2023.04.19

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平屋のおすすめの間取りモデル7選と施工事例 平屋のメリットもご紹介!

最近の平屋は昔ながらのイメージとは異なり、おしゃれで住みやすいデザインが増えています。広いスペースを使って自由に間取りをとれることから、ファミリー層や若者から人気を集めており注目の作りです。

今回は平屋について、おすすめの間取りやモデル7選と施工事例、メリットやデメリットもご紹介します。平屋にするか検討中の人や、平屋に住みたいけど間取りで迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

平屋とはどんな家?

平屋とは一階建ての家のことを指しています。階段がなく、ワンフロアに全ての部屋が集まっているのが特徴的です。階段などがない分、二階建てなどの家に比べて単純な作りになっています。

そのためコストを抑えやすく、広い坪数を必要とする分間取りの自由度が高いのも特徴でしょう。倒壊などの危険も少ないため安全面でも注目されています。

平屋住宅に人気が集まっている理由

平屋はおもにファミリー層や若い層から人気を集めています。理由としては以下の2つがあげられるでしょう。

  • ・家族とのコミュニケーションがとりやすい
    ・長く住みやすい

平屋は階段がないため、どの年代でも住みやすく、「長く住み続けられる家」と若い世代を中心に人気を集めています。

また、全ての部屋がワンフロアに集まっているため家族とのコミュニケーションをとりやすい点も人気の理由です。とくに小さな子どもがいるファミリー層にとって、ワンフロアの平屋は子供に目が届きやすい点が最大のメリットでしょう。

平屋のメリットとは?

平屋のメリットには、以下の10個の理由があげられます。

  • ・天井を高くして開放感があるデザインにできる
    ・生活動線を効率よくしやすい
    ・階段がない分バリアフリーな作りにできる
    ・家の形を設計する自由度が高い
    ・ペットの負担も減らせる
    ・ライブステージやスタイルの変化に対応しやすい
    ・災害に強い
    ・家族間でコミュニケーションを取りやすい
    ・メンテナンス費用を抑えやすい
    ・屋根が大きい分太陽光発電を利用できる

ここでは、それぞれの理由について詳しくかいせつしていきます。平屋のメリットを理解し、ライフスタイルや理想の家に合っているか確認しましょう。

天井を高くして開放感があるデザインにできる

平屋には2階がないため、天井を高くして開放感があるデザインにできます。また、天窓や壁一面の大きな窓を取り付けて光を多く採り入れられるような、日光でも明るい室内にデザインできます。

日光を採り入れた、明るく開放感があるデザインの平屋なら昼間は照明いらずで電気代節約にもなりおすすめです。

生活動線を効率よくしやすい

平屋はワンフロアに全ての部屋が集まっているため、階段での移動なく生活に必要な動作を済ませられます。入浴や食事、睡眠の度に階段の上り下りが毎日あっては苦痛に感じるときもあるでしょう。

また、普段の生活がルーティン化されている場合は、それに合わせて生活導線を整えることで効率よく過ごせます。とくに子どもがいる場合、帰宅後の生活導線を整えると食事や入浴、寝かしつけまでスムーズに進むめおすすめです。

階段がない分バリアフリーな作りにできる

二階建てなど階段がある家の場合、怪我をした際は移動が困難になります。とくに小さな子どもがいる場合、階段から転倒したり落ちたりする危険が常につきまといます。

また長く住み続け年齢を重ねると、自身が階段で転倒するリスクも高まるでしょう。両親など高齢の家族と同居する場合も、平屋なら段差がないバリアフリーな作りにしやすいためおすすめです。

家の形を設計する自由度が高い

注文住宅を建てるなら、家の形にまでこだわりたい人も多いでしょう。平屋は一階部分のみなため、家の形をさまざまな形にデザインしやすいのもメリットです。

単なる長方形だけでなく、庭を作る際もロの字やコの字で庭を囲うこともでき、注文住宅を希望する人にもおすすめです。外からは見えない庭を作れるため、プライバシーを守れるメリットもあります。

ペットの負担も減らせる

階段はペットにとって負担であり、種類によっては毎日階段の上り下りをさせることは体にあまりよくありません。平屋なら段差がないため、部屋の中を広々と歩き回れます。

また、中庭など外への繋げ方も工夫すれば、ペットがいつでも外で遊べる空間作りもできるためおすすめです。好きなときに外で遊んだり室内でくつろいだりできれば、ペットにとっても快適な空間になるでしょう。

