北海道は、美しい自然環境と独自の文化、新鮮なグルメなど、さまざまな魅力があります。
しかし、実際に住むとなると、気候や生活環境、交通の便などを考慮する必要があります。
本記事では、北海道の住みやすさについて、10都市の魅力を徹底解説します。
北海道在住の方や移住を考えている方に、新たな魅力を発見や役立つ情報をお伝えします。
北海道の基本情報
北海道は日本の最北端に位置し、国土の約22%を占める広大な面積を持っています。
人口は約522万4614人(2023年4月現在)で、札幌市、旭川市、函館市などが主要都市です。
気候は冷涼で四季がはっきりしています。夏は涼しく、気温が30度を超える日は少なく、梅雨や台風の影響もほとんどありません。
冬は厳しい寒さが続き、積雪も多い地域もありますが、北海道内の気候は地域によって異なります。
日本海側は積雪量が多く、オホーツク海側は日照時間が長く降水量が少ない傾向があります。太平洋側東部は夏季に海霧が発生し低温で、太平洋側西部は比較的温暖で積雪量が少ないという特徴があります。
交通網は、新千歳空港や旭川空港、函館空港を含む12の空港があります。道内の移動は、電車、バス、タクシー、車が主に使われます。
また、北海道は魅力度ランキング1位を15年連続で獲得しています。
北海道の魅力には新鮮な海産物や農産物をはじめ、札幌や函館、旭川、釧路など観光都市が多くあります。
それぞれの都市の周辺には海や山、湿原、湖、平野などさまざまな雄大な自然が広がっており、北海道の魅力に大きく貢献しています。
参照元:北海道データブック2023_人口・生活
参照元:地域ブランド調査2023 都道府県の魅力度等調査結果
北海道の住みやすい13都市の魅力
札幌市

札幌市は、北海道の県庁所在地であり、豊かな自然と都市機能が調和した住みやすい都市です。
約195万人の人口を有し、日本国内の政令指定都市の中でも上位に入るほど活気あふれる街です。
札幌市は全国的にも有名な「すすきの」や「大通公園」など、観光施設も豊富で、市民も観光客も楽しめる施設がたくさんあります。
各区には独自の魅力があり、中央区のような商業施設が集まるエリアから、静かな住宅地が広がる北区や豊平区など、多様な選択肢が揃っています。
自然豊かな公園や教育施設も充実しており、子育て世代からシニア世代まで幅広い層にとって住みやすい街です。
公共交通機関も充実しており、市営地下鉄やJR、市電、バスが網羅的に整備されています。新千歳空港へのアクセスが良く、ビジネスや観光にも便利です。
札幌市は、交通の便、気候、豊富なグルメ、そして多彩な住環境が揃った都市です。
豊かな自然環境と都市機能が調和した札幌市は、住む場所として非常に魅力的です。
旭川市

旭川市は、北海道内で札幌市に次ぐ人口を誇る都市で、2023年時点で約33万人が暮らしています。
自然と都市機能が調和した住みやすい地域として知られ、特に旭山動物園は全国的に有名です。
旭川市の気候は、寒暖差が大きく、四季の変化をはっきりと感じられます。
夏は過ごしやすく、冬は積雪が多く、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめます。
公共交通機関も充実しており、市内を走るバスやJR線が整備されている他、旭川空港から東京、大阪、名古屋への直行便もあります。
旭川市は災害リスクが低いことでも知られています。
過去30年間に震度5以上の地震が一度も観測されていない地域で、自然災害が少ない街です。
さらに、移住や住宅支援制度も充実しており、移住者に対するサポートが手厚い点も魅力の一つです。
旭川市は、自然豊かな環境と都市の便利さを兼ね備えた、住みやすい街です。
四季折々の美しい景色や観光スポット、充実した交通機関、低い災害リスク、手厚い移住支援など、多くの魅力が詰まっています。
参照元:旭川市の住みやすさは?市内の魅力や移住・住宅支援制度について解説
函館市

函館市は北海道の南端に位置し、美しい景観と豊かな歴史で知られています。
人口約24万人のこの都市は、観光地としての魅力だけでなく、住みやすさも兼ね備えています。
函館市の気候は北海道内でも比較的温暖です。
冬の積雪が少ないことが特徴で、冬季に積雪が50cmを超える日は年に数日しかありません。
公共交通機関も充実しており、青森県から繋がる新幹線や国内外へのフライトが発着する函館空港があります。
