扉などで仕切られた間取りです。

居室の数がひとつなのは1Rと同じですが、キッチンが仕切られているため、料理のにおいが居室に伝わりにくい点がメリットです。

多くの場合、キッチンだけでなく、トイレや浴室も居室と仕切られています。

友人を招いたときなどでも、気兼ねなくトイレが使えるでしょう。

また、玄関ドアを開けたときに、居室の様子が目に入りにくくなります。

プライバシーを確保したい場合におすすめです。

▼おすすめ

  • ・1人暮らし
  • ・キッチンと居室を分けたい方
  • ・プライバシーを確保したい方

1DK

1DKは、ひとつの居室とダイニング・キッチンがある間取りです。

1Kよりもキッチンスペースが4.5〜8畳と広く、テーブルやイスを置いて食事もできます。

1人暮らしだけでなく、家賃を抑えた2人暮らしにも適しています。

▼おすすめ

  • ・キッチンと居室を分けたい方
  • ・ゆとりのある1人暮らし
  • ・費用を抑えた2人暮らし

1LDK

1LDKは、居室と8畳以上のリビング・ダイニング・キッチンがある間取りです。

LDKは食事用のテーブルやイスのほか、ソファーを置ける広さもあり、居室は寝室として使えます。

2人暮らしでも住めますが、仕事用や寝室用など空間を用途別に分けたい方の1人暮らしに最適です。

部屋を用途で区別できるので、オン・オフの切り替えがしやすいでしょう。

▼おすすめ

  • ・部屋ごとに用途を分けたい方の1人暮らし
  • ・費用を抑えた2人暮らし

2K

2Kは、2つの居室と、独立したキッチンスペースがある間取りです。

居室が2つあるので、2人暮らしでもそれぞれに個室が設けられます。

1部屋を食事用、もう1部屋を寝室にするのもよいでしょう。

築年数の古い物件が多いため、居室が2つあるにもかかわらず家賃は安い傾向にあります。

▼おすすめ

  • 部屋ごとに用途を分けたい方の1人暮らし
  • ・夫婦・カップルの2人暮らし
  • ・2人でのルームシェア

2DK

2DKは、2つの居室とダイニング・キッチンスペースがある間取りです。

2人暮らしの場合は、それぞれに個室を設けられ、DKでは一緒に食事もできます。

DKタイプは築年数が古い物件が多いため、比較的家賃が安めです。

1LDKでの2人暮らしより、費用を抑えられるでしょう。

小さい子どもがいる家族も、リビングと寝室を分けられます。

1人暮らしの場合は、在宅ワーカーで仕事用の部屋が必要な方には適していますが、居室を持て余してしまう可能性もある点には注意しましょう。

▼おすすめ

  • ・在宅ワーカーの1人暮らし
  • ・夫婦+小さい子ども1人の3人暮らし
  • ・夫婦・カップルの2人暮らし
  • ・2人でのルームシェア

2LDK

2LDKは、2つの居室と10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンがある間取りです。

ひとつの住居が1階と2階に分かれたメゾネットタイプの集合住宅で多く見られます。

広めのLDKに、居室が2つあるので、2人暮らしや小さい子どものいる3~4人家族に適しています。

2人暮らしなら、個室を完全に分けたうえで、共有するLDKも広々と使えるでしょう。

▼おすすめ

  • ・夫婦+小さい子ども1~2人の3~4人暮らし
  • ・夫婦・カップルの2人暮らし
  • ・2人でのルームシェア

3DK

3DKは、3つの居室とダイニング・キッチンスペースがある間取りです。

子どもが小学校高学年以上など、個室を必要としている場合でも対応できます。

2人暮らしでも、1部屋をリビングとして使用するなど、ゆとりをもって暮らせます。

部屋の配置によって、居室の独立性や利便性が異なるため、間取りをよく確認しましょう。

▼おすすめ

  • ・夫婦+子ども1~2人の3~4人暮らし
  • ・夫婦・カップルの2人暮らし
  • ・3人でのルームシェア

3LDK

3LDKは、3つの居室と10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンのある間取りです。

一般的には、3~4人家族などのファミリー層に適しています。

多くの場合、居室よりもLDKの広さが優先されています。

リビングの滞在時間より、居室にいる時間が長い場合は、3DKのほうが家賃を抑えられるかもしれません。

▼おすすめ

  •  ・夫婦+子ども1~2人の3~4人暮らし
  • ・3人でのルームシェア

4DK

4DKは、4つの居室、ダイニング・キッチンのある間取りです。

夫婦と、小学校高学年以上などの個室が必要な子ども2~3人などの4~5人暮らしに適しています。

