2023.05.02

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注文住宅の価格・費用相場はいくら?予算別の事例も一挙紹介!

家の広さや間取り、デザインや設備など、予算に合わせて一からプランニングしていく注文住宅はその自由度の高さが大きな魅力です。

しかし、自由だからこそ一般的な広さや相場が分かりづらい面もあります。

今回の記事では、注文住宅の価格帯によってどんなハウスメーカーでどのような家が建てられるのかをご紹介。
また、家づくりをスタートさせるときのポイントについても解説します。

注文住宅でかかる費用相場と内訳

注文住宅を建てる際にかかる費用は、大きく分けて次の4つが挙げられます。

①本体工事費・・・建物本体を建てるための費用(「建築坪単価」はこれに該当する)
②付帯工事費・・・地盤調査や給排水工事、ガス工事、外構工事など、建物以外にかかる費用
③諸費用・・・各種税金や住宅ローン手数料、火災保険料など、住宅購入の際に発生する事務的な費用
④土地代・・・すでに土地がある場合は不要

※その他、場合によっては別途工事費が必要となることもあります。

総費用に対し、建築工事費が6~7割、土地購入費が3~4割のバランスが理想的とされています。

注文住宅の購入にあたり「土地なし」と「土地あり」それぞれのケースでの費用相場とその内訳について、全国平均額を基に算出しました。

土地なしの場合
住宅の建築にあたって、土地の購入が必要な「土地なし」のケースです。

【土地購入を含む注文住宅の建築費用の内訳】

土地の購入資金+住宅の建築資金 (全国平均)5,112万円
土地購入費 (全国平均)1,769万円
住宅の建築工事費(上記全国平均額より算出) 3,343万円
建築工事費の
内訳
本体工事(建築工事費の7割) 2,340万円
付帯工事(建築工事費の2割) 669万円
諸経費(建築工事費の1割) 334万円

注:国土交通省 住宅局|令和3年度住宅市場動向調査報告書 (P96~98)より、令和3年度の全国平均額を参考に算出しています。

土地ありの場合
住宅の購入にあたって、土地の購入が必要ない「土地あり」のケースです。

【土地購入を含まない注文住宅の建築費用の内訳】

住宅の建築工事費(土地購入資金を除く) (全国平均)3,459万円
建築工事費の
内訳
本体工事(建築工事費の7割) 2,421万円
付帯工事(建築工事費の2割) 692万円
諸経費(建築工事費の1割) 346万円

注:国土交通省 住宅局|令和3年度住宅市場動向調査報告書 (P93)より、令和3年度の全国平均額を参考に算出しています。
関連リンク:注文住宅の平均価格・費用、予算ごとの特徴・選ぶポイントなどを解説|
関連リンク:”マイホームの総予算の決め方”結局お家を建てるのっていくらかかるの?

【坪数別】注文住宅の費用相場
「自分たちの家族構成だと、どれくらいの広さの家が良いのだろうか?」
「注文住宅にかかる相場はどれくらいだろうか?」

そんな疑問にお応えすべく、坪数ごとに「ローコストハウス」「中堅ハウスメーカー」「大手ハウスメーカー」それぞれで注文住宅を建てた場合の費用相場についてまとめました。

1:30坪・35坪

延べ床面積が30~35坪だと約99㎡~116㎡ほどになり、国が定めた水準によると大人3~4人の家族構成に適した広さです。

出典:厚生労働省 住生活基本計画における居住面積水準

それぞれの費用は、下記の条件を基に算出しています。
・本体工事
ローコストハウス:坪単価35万円
中堅ハウスメーカー:坪単価60万円
大手ハウスメーカー:坪単価80万円
・付帯工事は総工費の2割
・諸経費は総工費の1割

※坪単価はあくまで目安です。

30坪の場合の費用相場

項目ローコストハウス
(35万円~/坪)
中堅ハウスメーカー
(60万円~/坪)
大手ハウスメーカー
(80万円~/坪)
本体工事費1,050万円~1,800万円~2,400万円~
付帯工事費300万円~514万円~686万円~
諸経費150万円~257万円~343万円~
合計1,500万円~2,571万円~3,429万円~

35坪の場合の費用相場

項目ローコストハウス
(35万円~/坪)
中堅ハウスメーカー
(60万円~/坪)
大手ハウスメーカー
(80万円~/坪)
本体工事費1,225万円~2,100万円~2,800万円~
付帯工事費350万円~600万円~800万円~
諸経費175万円~300万円~400万円~
合計1,750万円~3,000万円~4,000万円~

2:40坪

延べ床面積が40坪だと約132㎡となり、4人家族でも余裕をもって快適に暮らせる広さです。
完全分離型の二世帯住宅としてプランすることも可能です。

出典:厚生労働省 住生活基本計画における居住面積水準

それぞれの費用は、下記の条件を基に算出しています。
・本体工事
ローコストハウス:坪単価35万円
中堅ハウスメーカー:坪単価60万円
大手ハウスメーカー:坪単価80万円
・付帯工事は総工費の2割
・諸経費は総工費の1割