ライフステージやスタイルの変化に対応しやすい

家を建てた後に子どもが生まれたり、子ども

が成長して食事や就寝時間がバラバラになったりと、ライフステージが変わるとライフスタイルも変化します。

ライフスタイルが変わると就寝時間に合わせて寝室を移動するなど、部屋のレイアウトを変える必要が出てくる可能性があります。平屋であれば階段に比べて簡単に移動でき、ライフスタイルの変化へ柔軟に対応できるでしょう。

災害に強い

地震や台風などの自然災害は、建物の高さが高いほど被害を受けやすい傾向にあります。倒壊まではしなくても、屋根や外壁の素材が飛ばされたり崩れたりと家の内外で危険を及ぼすでしょう。

平屋は高さがない分安定しやすく、自然災害に高い耐性を発揮します。日本は昔から自然災害が多いことから、古くからある平屋は日本の環境に合う丈夫な作りであることがわかります。

家族間でコミュニケーションを取りやすい

二階建ての場合、一階部分に家族団らんスペースがあってもそれぞれの部屋が二階や一階とバラバラでは家族間に物理的な距離が生まれます。距離があれば顔を合わせる機会も減り、コミュニケーションが減る可能性があるでしょう。

平屋ならワンフロアに団らんスペースや全員の部屋が集まっているため、自然と家族間の距離も近くなります。コミュニケーションを取る機会が増えるため、ファミリー層におすすめです。

メンテナンス費用を抑えやすい

平屋は一階建てで構造が簡単な分メンテナンス費用を抑えやすいメリットがあります。とくに二階建ての高所での作業は高くつくことがあるため、安い費用で住み続けたい人にもおすすめです。

また、2階建ては自身が高齢になってきた時に階段にスロープを付けるなど、バリアフリーにするためのリフォームが必要になる可能性もあります。長期スパンで考えるなら平屋がおすすめでしょう。

屋根が大きい分太陽光発電を利用できる

平屋の大きな特徴として、大きな屋根があげられます。大きな1枚板のような屋根を使用するため、太陽光発電システムを取り入れやすいのがメリットです。

昨今は電力不足から電気代が高騰しているため、太陽光発電で自家発電できれば電気代節約にもなります。電気があまれば売って収入を得られるため非常におすすめです。

平屋のデメリットとは?

平屋のデメリットとして、以下の3つがあげられます。

  • ・広大な土地が必要
    ・部屋の位置や周辺環境によっては日当たりが悪い
    ・坪単価が高い傾向にある

メリットのみで平屋にするか決めると、後に平屋のデメリットが判明した際に「こんなデメリットがあるなら平屋にしなかった」と後悔する恐れがあります。

家は一生に一度の買い物であり、家の作りは頻繁に変えられるものではありません。デメリットも理解した上で平屋にするかを決めましょう。

広大な土地が必要

平屋は2階など上の空間を使用できず、土地の広さがそのまま家の広さになります。そのため、十分な広さがほしい場合は広大な土地が必要になるのがデメリットでしょう。

また家を建てる際は、地域によって土地に対する容積率や建ぺい率が定まっています。土地全部を家の広さとして使用できるわけではないため、最低限必要な広さよりも余裕がある土地を用意しましょう。

部屋の位置や周辺環境によっては日当たりが悪い

平屋は高さがないため、周辺環境が高層マンションやビルに囲まれている場合は日当たりが悪くなるデメリットがあります。また、平屋の特徴として真ん中にある部屋には常に光が届きにくく、暗い部屋になる可能性があるでしょう。

平屋を建てる前に周辺環境を確認したり、真ん中の部屋は天窓で光を取り込む工夫をしたりと対策が必要でしょう。

坪単価が高い傾向にある

坪単価とは、一坪あたりにかかる施工費や材料費のことを指します。平屋は屋根や床面積などが広いため、坪単価が高くなる傾向にある点もデメリットでしょう。

しかし、平屋は二階建ての家に比べて階段などの複雑な施行やスペースがありません。全体で見ると、平屋の方が安いケースも多いようです。

おしゃれな平屋を建てるためのポイント

おしゃれな平屋を建てるには、以下の7つのポイントをいしきすることをおすすめします。

  • ・ウッドデッキを作る
    ・屋根や外壁の素材・デザインにこだわる
    ・日光や風通しを意識する
    ・勾配天井を取り入れる
    ・家の配置に考慮する
    ・生活動線に合わせて間取りを考える
    ・防犯対策をしっかり行う

ここからは、それぞれのポイントについて解説します。理想的な平屋を作るために、デザインや機能性にこだわることをおすすめします。

ウッドデッキを作る

部屋と庭のつながり部分にウッドデッキを作ることで、晴れている日は外に出やすくおしゃれな作りになります。とくにリビングなど、家族団らんのスペースからつなげるのがおすすめです。

