2023.12.04

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注文住宅の壁に設置するポストとは?魅力と選び方を解説

注文住宅で人気!壁掛けポストのススメ

注文住宅に設置するポストには多くの種類があり、デザインや機能が異なります。今回はその中の「壁掛けポスト」について解説していきます。

「壁掛けポスト」とは?

壁掛けポストは、その名のとおり壁面に固定して設置するタイプのポストのこと。壁に設置しても邪魔にならないよう、比較的奥行きが浅い形をしているものが多く使用されています。

壁掛けポストのメリット

1. バリエーションが豊富

木目を活かしたナチュラルなものからブリキを用いたレトロな印象のものまで、壁掛けポストは商品のバリエーションが豊富。さまざまなデザインの中から自分の家に合ったものや好みのものを選べます。

2. 取り換えが容易

壁掛けポストは壁に穴を開けて直接ビスで留めるだけで設置が完了するので、取り換えが容易。ポストが古くなったりデザインに飽きてしまったりしても、簡単に取り換えができます。

3. 施工費が比較的安い

壁掛けポストはビス留めだけで設置できるので、他の型のポストと比べて施工費を安く抑えられます。コンクリートの壁や門柱に設置する際は多少金額がかかることもありますが、それでも他のポストよりも安く済むことが多いでしょう。

壁掛けポストのデメリット

1. 外に出ないと取り出せない

壁掛けポストは、郵便物を受け取るために一旦外に出る必要があります。寒い時期や雨風が強い日などは、少々ストレスに感じてしまう方もいるかもしれません。

2. 設置場所やサイズによっては嵩張る

壁掛けポストを設置すると、どうしても壁に出っ張りが生じてしまいます。そのため、ドアの近くや導線などに設置する際は邪魔にならないかどうかのシミュレーションが必要。また、塀の外に設置する際は、敷地の境界線からはみ出ないように注意しなければなりません。

3. 外観に大きく影響する

壁掛けポストは基本的に家の正面に設置されるため、外観に大きく影響します。ポストのデザインや色によっては主張しすぎてしまう場合もあるでしょう。家の外観や塀のイメージを先に決め、それに合ったデザインを選べば失敗しづらくなります。

壁掛けポストと注文住宅に設置できる他のポストを比較

注文住宅に設置するポストは、壁掛け型の他に「置き型ポスト」と「埋め込み型ポスト」があります。それぞれの特徴と壁掛けポストとの違いを紹介します。

「置き型ポスト」とは?

置き型ポストとは、地面に埋め込んで固定するタイプのポストのこと。昔ながらの郵便受けのようなものやインターホンや表札と一緒になっているものまで幅広い種類があり、デザイン性に優れたものも選べるので、外構のアクセントとして用いることもできます。
設置場所を自由に選べるというのも置き型ポストのメリット。敷地内に配達員が入ることに抵抗がある方は、道路沿いに設置すると良いでしょう。
デメリットは、郵便物を取るために一旦外に出なければならないこと。また、室内から目が届きにくいため盗難にも注意しなければなりません。

「埋め込み型ポスト」とは?

埋め込み型ポストは、壁や塀に埋め込むタイプのポストのこと。ポスト自体が埋め込まれているので場所を取らず外観にも影響がないという以外に、家の外壁に設置すれば外に出なくても郵便物を受け取れるというメリットもあります。
デメリットは、設計時に計画しておかなければならないことと、施工費が他と比べて高いこと。また、壁に穴を開けるため家の気密性に影響する場合があることも頭に入れておきましょう。

注文住宅に合わせた壁掛けポストを選ぼう

最後に、壁掛けポストを選ぶ時のポイントについて紹介します。

取り付けられる壁の素材を知る

壁掛けポストを選ぶ際は、まず取り付ける壁の素材を把握し、取り付け可能かどうかを確認しましょう。
せっかく気に入った壁掛けポストを選んでも、壁の強度や状態によっては設置が難しい場合もあります。特に土壁や砂壁の場合はビスが効きにくく、ポストの重さに耐えられないかもしれません。また、タイル調の壁は取り付け時に割れてしまう可能性があります。
一般的に取り付け可能なのは、サイディングと呼ばれる外壁が中心。取り付けの際にアンカービスを打ち込むことで、ポストの重さを支えて取り付ける形になります。

機能面をチェックする

ポストはインテリアにもなりますが、最も重要なのは機能面。郵便物の取り出しやすさ、開けやすさなどの機能をしっかりとチェックしましょう。
壁掛けポストは、前から入れて前から取り出すタイプ・前から入れて横から取り出すタイプの2つに分けられます。基本的に後ろから取り出すということが不可能になるので注意してください。
防犯対策をしたい方は、鍵付きのポストを選ぶと良いでしょう。鍵はダイヤル式・T型カムロック・シリンダー錠・南京錠と種類があるので、使いやすさと防犯性の兼ね合いを見て選ぶと良いでしょう。

ポスト自体の素材もチェック

ポスト自体の素材をチェックすることも重要です。基本的に屋外に設置するものなので、雨風にさらされてもダメージが少ない素材を選ぶようにしましょう。
塀の外に設置するのか、軒下の雨に当たらない位置に設置するのかによっても最適な素材は異なります。耐久性を重視するなら、日光や雨による劣化が少ないスチール製やステンレス製が良いでしょう。衝撃にも強いため、郵便物をしっかりと保護できます。手軽に設置するなら、重量も軽いプラスチック製のポストがおすすめ。サビる心配がないため、雨にさらされる場所でも設置できます。ただし、スチール製やステンレス製と比べると日光による色褪せが出やすいので注意が必要。素材の特徴を把握し、環境に合わせたものを選ぶようにしましょう。

サイズとデザインを決める

ポストのサイズは必ずチェックしておくようにしましょう。まず、自宅に届く郵便物のサイズや量を想定しておく必要があります。最近ではレターパックのような大きな郵便物も流通していることから、ある程度容量に余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
サイズがある程度決まれば、壁掛けポストのデザインを決めていきます。利便性・自分の好み・家の外観と調和のとれたデザインという点で比較検討すると良いでしょう。

設置する位置を確認

忘れてはいけないのが、ポストを設置する位置の確認。せっかく気に入ったポストを選んでも、ドアの開け閉めを邪魔してしまったり動線を塞いだりしてしまったら元も子もありません。
ポストを設置する位置と寸法を確認し、実際使用する際に問題がないかどうかを必ずチェックするようにしましょう。

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