※坪単価はあくまで目安です。

40坪の場合の費用相場

項目ローコストハウス
(35万円~/坪)
中堅ハウスメーカー
(60万円~/坪)
大手ハウスメーカー
(80万円~/坪)
本体工事費1,400万円~2,400万円~3,200万円~
付帯工事費400万円~686万円~914万円~
諸経費200万円~343万円~457万円~
合計2,000万円~3,429万円~4,571万円~

3:20坪台

延べ床面積が20坪だと約66㎡ほどになり、単身世帯や大人2人程度が快適に過ごせる広さです。
大人2人、子ども1人の3人家族であれば、27坪以上あることが望ましいでしょう。

出典:厚生労働省 住生活基本計画における居住面積水準

それぞれの費用は、下記の条件を基に算出しています。
・本体工事
ローコストハウス:坪単価35万円
中堅ハウスメーカー:坪単価60万円
大手ハウスメーカー:坪単価80万円
・付帯工事は総工費の2割
・諸経費は総工費の1割

※坪単価はあくまで目安です。

20坪の場合の費用相場

項目ローコストハウス
(35万円~/坪)
中堅ハウスメーカー
(60万円~/坪)
大手ハウスメーカー
(80万円~/坪)
本体工事費700万円~1,200万円~1,600万円~
付帯工事費200万円~343万円~457万円~
諸経費100万円~171万円~229万円~
合計1,000万円~1,714万円~2,286万円~

家づくりをスタートするときのポイント

家づくりをスムーズに進めていくために、次の4つのポイントについて押さえておきましょう。

家のイメージづくり

まず初めに、家づくりを計画する前に大切なのが「どんな家で、どんな暮らし方をしていきたいのか」を明確にすることです。

このイメージづくりは、今後プランニングしていく上での「家づくりの軸」となってきます。

家のイメージづくりのヒント
①家の中でこだわりたい場所(リビングを広くしたい、趣味部屋をつくりたい、など)
②住環境での優先順位(自然豊かな場所、交通の利便性が高い場所など)
③間取りや設備(子供部屋の数、書斎の有無、ZEH住宅、オール電化など)
④将来のライフスタイルの変化(リフォームや住み替え、建て替えの可能性など)

資金計画

家を建てる際に、お金の問題は避けて通れません。
しっかりした資金計画を立てて「自分たちの経済力でどの程度の家づくりが実現可能なのか」を確認しましょう。

資金計画を立てるためのステップ
①住宅ローンの借入可能金額を確認する(自己資金、月々の返済額などから算出)
②親族からの資金援助が受けられるかどうか、その金額はどの程度なのかを確認する
③住宅以外にかかる費用(教育費、老後の生活資金)などを考慮して、無理のない返済計画を立てる

土地探し

土地探しにおいては「理想が100%叶う土地は存在しない」ということを理解した上で探すことが重要です。

条件にこだわりすぎるあまり、よい土地が見つからずになかなか家を建てられず時間ばかりがすぎていく・・・という事態にもなりかねません。

土地探しのポイント
①住みたい場所の条件の優先順位を決める
②建築会社選びと同時進行で探す
③条件を絞り込みすぎない(希望にこだわりすぎない)

家を建てるハウスメーカーや工務店探しを同時に進めることで、予算の調整がしやすくなることや、ハウスメーカーや工務店でしかない土地情報を得られるなどのメリットがあります。

ハウスメーカー・工務店選び

注文住宅の建築の依頼先を選ぶ際には、価格やデザイン性などはもちろん、引き渡し後のアフターフォローの体制が整っているかなどもチェックしましょう。

また、営業担当者との相性も大事な要素です。
こちらの要望をしっかりくみ取ってもらえるか、真摯に向き合ってくれるかどうかも見極めたいところです。

ハウスメーカー・工務店選びのポイント
①予算にあった価格かどうか
②住宅性能やデザインの傾向が、自分たちの理想と合致しているか
③引き渡し後のメンテナンスや点検、保証などのアフターフォロー体制が整っているか
④営業担当者と相性が合うかどうか

注文住宅を建てるなら”ロゴスホーム”へ

注文住宅をご検討中の方は、ぜひロゴスホームにご相談ください。

こだわり1:高品質であること
寒暖差が激しく地震も多い、日本で一番自然環境の厳しい地域といわれている十勝において「快適に過ごせる家」をつくることは特別な意味を持ちます。