リビングにいながらペットや子どもを外で遊ばせたり、休日はバーベキューをしたりと自宅で楽しめる幅が広がります。

屋根や外壁の素材・デザインにこだわる

屋根や外壁の素材にこだわることで、家の外観をおしゃれにできます。たとえば外壁を白を基調としたレンガ素材にすれば、外国風のおしゃれな家になるでしょう。

スタイリッシュな見た目にしたければ、屋根を山形ではなく片流れ屋根にするのがおすすめです。外壁やデザインは家の第一印象を決めるため、理想的な住まいに近づけるように決めることをおすすめします。

日光や風通しを意識する

家の外観にのみこだわっても、肝心な家の中がおしゃれで住み心地がよくなければ意味がありません。家の中をおしゃれに感じさせるポイントとして「日当たり」は非常に重要なポイントです。

日光を部屋の中に採り入れられる作りであれば、開放感があり明るくおしゃれな雰囲気になるでしょう。天窓や中庭を活用して、なるべく多くの日光が入る家にするのがおすすめです。しかし日光が多く入る家は、夏場は熱がこもり暑くなりやすい傾向にあります。風通しがよく過ごしやすい家にすることも心がけましょう。

勾配天井を取り入れる

勾配天井とは、屋根の作りに合わせて斜めになっている天井のことです。通常の屋根の形は、雨や雪の重さで倒壊することを防ぐため、山形や流し屋根のように斜めになっています。

対して天井は水平のため、屋根裏と天井の間にデッドスペース(屋根裏部屋)が生まれます。勾配天井ではあえて天井を水平にせず、屋根の角度のまま天井にすることで、天井を高くし開放感がある空間を作り出せます。

また、天井が斜めになることでアシンメトリーでおしゃれな空間になるためおすすめです。

家の配置に考慮する

平屋は一階建てのため、通行人と同じ目線で生活することになります。そのため、道路のすぐ横や人通りが多い場所に建てると、家の中が見えたり、家の中が留守かすぐにわかったりするため防犯上危険です。

そのため、道路から近い場所や人が集まりやすい場所に建てるのは避けるのがベターです。どうしても場所を選べないときは、生垣を作るなどして外から見えないように工夫しましょう。

生活動線に合わせて間取りを考える

毎日のルーティンや家事など、生活導線を考えた間取りにすると効率がよくなります。たとえば家事なら、洗濯機を回している間に掃除などを終わらせ、その後洗濯物を干す効率がいい流れができるのが理想的でしょう。この場合、洗濯機置場と掃除用具入れなどを近くにある間取りにして効率をよくすると過ごしやすい住まいになりおすすめです。

防犯対策をしっかり行う

平屋は全てが一階のフロアに集まっているため、空き巣や覗きなどの犯罪に巻き込まれるリスクがあります。そのため、外から留守であるか分からないようにするために防犯照明を設置するなどの対策が必要です。

浴室や寝室など覗きの被害に合う可能性がある部屋は、道路に面していない部屋にすることで未然に防ぐことにつながるでしょう。また、子ども部屋が外から見えると侵入されたり、顔を覚えられて誘拐などの犯罪に巻き込まれるきっかけになったりします。なるべく外から見えないセキュリティが整った部屋にしましょう。

平屋にする際の坪数の目安は?

平屋を建てる際の目安は、家族構成やライフプラン、必要な部屋数などによって異なります。たとえば3LDKの間取りの場合、坪数は25~30坪が目安です。

25~30坪は50~60畳ほどであり、3~4人暮らしの家族などで住むのに適しているといわれています。また、夫婦2人暮らしであれば22~24畳程の広さで十分ですが、将来子どもを希望しているようであれば25~30坪程必要です。

このように、現在の家族構成だけでなく、将来的なライフプランなども考慮して坪数を決めましょう。

おすすめの平屋の間取りモデル4選【間取りの形状別】

おすすめの平屋の間取りモデルとして、以下の4つがあげられます。

  • ・I型の間取りモデル
    ・L型の間取りモデル
    ・コ型の間取りモデル
    ・ロ型の間取りモデル

ここからは、4つのモデルについて間取り別に特徴をご紹介します。家族構成やライフスタイルに合わせて最適な間取りを見つけましょう。

I型の間取りモデル

I型の間取りモデルの最大の特徴は、日光が入りやすく明るい部屋にできることです。東西に長いI型にすることで、南向きに大きな窓を設置できます。壁一面窓にするなど、最大限日光を室内に取り込める作りにできるのも魅力的です。