市内にはJR線や道南いさりび鉄道、函館市電、バスがあり、移動しやすいのも特徴です。
さらに、移住支援制度も充実しており、若者や子育て世帯に向けた各種補助金が用意されています。
函館市の西部地区、駅前・大門エリア、五稜郭エリアなど、エリアごとの特色も豊かで、自分に合った生活スタイルを見つけやすい環境です。
参照元:函館市の住みやすさとは?函館市の魅力や移住制度、住宅支援制度について解説
釧路市

釧路市は、北海道の道東地方に位置し、自然が豊富で移住先としても人気の都市です。
釧路湿原国立公園や阿寒摩周国立公園といった自然豊かな環境が近く、カヌーやホーストレッキングなどのアクティビティも充実しています。
夏の涼しさが特徴で平均気温は18度と全国的にも低く、夏でも30度を超えることはほとんどありません。そのため、エアコンが不要なほど快適に過ごせます。
また、釧路市は「ちょっと暮らし」という移住体験が人気で、11年連続で道内1位を獲得しています。
移住体験では、家具・家電付きの住宅に滞在しながら、実際の生活を体験することができます。
さらに、釧路市は花粉が少なく、雪も少ないため、花粉症や雪かきに悩まされることなく快適に過ごせます。
子育て支援も充実しており、公園や屋内施設も豊富で、家族での移住にも適しています。
食文化も豊かで、新鮮な魚介類を楽しめる「勝手丼」や、釧路発祥の「スパカツ」など、地域ならではのグルメも満喫できます。
移住先として考える際、ぜひその魅力を体感してみてください。
参照元:釧路市の住みやすさは?市内の魅力や移住・住宅支援制度について解説
帯広市

帯広市は北海道十勝平野に位置し、美しい自然と豊かな食文化で知られています。
年間を通じて晴天の日が多く、夏は30度を超える日もありますが、冬は氷点下20度近くまで冷え込むため、四季の変化を存分に楽しむことができます。
帯広市は自然との共生を実感できる環境が整っており、おびひろ動物園や帯広市の周辺にある「十勝川温泉」、「ナイタイ高原牧場」などがあります。
さらに、「住みよさランキング」で北海道内1位を3年連続で獲得しており、医療や教育、公共交通機関が整っています。
市内の交通手段はバスと自家用車が主流ですが、JR帯広駅から札幌や釧路方面へのアクセスも良好です。
帯広空港からは東京や名古屋への直行便が運航しており、ビジネスや観光にも便利です。
帯広市のグルメは多彩で、特に豚丼や手打ち蕎麦、インデアンカレーが有名です。
地元の新鮮な食材を使った料理が楽しめる飲食店が多く、食文化も大きな魅力の一つです。
移住者支援制度も充実しており、短期間の移住体験プランや移住支援金が提供されています。
生活の利便性が高く、自然と調和した快適な生活が送れる帯広市は、移住先として非常に魅力的です。
参照元:帯広市の住みやすさは?市の魅力と移住支援・住宅支援について解説
苫小牧市

苫小牧市は、北海道の南西部に位置し、太平洋に面した港町です。
現在の人口は約16万6千人で、北海道内でも多くの人口を持つ都市の一つです。
かつて「紙の街」として発展してきた苫小牧は、現在では製紙業に加えて多様な産業が集積し、経済の活気あふれる街となっています。
苫小牧市の気候は、夏は平均気温が21度前後と涼しく、冬は降雪量が少なく晴れの日が多いため、快適に過ごせます。
交通の便も良好で、新千歳空港へは車で約30分、札幌へは電車で約1時間と移動しやすい便利な地域です。
市内にはJRや高速道路、フェリーターミナルもあり、様々な交通手段が整っています。
自然環境も豊かで、ウトナイ湖や樽前山などが市民にとっての癒しの場となり、アウトドアやスポーツを楽しむのにも最適です。
また、移住支援制度も整備されており、子育て世代にも優しい街です。
参照元:苫小牧市は住みやすさは?魅力や移住・住宅支援制度について解説
千歳市

千歳市は、北海道の中南部に位置し、新千歳空港があることから国内外へのアクセスが非常に便利です。
市内にはJR千歳線が通っており、札幌市中心部へも30分から40分で行けるため、通勤や週末の買い物にも便利です。
次に、子育て環境が充実している点も見逃せません。
千歳市は「子育てするなら、千歳市」の政策を推進しており、家族連れに優しい環境が整っています。
充実した子育て支援制度により、若い世代や家族連れにとって非常に住みやすい地域となっています。