ダイニング・キッチンよりも、各居室の広さが優先されている物件が多く、ゆったりとした広さの共有空間を求める場合は不向きです。

▼おすすめ

  • ・夫婦+子ども2~3人の4~5人暮らし
  • ・4人でのルームシェア

4LDK

4LDKは、4つの居室と10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンのある間取りです。

夫婦と子ども2~3人の4~5人家族に最適です。

部屋の配置によっては、二世帯でも暮らせるでしょう。

居室数が多いため、仕事用、趣味用、来客用など自由度の高い割りあても可能です。

▼おすすめ

  • ・夫婦+子ども2~3人の4~5人暮らし
  • ・二世帯の4~5人暮らし

部屋の選び方のポイント

部屋の選び方のポイント

暮らす人数・家にいる時間

部屋を選ぶときは、暮らす人数や家にいる時間が1日あたりどのくらいかなどを考慮することが大切です。

部屋が広くなれば光熱費が高くなり、居室数が多いと掃除の手間もかかります。

安直に広い部屋を選ぶのではなく、必要な居室数や適度な広さを検討しましょう。

たとえば、1人暮らしで平日はほとんど外出していて家に帰って寝るだけという方は、1Rや1Kがちょうどよいかもしれません。

居住人数が2人以上で、共有スペースより居室で過ごす時間のほうが長い場合は、DKタイプの間取りのほうが家賃も安く、合理的です。

共有スペースにいる時間のほうが長く、居室で過ごす時間が短い場合は、広々とリビングで過ごせるLDKタイプの物件のほうが適しています。

どのくらいの時間をどの部屋で過ごすかによって、選ぶ間取りが変わります。

居住人数やライフスタイルに最適な間取りを選びましょう。

日当たり

部屋を選ぶときは、日当たりのよさが重要なポイントになります。

日当たりのよさは、立地や間取り、窓の向き・大きさ・位置・数、部屋の配置などによって変わります。

住戸自体の日当たりがよくても、部屋の配置によっては、リビングに光が入らない間取りもあります。

住戸の形が南北に細長い物件は、南から入る光が部屋の奥まで届かない可能性もあるでしょう。

どの部屋にどの程度の日当たりが必要か、検討するのがおすすめです。

日当たりが悪いと、日中も照明をつけなくてはならず光熱費がかさんだり、洗濯物が乾かなかったりします。

光が入らないことで、冬場の冷え込みが増すおそれもあります。

日当たりのよい部屋を選ぶために、次の点をチェックしましょう。

  • ・窓のある方角
  • ・窓の位置・大きさ・数
  • ・住戸の形
  • ・部屋の配置
  • ・隣家との距離
  • ・周辺の建物の高さ

図面だけでなく、現地へ足を運んで入念にチェックするのがよいでしょう。

間取りを読むときの注意点

間取りを見れば、部屋に関する多くの情報を得られます。

ただし、面積や名称の表記方法は管理会社や不動産会社によって異なるため、現地で確認しなければわからないこともあります。

不明な点は、管理会社や不動産会社に問い合わせましょう。

広告やパンフレットに表示された情報だけで物件を決めず、現地で実際の広さや部屋の配置、周辺環境などを確認することが重要です。

また、間取りを見るときは、自分や一緒に暮らす方のライフスタイルに合った動線が確保できるか具体的にシミュレーションしてみましょう。

快適に暮らすには、広さや居室の数だけでなく、部屋の配置も大切です。

ストレスのない動線かどうか、間取りを見ながらチェックしましょう。

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まとめ

間取りを選ぶときは、居住人数、必要な居室の数・広さを基準に選びましょう。

1人暮らしでは、キッチンと居室を分けるかどうかが、基本的な選択肢になります。

2人以上で暮らす場合は、個室がいくつ必要か、共有スペースの広さと各居室の広さではどちらを優先するのかについて考えましょう。

どの空間にどのくらいの広さを求めるのか、検討するのがおすすめです。

間取りの情報は、管理会社や不動産会社によっても異なります。現地で広さや部屋の配置、周辺環境の確認をすることが重要です。

日当たりやライフスタイルに合った動線が確保できるかについても考慮して、最適な間取りを選びましょう。

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この記事を書いた人

LOGOS HOME

ロゴスホームのスタッフです

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