2023.08.07

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工期の長さは?注文住宅を建てるタイムライン

どのくらいの期間で家が建つ?注文住宅の工期

施工会社による工期の違い

注文住宅の平均的な工期は2~6ヶ月ですが、施工する会社によって工期に違いがあります。

・ハウスメーカー

大手ハウスメーカーは3~4ヶ月、ローコストを得意とするハウスメーカーは2~3ヶ月が目安の工期。

大手とローコストに差があるのは、大手は手間がかかる高品質の注文住宅を施工する場合が多いのに対し、ローコストメーカーは一定の品質を保ちつつコストダウンするために作業を効率化しているためです。

・工務店

工務店で施工してもらった場合の工期は4~5ヶ月ほど。地域密着型で小規模な工務店では、ハウスメーカーのように建材を加工する工場がありません。現地で作業員が加工するため工期が少し長めになります。

・設計事務所

設計事務所に依頼して家を建てる時の工期は5~6ヶ月ほど。すべてオリジナルの設計で家を建てる場合が多く、建材や部品などで規格品を使用できません。そのため、施工会社の中で最も工期が長くなります。

構造・工法による工期の違い

住宅の構造を大きく分けると「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3種類。建材のほか、工法によっても工期に違いがあります。代表的な構造・工法と工期の目安は以下の通りです。

<建材による工期の違い>

・木造:2~5ヶ月程度

・鉄骨造:4~5ヶ月

・鉄筋コンクリート造:5~6ヶ月

<工法による工期の違い>

・枠組壁工法(木造):2~4ヶ月

・木造軸組在来工法:4~5ヶ月

・プレハブ工法(木造・鉄骨):2~4ヶ月

・ユニット工法(1.5~2ヶ月)

木造であれば最短で2ヶ月程度で家を建てることも可能。しかし、構造計算が必要な工法を選んだ場合は工期が延びる可能性があります。

工法で工期が最も短いのはユニット工法。ユニット工法とは工場で家に必要なパーツをほぼ仕上げてしまい、現場では組み立て作業を行うという建て方です。

着工から完成までの工事の流れ・期間

地盤調査・地鎮祭などを終えた後の基礎工事からが着工(工事の開始)となります。工期が4ヶ月の予定である場合は、基礎工事に約1ヶ月→屋根工事・外壁工事・設備工事などに約2ヶ月→内装工事・外構工事に約1ヶ月で完成という流れです。

完成後は竣工検査と内覧会を行い、問題がなければ引き渡しとなります。

予定の工期通りで家を建ててもらえるか不安な場合は「引き渡し日」と「遅延した場合の違約補償」を定めた契約書を作成しておきましょう。違約補償は施工会社に工期を強く意識させる効果があります。

進捗スケジュール表も貰っておくと、現場を見に行って進捗状況を確認した際に遅れに気付けることも。今後のスケジュールがどうなるのか、早めに施工会社に相談できるので安心です。

注文住宅の工期が遅れる理由とは?短縮するポイントも解説

工期が長くなってしまう原因

・地盤改良

家を建てる前には、家の重さを支えるのに十分な固さのある地盤かどうか調査を行います。地盤が弱いとわかった場合には地盤改良工事が必須。その分、着工までに時間がかかってしまいます。

地面の中から建設廃材や古い浄化槽などの地中埋設物が見つかることも。そのままでは家が建てられないため撤去作業が必要です。

・天候

住宅建築は屋外での作業のため、梅雨・台風・雪などの影響で作業ができない日が続くと工期の遅れが生じます。工期を伸ばしたくない場合は着工時期も意識しておくと良いでしょう。

・大幅なプラン変更

設計プランを変更したいとなると工事を中断して施工会社と打ち合わせをする必要があるため、工期が長引いてしまいます。変更後に追加で必要な建材がある場合は、その準備にも時間がかかるでしょう。

・人手・建材の不足

少子高齢化の影響で人手不足にさらされている建築現場も増えています。人手が足りなくなれば、当然工期を伸ばさざるを得ません。

また、社会的な情勢などで建材が手に入りにくくなることも。近年では、2021年に起こったウッドショックがあります。

※ウッドショック…木材の需要が急激に高まったことによる世界的な規模での木材不足・価格高騰

・書類不備

建築確認申請の提出書類に不備があると着工ができません。また、不備があれば当然再提出となり、手続きが長引けば家の完成時期も遅れてしまいます。

・住宅の大きさ

工期の目安はあくまで一般的な住宅を基準としているため、広い土地に大きな家を建てるといった場合は工期も長くなってしまうでしょう。

工期を短縮するコツ

・工期が短い建築会社に依頼する

一般的に工期の短い順で並べると、ハウスメーカー・工務店・設計事務所の順です。しかし、住宅の構造や工法にもよりますので、実際に依頼する場合は各社から資料を取り寄せて比較検討したほうが良いでしょう。

・標準仕様から大きく変更しない

シンプルな標準仕様であれば、着工から完成までの流れが確立されているため工期が短くて済みます。工期を短くしたい場合には、オプション設備の追加は控えめにするのがポイントです。

・打ち合わせの往復を減らす

施工会社との打ち合わせ前に家族の意見をまとめ、要望の優先順位を決めておきましょう。設計士から提案があるたびに家族会議に持ち帰っていては、やりとりに時間がかかってしまいます。

・特殊な設計や工法は避ける 地下室・スキップフロア・屋上バルコニーなど特殊な設計は作業工数が増えるので、工期が長引く原因になることも。オリジナルの間取りにしたい場合は、どれくらい工期が変わるのかも確認しておくと安心です。

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ロゴスホームでは、北海道の厳しい気候でも快適に暮らせる高性能な家づくりを得意としています。多彩な商品ラインナップがあり、選べるプランは200以上。用意されたプランから選ぶことで、スムーズに家づくりを進められます。

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