気候は夏の最高気温が30度程度、冬の最低気温が氷点下20度前後と寒暖差が激しいものの、梅雨や台風の影響が少なく、年間降水量も少ないのが特徴です。
また、市内には国立公園支笏湖があり、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。
支笏湖ではカヌーやキャンプなどのアウトドアアクティビティが盛んで、リフレッシュには最適です。
また、周辺には温泉施設も点在しており、休日には家族でリラックスできるスポットが多くあります。
千歳市は交通の便が良く、子育て支援も充実し、自然環境にも恵まれた住みやすい街です。
これから北海道への移住を考えている方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
北広島市

北広島市は、札幌市の東に隣接する住みやすい都市として知られています。
札幌までのアクセスが良好で、通勤や通学に便利なベッドタウンとして人気があります。
また、新千歳空港へのアクセスも良く、出張や旅行の際にも非常に便利です。
市内には、2023年に開業した北海道ボールパークFビレッジがあり、野球などのスポーツやエンターテインメントを楽しむことができます。
さらに、虹ヶ丘公園や輪厚自然公園などの多くの公園があり、家族でのレジャーやアウトドア活動が楽しめる環境が整っています。
北広島市は子育て支援が充実しており、保育園や幼稚園の待機児童が少なく、安心して子育てができる環境です。
子ども医療費助成制度も充実しており、経済的な負担が軽減されます。
北広島市は街と自然がうまく調和しており、非常に住みやすい環境が整っています。
参照元:北広島市の住みやすさとは?各エリアの魅力と支援制度について解説
室蘭市

室蘭市は、北海道南西部に位置する工業都市です。製鉄や製鋼業が盛んな一方で、豊かな自然も魅力です。
例えば、室蘭市のシンボルとも言える地球岬は、絶景スポットとして人気があります。
地球岬から望む太平洋の大パノラマは非常にキレイです。
室蘭市の気候は、夏は涼しく冬は温暖な気候です。
生活の利便性も高く、ショッピングセンターや医療機関など、日常生活に必要な施設が充実しています。
バスや電車が通っており、公共交通機関も利用しやすいです。また、車で少し足を伸ばせば登別温泉や洞爺湖といった観光地にもアクセスできます。
さらに、お試し移住体験や移住支援金など、さまざまなサポートが用意されています。自然と工業が調和した室蘭市は、住みやすさを求める方にぴったりの都市です。
北見市

北見市は、北海道の東部に位置し、広大な面積と豊かな自然環境が魅力の都市です。
オホーツク海に面し、内陸部には大雪山国立公園が広がるため、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
北見市は、降水量が少なく晴れの日が多いのが特徴です。
地震や台風などの自然災害のリスクも低いため、安心して暮らせる環境が整っています。
子育て支援も充実しており、不妊治療助成や乳幼児絵本スタート事業など、家族での生活をサポートする取り組みが豊富です。
さらに、北見市はテレワークの推進にも力を入れており、自然豊かな環境で柔軟な働き方が可能です。
北見市は、自然と都市が調和した暮らしやすい環境を提供しています。
北海道への移住を考えている方にとって、魅力的な選択肢の一つとなるでしょう。
参照元:北見市は住みやすさとは?各エリア別の魅力や北見市の支援制度について解説
小樽市
小樽市は、北海道西海岸のほぼ中央に位置しており、石狩湾に面している港湾都市です。
札幌市の北西にあり4市町村に接しているため、ほかの地域にも移動しやすい立地にあります。特に札幌市へアクセスしやすく、通勤通学にも便利です。
北海道の中では比較的温暖で寒暖差の小さいエリアなので、春は桜などの花々、夏はマリンスポーツ、秋は紅葉、冬はウィンタースポーツ等、四季を通じていろいろな楽しみ方ができます。
海岸には小樽港や「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」があり、新鮮な魚介類のグルメや美しい自然を満喫できる観光地としても人気です。小樽運河を中心とした歴史的な街並みも美しく、ガラス工芸やオルゴールなどを楽しめるスポットもあります。
