二人暮らしに人気・おすすめの間取りを一挙紹介!選ぶコツや注意点なども解説!

この記事の目次
二人暮らしには、どのような間取りの家が最適なのでしょうか。
今回は、二人暮らしの間取りについて次のような内容をお伝えします。
- ・二人暮らしにおすすめの間取り
・二人暮らしにおすすめの広さ
・間取り選びのコツ
・二人暮らしを始めるときの注意点
初期費用を安く抑えるコツについても解説します。
後悔のない二人暮らしを始めるために、ぜひ参考にしてみてください。
【部屋の広さ別】二人暮らしへのおすすめ度と特徴
部屋の広さ別に、二人暮らしのおすすめ度や、それぞれの間取りの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
二人暮らしで特におすすめの間取りは、1LDK、2LDK、2DKです。
それぞれ見ていきましょう。
1:1K おすすめ度★★
1Kとは、一般的に4.5畳未満のキッチンスペースと、居室が1部屋ある間取りです。
キッチンスペースは平均2畳程度の広さであり、食事や睡眠など生活のほとんどの時間を居室で過ごすことになります。
常に二人で一緒に過ごすため、窮屈に感じてしまうかもしれません。
立地条件や築年数が同程度の物件の場合、1LDKよりも家賃は抑えられます。
夫婦やカップルで、常に一緒に過ごしたい方や、支出を控えたい方におすすめです。
ただし、1Kは基本的に一人暮らし向けである物件が多く、二人暮らしは断られてしまうケースがあります。注意しましょう。
2:1DK おすすめ度★★★
1DKは、一般的に4.5畳から8畳未満のダイニングキッチンと、居室が1部屋ある間取りです。
食事スペースと寝室を分けられるので、生活にメリハリをつけられますが、寝室は居室スペースと兼用となります。
1DKは1990年代に多く建てられた間取りです。現在では築年数がかなり経過しているため、家賃が低く設定されています。
1Kと同じく、基本的には一人暮らし用の物件であるため、二人暮らし向けの物件はあまり多くありません。それぞれの個室が不要、もしくは家賃を抑えたい方におすすめです。
3:1LDK おすすめ度★★★★★
1LDKは、一般的に8畳以上のリビング・ダイニング・キッチンと、居室が1部屋ある間取りです。夫婦やカップル、兄弟姉妹など、さまざまなケースの二人暮らしに人気があります。食事をしたりくつろいだりするスペースと寝室を分けられます。ソファーも置けるので、友人なども招きやすいです。
生活にメリハリがつけられますが、個室がないため完全なプライベート空間を確保するのは難しいでしょう。二人の生活リズムが大きく変わらず、長い時間を一緒に過ごしてもストレスにならない方向きです。
1LDKは築浅の物件が多いですが、それゆえ家賃が高めに設定されているのがデメリットです。
1LDKの間取りについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
「1LDKとは?間取りタイプとレイアウトのポイント、事例をご紹介!」
4:2K おすすめ度★★★
2Kは、一般的に4.5畳未満のキッチンスペースと、居室が2部屋ある間取りです。
2つの居室の広さは合わせて平均10~12畳ほどで、二人暮らしには困らない広さです。
部屋が2つあるため、リビングダイニングと寝室など用途別に使い分けられます。
友人や兄弟姉妹で、キッチンなどの水回りだけをシェアしたいという場合にも、使いやすいでしょう。
ただし、2Kは物件数が少なく、希望エリアの中にないことも少なくありません。
5:2DK おすすめ度★★★★★
2DKは、一般的に4.5~8畳未満のキッチンスペースと、居室が2部屋ある間取りです。
2Kよりもキッチンスペースが広く、ダイニングテーブルを置いて食事ができます。
それぞれに専用の個室があるので、夫婦やカップル、兄弟姉妹、友人など、さまざまな関係性の二人暮らしに適しています。
ただし、それぞれの個室にする場合、共有のリビングスペースは設けられません。友人などを招くには手狭になる可能性があります。
2DKは築年数の経過した物件が多く、2部屋ついていながら家賃を抑えられるのはメリットといえるでしょう。
6:2LDK おすすめ度★★★★★
2LDKは、一般的に10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンと、居室が2部屋あり、二人暮らしで最もおすすめの間取りです。