● 高耐震で丈夫な2×6工法
● 高気密、高断熱
● 地震に強いベタ基礎工法
● 長期優良住宅に対応可能
● 下請け工務店を介さない直接施工

ロゴスホームの高品質な住宅性能は、これらのこだわりから成り立っています。

こだわり2:適正価格であること
ロゴスホームでは、値引きは一切いたしません。

適正価格でご提供しているからこそ、あえて大きめの金額を提示して後から「値引き」をするような不誠実なご提案の仕方はしていません。

すべてのお客様に、できるだけ価格を抑えて良いものをご提供できるよう、透明性の高い料金システムでの家づくりに取り組んでいます。

こだわり3:パートナーであること
専門性の高い部門別のスタッフによる「チーム制」を導入し、各分野の専属スタッフが高いプロ意識をもって、より良いご提案にベストを尽くしています。

また、定期的なアフターメンテナンスをはじめ、お引き渡し後もお客様とのつながりを大切に「幸せな暮らし」を一緒につくるパートナーを目指しています。

お問い合わせはこちらからどうぞ▶ロゴスホーム

ロゴスホームの注文住宅事例をご紹介

ここからは、ロゴスホームで実際に建てられた注文住宅の家を見てみましょう。
価格帯や広さ、間取りなどぜひ参考にしてみてください。

注文住宅事例1

● 費用総額:2,740万円
● 構造:木造2階建て
● 延べ床面積:38.8坪(128.34㎡)
● 家族構成:4人家族(30代ご夫婦と娘様お二人)
※建築後に3人目の娘様をご出産されました。

外観

1階平面図

2階平面図

ご夫婦ともにお好きな木目柄を家の内装や外装に取り入れられ、特に外観では黒と木目の組み合わせでシンプルモダンな雰囲気を演出しています。

大きな吹き抜けが特徴のリビングは、ダイニング・キッチンと合わせて23.5帖の広々とした設計。
主寝室を1階に配置したいという希望とともに理想を叶えた間取りです。

2階はお子様3人の子供部屋になっており、将来ご夫婦2人になった後も生活動線が1階のみで完結し、平屋のように暮らすことができます。

お子様が女の子ということもあり、洗面化粧台は大きめのものを採用しました。
2人並んで使用できる広さで、朝の混雑緩和につながります。

ダイニングスペースには、ワークカウンターも設置。
キッチンで作業をしながら、お子様が勉強する様子を見守ることができるレイアウトです。

注文住宅事例2

● 費用総額:3,200万円
● 構造:木造2階建て
● 延べ床面積:36.7坪(121.34㎡)
● 家族構成:2人家族(30歳ご夫婦)

外観

1階平面図

2階平面図

立体感がありスタイリッシュな外観が特徴のこのお宅は、友人、知人を招くことが多く「誰に見せても自慢できるこだわりの内外装」というご要望で建てられました。

リビングには大きな吹き抜けをつくり、窓辺にリビング階段を設けて開放的な間取りを実現。

いつでも家族の気配が感じられる生活動線になっています。

水回りはキッチンと隣接させ、回遊動線によって家事効率もアップ。

脱衣室を兼ねたランドリルームでは、洗濯物の室内干しができ、乾いた洋服は洗面所横のファミリークローゼットにすぐにしまえます。

主寝室や洋室にもそれぞれクローゼットを設けているので、家全体の収納力も抜群です。

あえてベランダやバルコニーをつくらず、洗濯動線が室内で完結する間取りは、共働き世帯に人気のレイアウトです。

玄関のすぐ横にセカンド洗面台を設けることで、訪問されたお客様を洗面所まで通すことなく、お互い気を遣わずに手洗いしていただけます。

注文住宅事例3

● 費用総額:3,000万円
● 家族構成:3人家族

外観

1階平面図

2階平面図

「プライベートな庭が欲しい」とのご要望で建てられたこのお宅。

煙突にレンガの壁面という、まるで絵本から飛び出してきたかのような洋風な外観に、浴室などの水回りスペースが突出した個性的な間取りが印象的です。

この個性的な間取りによってできた庭スペースは、外壁に囲まれることで外からの視線をシャットアウト。
プライベートな庭を実現させました。

23.5帖ある広々としたリビング・ダイニング・キッチンには、トリプルサッシを2箇所設け断熱性能を高めています。

快適で居心地の良いお部屋から、大きな窓越しに自慢のお庭の様子を眺めることができます。

お問い合わせはこちらからどうぞ▶ロゴスホーム

まとめ

注文住宅の家づくりでは、坪数やハウスメーカーのランクによって建てられる家の価格が大きく変わってきます。

土地を購入するか、しないかという点も大きなポイントです。

注文住宅は自由度が高く、理想の住まいを叶えられる分、予算オーバーしやすい側面もあります。

無理のない資金計画を立て、家族にとって暮らしやすい家づくりを実現させましょう。

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この記事を書いた人

LOGOS HOME

ロゴスホームのスタッフです

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