大型商業施設もあり買い物にも便利で、市内の中心にある小樽駅を拠点とした交通機関も充実しており住みやすい地域です。
子育て支援や移住支援、住宅支援も手厚く、子育て世帯や移住者にも優しい市として多くの人に向けて開かれています。
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恵庭市
恵庭市は、北海道中部に位置しており、札幌市と新千歳空港のほぼ中間にあって交通アクセスに恵まれた地域です。
気候が穏やかで、夏でも平均気温が20℃前後、梅雨・台風の影響も少なく、冬は降雪量・積雪量が少なく、一年中快適に過ごせるエリアです。豊かな自然環境と早くから進められた住宅地整備によって、着実に人口増加を果たしています。
市民によるガーデニングが盛んであり、花のまちづくりが全国的に評価され、数々の賞を受賞しています。札幌の大通公園で咲き誇る数々の花々も恵庭産。恵庭市でも、一年を通じて花をテーマとしたイベントが開催され、ガーデンツアーや花の講習会・展示会などが人気です。
恵庭市は、市街地の周囲を森林・農地が囲んでいる自然豊かなエリアで、市街地面積は市域の約5%ほど。JR駅から2kmの範囲に都市機能が集約されており、暮らしやすい市街地となっています。
交通の便が良いのも特徴で、鉄道や高速道路などを利用すれば札幌市や道内の主要都市への移動がスムーズです。新千歳空港にも近いので、国内各地や海外への旅行にも便利です。
オンライン移住相談やオーダーメイドツアーなども行っているので、移住を考えている方もイメージしやすいでしょう。
富良野市
富良野市は、北海道のほぼ中央に位置しており、東側に十勝岳、西側に幌内山地、南に金山峠、北に美瑛町付近の丘陵地に囲まれた富良野盆地の中心都市です。
気温の差が大きく積雪深は1メートルほどにもなりますが、自然豊かで十勝岳を望むラベンダー畑の風景が特に有名なほか、冬にはウィンタースポーツも盛況です。
北海道を代表する観光地のひとつで、テレビドラマ『北の国から』の舞台になったことから多くの人が訪れています。ほかにも舞台となった作品は多く、ドラマのロケ地となったツアーなども人気です。
面積の約7割を山林が占めており、農業が盛んで北海道で生産できるすべての作物が収穫可能。メロンやチーズ、ワインなどの特産品も豊富で祭りやイベントなども開催されています。
富良野市への交通ルートは、札幌市から車や電車で2時間、旭川市からは1時間ほどと大都市からは離れていますが、その分自然に囲まれた静かな環境なので、北海道らしさを満喫したい人にはぴったりです。
札幌市内で住みやすい駅5選
北海道の県庁所在地である札幌市は人口も多い大都市ですが、駅も複数あるのでどこに住むか迷ってしまうほど。そこで、札幌市内で住みやすい駅を5つ挙げてそれぞれの魅力を深堀しました。
・札幌駅・さっぽろ駅
・円山公園駅
・琴似駅
・福住駅
・大通駅
札幌駅・さっぽろ駅
「札幌駅」と「さっぽろ駅」は、音は同じですが漢字とひらがなで表記が異なる別の駅になります。
札幌駅は、北海道最大の拠点となるJRの駅で、函館本線・千歳線・札沼線の3路線が乗り入れています。道内各地へスピーディーに移動できる特急列車や新千歳空港へつながる快速「エアポート」があるほか、通勤・通学に便利な普通列車などの発着も利用者数も多い駅です。
電車だけでなく、駅のバスターミナルからは、温泉地やスキー場などへ向かう観光バスも運行しており、駅近くにはショッピングセンターや百貨店、映画館、ホテルなどが集まる繁華街にもなっています。
さっぽろ駅は札幌駅に隣接しており、札幌市営地下鉄南北線・東豊線が発着しています。利用者数は札幌市営地下鉄の駅で最も多く、札幌駅からの乗り換えにも便利です。
交通機関として移動しやすいほか、商業施設なども多く利便性が良いので、北海道の中でも都会に住みたい人に向いていますが、その分周辺物件の家賃は高めなので検討の必要があるでしょう。
円山公園駅
円山公園駅は、札幌市営地下鉄東西線の駅で、大通・新さっぽろ方面と琴似・宮の沢方面があります。
札幌市中心部の西端に位置し、駅周辺は住宅地が多いエリアとなっており、もともとは中高層の建物が多い市街地でしたが、最近では分譲マンションの建設も増えてきました。
駅の西方約300メートルのところには駅名にもなっている円山公園があり、動物園や運動場なども併設されています。