10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンであれば、友人を招いてもゆとりがあり、二人の個室も確保できます。
1室を寝室として、もう1室を仕事部屋や趣味の部屋など、さまざまな使い方が可能です。
カップルや夫婦の場合は、子どもが生まれても十分に生活できる広さです。収納スペースもたっぷり確保できるでしょう。
デメリットは家賃が高くなる点と、面積が増えることで掃除の手間が増える点です。
7:3LDK おすすめ度★★★
3LDKは、一般的に10畳以上のリビング・ダイニング・キッチンと、居室が3部屋ある間取りです。基本的にファミリー層向けの間取りで、二人暮らしであれば十分の広さです。
それぞれの個室を設けたうえで、来客用の部屋、仕事部屋なども割り当てられます。
3LDKは人気の間取りで需要が多いため、なかなか空き物件がなく、競争率が高いです。
部屋を持て余す可能性がないかなども、十分に検討しておきましょう。
二人暮らしにあると便利な間取り
二人暮らしをするときに、取り入れたい便利な間取りは次の3つです。
- ・お風呂とトイレが別
・独立洗面台
・十分な収納スペース
それぞれ見ていきましょう。
お風呂とトイレが別
二人暮らしでは、お風呂とトイレは別の間取りがおすすめです。
お風呂とトイレ、洗面台がひとつの空間にある間取りは、一人暮らしでは問題なく使えますが、二人暮らしでは不便に感じやすいでしょう。
入浴中はトイレが使いにくく、ストレスになるかもしれません。トイレのにおいが残りやすいことも難点です。二人が快適に暮らすためにも、お風呂とトイレが分かれている間取りがおすすめです。

独立洗面台
洗面台がお風呂やトイレと同じ空間にある場合、先にどちらかが使われていると洗面台を使用できません。朝の身支度で忙しい時間帯に、待ち時間があると時間が奪われてストレスになり、トラブルに発展してしまう可能性もあります。
独立洗面台には収納も付属しており、洗面所で使用する物を収納できる点もメリットのひとつです。

十分な収納スペース
二人暮らしに必要な収納スペースを確保しましょう。
1か所に巨大な収納場所があるよりも、玄関やキッチン、クローゼットなど、適切な場所に適切な容量を確保できる間取りが理想的です。
間取り選びでは居住空間の広さを重視しがちですが、二人分の荷物を収納できるスペースがあるのかも確認しましょう。

二人暮らしの間取りを選ぶコツ
二人暮らしに最適な間取りを選ぶコツについて紹介します。
次の5つの項目をチェックして間取りを選びましょう。
- それぞれに個室が必要か考える
- どのくらいの広さが必要か考える
- 採寸・シミュレーションする
- 収納スペースが足りるか確認する
- 予算重視なら1LDKでなく2DKを選ぶ
コツ1.それぞれに個室が必要か考える
二人暮らしの間取りを選ぶときは、それぞれに個室が必要かどうか話し合いましょう。
個室を設けない場合は、すべてが共有空間になります。
お互いの生活リズムが違うと、睡眠が妨げられたり物音に気を遣ったりして、ストレスになります。
生活リズムが違う、またはひとりの時間も持ちたい場合は、個人の部屋を設けた方が快適に暮らせます。
個室が必要であれば、2DK・2LDK・3DK・3LDKの間取りを選ぶとよいでしょう。
コツ2.どのくらいの広さが必要か考える
おすすめの間取りは、次の表のとおりです。
個室がほしい | 個室はいらない | |
共有スペースは広い方がよい | 2LDK | 1LDK |
共有スペースは狭くてもよい | 2DK | 1DK |
共有スペースでソファーなどを置いてくつろぎたい場合には、LDKを選ぶのがおすすめです。10畳以上あれば、ゆとりを持って快適に過ごせるでしょう。
コツ3.採寸・シミュレーションする
賃貸物件を契約する前の内見では、実際の生活を具体的にシミュレーションするのがおすすめです。
メジャーで部屋の大きさを採寸し、配置する予定の家具や家電が置けるのか検討しましょう。その際、広さだけでなく、部屋の形にも考慮する必要があります。
同じ間取りや面積でも、L字や細長い間取りは、家具が置きにくくデッドスペースが増えるため要注意です。
事前に具体的なシミュレーションをしておくことで、後悔のない二人暮らしが実現できます。
コツ4.収納スペースが足りるか内見で確認する