1LDKは、18畳ほどの広々としたLDK(リビング・ダイニング・キッチン)に、10畳ほどのゆったりとスペースをもった寝室の間取りがおすすめです。リビングには南向きの大きな窓を設置し、日光を部屋中に取り込めます。また、トイレや浴室、洗面所などは入口から一列に配置することで、家事や生活の動線も確保できるでしょう。

さらに部屋数が増えた2LDK・3LDKでは、和室を追加するのもおすすめです。リビングと和室を南の窓側に配置し、ウッドデッキを取り付けることで部屋と庭の出入りがしやすくなります。和室から日向ぼっこをしてくつろげる空間作りもできるでしょう。

L型の間取りモデル

L型の間取りモデルは、東南方面に庭を設置した作りになっています。東南は日当たりがよく、夕方も西日で暑くなりすぎることがないため窓を設置するのにおすすめです。そのため、庭方面の部屋には日光が入りやすく、風通しがいい点も魅力的です。

1LDKなら南側の一角を玄関にし、玄関を入るとリビング、東の部屋に寝室を設ける間取りがいいでしょう。とくにリビングをL字の角から広く設けることで庭から近く、自然を楽しめる住宅にできます。また、玄関周りにトイレや浴室などを集めることで、外から覗かれたくない場所を守る間取りにもなります。

部屋数を2LDKや3LDKに増やした場合は、和室や洋室を好みに合わせて追加するケースが多いでしょう。寝室以外の部屋が庭とつながる間取りにすれば、それぞれの部屋に日光が入りやすくなります。L型の間取りの特徴でもある、全体的に明るい住宅にできるためおすすめです。

コ型の間取りモデル

コ型の間取りモデルは、風通しがよく日光を採り込みやすいのが魅力的です。また、庭のスペースを家で囲っているためプライバシーを守る間取りになっており、都心部に平屋を建てる際におすすめでしょう。

1LDKは両サイドをリビングや寝室にする間取りがおすすめです。リビングや寝室にも庭からの光を採り込みつつ、正面から部屋の中は見えないためプライバシーを守る間取りになっています。また、コの字の両サイドの長さを左右非対称にするのもポイントです。

片方は長く、片方は短くすることで、短くした方の部屋は外から見える角度を最小限に減らせます。寝室や子ども部屋におすすめでしょう。長い方にはリビングなど広々と使いたい部屋を設けることで、より日光も入りやすく明るい部屋を演出できます。

また、2LDK・3LDKでは和室や洋室などを長くした方の一角に設けるのもおすすめです。日光を多く採り入れやすく明るい部屋になるため、客室を設けてもいいでしょう。

ロ型の間取りモデル

ロ型の間取りモデルは、中庭を挟まずコンパクトにまとまっているのが特徴です。全ての部屋への動線が短くなるため、家族とのコミュニケーションや生活するうえでの効率を重視したい人におすすめです。

1LDKでは、大きな窓にLDKが面するように設けることで、部屋全体を明るくできます。リビングが広い分、リビングから寝室への動線を2つ設けて効率よく生活できるようにするのもいいでしょう。また、浴室やトイレなどの水回りを1箇所にまとめ、水周りから寝室への動線を作るのもおすすめです。お風呂から上がってすぐに寝たいときや、夜中に起きてトイレに行くときもリビングを介さずスムーズに移動できます。

また、2LDKや3LDKに部屋数を増やすと、物理的に家族間で距離が生まれやすくなります。そのため中央に広くLDKを設け、周りに部屋を配置すれば移動する際は必ずLDKを通ることになります。自然に家族間でのコミュニケーションを増やせるため、ファミリー層におすすめな間取りです。

平屋の価格相場

平屋の価格相場は、坪数によって異なりますが、25~30坪で1,500~2,000万円といわれています。オプションや設備など、追加料金がかかる場合はさらに価格が上がりますが、だいたい2,000万円ほどを目安に考えておくといいでしょう。

また、1,500~2,000万円は建物代です。住宅本体の価格のため、土地代や庭を設置する場合は外構費などもさらにかかることを認識しておきましょう。

ロゴスホームの平屋の施工事例

ロゴスホームでは、お客様のライフプランや生活リズム、希望の部屋数に合わせて最適な平屋の間取りをご提案しています。こちらは実際に提案させていただいた平屋の施工事例です。

まとめ

今回は平屋について、おすすめな間取りのモデルや施工事例、メリットをご紹介してきました。間取りを普段の生活に合わせやすく、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる点が平屋の最大のメリットです。

ロゴスホームでは、平屋でしかできない個性的な間取りをお客様の家族構成やライフスタイルをも考慮しながら提案いたします。平屋での家作りを考えているなら、一度ロゴスホームまでご相談ください。

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この記事を書いた人

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ロゴスホームのスタッフです

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