駅からは商業施設「マルヤマクラス」と地下で直結しているほか、学校や郵便局、スーパーなども近くにあり生活しやすいエリアです。
公園や山などの緑が豊富で閑静な住宅街なので、子育て世帯にも最適。都会とも近く大通りにはオフィスや大型店舗もあり、通勤や買い物にも便利です。
ただ、分譲マンションの建設も増え人気エリアとなっていることから、土地代や家賃が高騰し、気軽に住むことが難しくなっています。あまり大きな駅ではありませんが、休日には動物園や円山公園を訪れる利用者が増えるので、移住を検討している場合は利用者数の差などもチェックしておいたほうがいいでしょう。
琴似駅
琴似駅は、JR北海道函館本線の駅と札幌市営地下鉄東西線の駅があります。このふたつは同じ駅名でも直結しておらず、800mほど離れているので注意が必要です。
JR函館本線には、手稲・小樽・倶知安方面と札幌・岩見沢・新千歳空港方面があり、利用者数も多く便利な駅です。駅の南西側は中心的な繁華街ですが、北東側には商店が少ないので、どちら側に住むかで利便性は変わるでしょう。
駅の周辺は住宅地で、比較的手ごろな家賃の物件が多く、一人暮らしにも向いています。
札幌市営地下鉄東西線の琴似駅には、大通・新さっぽろ方面と宮の沢方面があり、札幌市内での移動に便利な駅です。駅周辺には大型のショッピングモールやスーパー、コンビニ、銀行などがあるほか、JR函館本線の 琴似駅までの道は商店街としてにぎわっています。
どちらも生活するのにとても便利で、通勤や通学もしやすく家賃も高すぎないので、学生さんからファミリー層まで幅広い人におすすめしたい駅です。
福住駅
福住駅 は、札幌市営地下鉄東豊線の終点駅で、大通・さっぽろ・栄町方面へ向かう電車が発着し、札幌ドームの最寄駅となっています。
地下鉄の出口はすべて国道36号沿いにあり、周辺には商業施設や大手企業のビルなどが集まっています。昼間は賑やかな分、居酒屋などは少な目で夜は静か。その周囲はマンションや住宅街が取り囲んでいて治安も良いので、利便性を求めながらも都会の喧騒からは離れて暮らしたい人に向いています。
公園などの自然も豊富で静かな環境は子育て家庭にもぴったりです。家賃も大きな駅のあるエリアと比べて安めで、一人暮らしにもファミリー層にも適しています。
駅から徒歩15分弱のところに、サッカー・野球兼用のドーム型スタジアムである札幌ドームがあり、スポーツ観戦が趣味の人にはうれしいですね。しかし、札幌ドームで試合やイベントがある日には、駅の利用者数がぐっと増え混雑しますので、人混みが苦手な人やスポーツに興味がない人は注意してください。
大通駅
札幌市中央区の中心に位置する大通駅は、札幌市営地下鉄で南北線・東西線・東豊線の3路線があり、札幌市営地下鉄の中で唯一すべての路線が乗り入れている駅です。
電車の乗客数も多いですが、バスの交通網も集中しており、札幌市内全域にアクセスしやすい駅として多くの人に利用されています。
東西線の隣駅バスセンター前駅や南北線の隣駅すすきの駅へ地下街で結ばれているほか、さっぽろ駅とも札幌駅前通地下歩行空間地下で結ばれています。電車に乗らなくても歩いて移動するのにも便利なアクセスポイントです。
地下にある駅の上には、札幌市の中心とも言える大通公園があり、さっぽろテレビ塔や札幌市時計台などがある観光名所にもなっています。駅周辺には大型商業施設や百貨店などが多数あり、非常に栄えているエリアです。
地下街だけでも完結できるほど充実した施設が集中しており、利便性の高さはピカイチですが、住むとなると人が多く騒々しい、家賃が高め、自然が少ないなどの不満が出る可能性もあります。
利便性やにぎやかさを重視する人にとっては、とても住みやすい駅です。
住む街の選び方
日常生活のしやすさ
北海道で快適に暮らすためには、日常生活の利便性が重要です。
スーパーやコンビニ、病院、学校などの施設が近くにあるか確認しましょう。
特に冬季は積雪が多いため、雪かきや除雪のサービスが整っている地域を選ぶと便利です。
また、地域のコミュニティ活動やイベントが活発なエリアは、住民同士のつながりが強く、新しい環境でも安心して暮らせます。
交通機関
交通の利便性も重要なポイントです。
北海道は広大な面積を持つため、車を利用することが多くなりますが、主要都市では公共交通機関も充実しています。
札幌市は地下鉄や市電が発達しており、車がなくても快適に移動できます。