間取り選びでは、内見の際に収納スペースも確認しておきましょう。
収納スペースが足りないと、居住空間に物があふれて部屋が狭くなってしまいます。
内見で確認しておきたいのは、次の4か所です。
- ・クローゼット
・玄関収納
・キッチン収納
・トイレ収納
既存の収納スペースだけで不十分な場合は、収納家具を用意するのも手です。洗濯機と洗面所の間やベッド下などのデッドスペースに収納グッズを置いて、スペースを有効活用しましょう。間取り選びの段階で、収納計画を立てておくのがおすすめです。
コツ5.予算重視なら1LDKでなく2DKを選ぶ
希望エリアに1LDKの物件がない場合は、2DKを選択肢に入れるのもひとつの方法です。
2DKの間取りは築年数が経過した物件が多いため、2つの居室がありながら家賃が抑えられるケースが多くあります。
◆札幌市中央区の家賃相場
間取り | 家賃相場 |
1LDK | 6万600円 |
2DK | 5万4,700円 |
出典:アパマンショップ
上の表のように、1LDKと2DKでは2つの区切られた空間がある点は同じですが、2DKの家賃相場の方が安くなっています。
支出を抑えたい場合は、1LDKだけでなく2DKも視野に入れてみましょう。
初期費用を安くするためのコツはある?
賃貸物件を契約するとき、敷金や礼金、仲介手数料などのまとまった初期費用が必要です。
初期費用を安くするコツを2つ紹介します。
- ・敷金・礼金なしの物件を選ぶ
・仲介手数料が安い不動産屋を選ぶ
通常、賃貸物件では入居前に家賃の0.5~1か月分ほどの敷金・礼金を支払いますが、それらが不要の物件なら、初期費用を抑えられます。
ただし、入居時に敷金がかからない分、退去時に原状回復費を請求される可能性があります。事前に契約内容について確認しておきましょう。
また、不動産会社などの仲介業者に支払う仲介手数料を抑えられる場合もあります。仲介手数料は不動産会社によって異なりますが、家賃の0.5~1か月分ほどが必要です。
しかし、不動産会社によっては、仲介手数料を半額や無料に抑えられるケースがあります。
同じ物件でも、仲介手数料が安い不動産会社で契約しましょう。
二人暮らしを始めるときの注意点はある?
カップルで同棲する場合や夫婦で暮らす場合、将来的に子どもを産み育てたいという希望があるか、事前に話し合っておくのがよいでしょう。
子どもが生まれても、すぐに子ども部屋が必要になるわけではありません。
けれども、子育てをする中で寝室を別にしたくなったり、育児に必要な物を置きたくなったりと、もう1部屋必要になるケースがあります。
家族が増えたときのために、事前に2LDKや3LDKを選んでおくのもよいでしょう。
できるだけゆとりのある間取りを検討するのがおすすめです。
また、親子で二人暮らしをする場合、子どもが大きくなると、子ども部屋が必要になります。将来のライフサイクルの変化も視野に入れて間取りを選びましょう。
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最近では、二人暮らしの家を購入される方が増えています。新築の場合、それぞれの好みやライフスタイルに合わせて、広さや間取りなどをカスタマイズできます。
ロゴスホームでは、機能的でコンパクトな間取りなど、二人暮らしにぴったりの間取りの家をご提案いたします。
将来的に家族が増え必要な居室が増えるなど、ライフスタイルが変化した際にも柔軟に対応できる家づくりも可能です。
平屋の家づくりについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
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まとめ
二人暮らしの間取りには、お互いにプライベート空間が確保しやすい1LDK、2LDK、2DKがおすすめです。
間取りを選ぶ際は、部屋の数や広さはどのくらい必要か、収納スペースは足りているか、などを話し合っておきましょう。
最近では、二人暮らしの家を建てるケースも増えています。それぞれのライフスタイルに合った最適な住まいを実現したい方は、注文住宅も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
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