また、冬季の交通状況も考慮し、雪による遅延や運休が少ない地域を選ぶと安心です。
気候や降雪量
北海道の気候や降雪量は地域によって大きく異なります。
例えば、札幌市や旭川市では冬の降雪量が多く、特に旭川市は北海道の中でも寒さが厳しい地域の一つです。北海道では冬の生活に備えて雪かきが欠かせません。
一方、釧路市や室蘭市は比較的降雪が少なく、雪の影響が少ないエリアです。特に釧路市は太平洋側に位置し、冬でも積雪が少ない地域です。
夏の気温も地域によって異なります。帯広市などの内陸部は夏の暑さが厳しくなることがあります。帯広市は夏に30度を超えることもあり、暑さが強く感じられる地域です。
気候や降雪量は生活の快適さに直結するため、北海道に移住を考えている場合は、事前に各地域の気候特性をしっかりと調べることが重要です。
自分に合った地域を選ぶことで、より快適な生活が送れるでしょう。
災害などの安全性
北海道は、地震や津波などの自然災害リスクを考慮する必要があります。
特に沿岸部では津波のリスクが高く、防災対策が整っている地域を選ぶことが重要です。
例えば、北海道の南西沖地震や十勝沖地震など、過去に大きな地震と津波が発生しており、これらの災害に対する準備が必要です。
さらに、北海道の自治体は防災情報の提供に力を入れており、避難所の情報や防災計画の整備が進んでいます。
地震ハザードマップや津波ハザードマップを利用して、自分の住む地域のリスクを確認し、適切な防災対策を講じることが推奨されます。
安全性を重視することで、安心して暮らせる街を選ぶことができます。
自治体が提供する防災情報や避難所の充実度も確認ポイントです。
北海道の防災ポータルサイトや自治体の防災情報を活用して、最新の防災対策を確認してください。
移住支援制度
北海道への移住を考える際に注目すべきなのが移住支援制度です。
多くの自治体では、移住者を対象とした支援プログラムを提供しています。
例えば、引っ越し費用の補助や住宅購入の補助金がある地域もあります。
また、仕事探しのサポートや、地域コミュニティに参加するためのイベントを開催しているところもあります。
これらの制度を利用することで、移住後の生活をスムーズにスタートできます。
ただし、移住支援制度は自治体によって内容が異なるため、事前にしっかりと調査し、自分に合った制度を見つけることが重要です。
子育て環境
子育て環境は、家族での移住を考える上で非常に重要な要素です。
北海道の多くの自治体では、子育て世代をサポートするための充実した環境が整っています。
例えば、保育園や幼稚園の待機児童対策、子ども医療費の助成、子育て支援センターの設置などがあります。
また、公園や自然が豊富な地域が多く、子どもたちがのびのびと育つ環境が整っています。
子育てに適した環境を求めるなら、地域ごとの取り組みや施設の充実度を確認し、ライフスタイルに合った場所を選ぶことが重要です。
住宅支援制度
北海道の多くの自治体では、移住者や新築住宅を購入する人に向けた住宅支援制度を設けています。
例えば、住宅購入時の補助金やリフォーム費用の補助などが含まれます。
これらの制度を利用することで、経済的な負担を軽減し、安心して新生活を始めることができます。
また、省エネ住宅やバリアフリー住宅への補助金がある自治体もあります。
住宅支援制度は各自治体によって異なるため、具体的な内容を確認し、自分の条件に合った支援を活用することが大切です。
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まとめ
北海道は広大な自然と都市機能が共存する魅力的な地域です。
札幌市などの主要都市は、利便性と豊かな自然環境を提供し、多様なライフスタイルに対応しています。また、海岸に面した小樽市は海の幸、山に囲まれた富良野市は広大な大自然というように、エリアによって特徴が大きく異なります。
移住を考える際は、日常生活のしやすさ、交通機関、気候、災害リスクなどを考慮しましょう。交通アクセスがよく便利なところがいい、自然を身近に感じて静かに暮らしたいなど、それぞれなにを重視するかも大切です。
移住支援制度や子育て環境も重要な要素ですので、ぜひ各地域のホームページなども参考に、条件に合った地域を見つけ、北海道の魅力を堪能してください。
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